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食卓にご飯を並べる
私が作ったご飯
料理は私の趣味
店に出せるようなたいそうなものは作れないけど
食べた人がほっとするような料理
料理を作ります

柄でもないといわれます
信じていない ....
すがたがすがたを
かたちがかたちを追いかける
線だけがゆうるりと
異なる時間に重なってゆく



光と無音がつくるまなざし
視線の端で 笑みの隅で
あなたはあなたを ....
兄は云う

この井戸を掘り返してなるものか、

と。





野井戸はけして深くなく、

雨水が満ちているのだが。




野井戸はすでに開かれて、
 ....
なにも悪いことしてないのに

確定しない
後ろめたさなのか

ただ
弱いのか

何か言おうとすると
言葉が出ない

この世界では
もう誰ともしゃべれなくなってしまった

た ....
夕方
車を走らせていると

ちくちく
胸が痛む


アスファルトと白線が
すべるのを見ていると

ちくちく
胸が痛む


熱にほだされた太陽を
見てしまったから

ち ....
しゃららん
きみのあしくびについた
すずが 鳴るよ


うさぎの
耳とコンタクトレンズ

きみに似合うのはかろやかなプリエ


チュチュの波が
ひるがえれば
はるのうまれる
 ....
使いにくそうなきつねが
やいやい話しかけてくる
どうやら自分の使い勝手の良さを
アピールしてるようだ

あんまりうるさいので
試しに使おうとしたら
「使うな!」と怒り出した

仕方が ....
私は 休みだけれど、

会社では 仲間が今日も働いてる。

毎日 毎日 休みなし。

毎日 人は

お腹を空かす。

もっと いいもの作らなきゃ。

もっと さっさと仕事しなく ....
ときどき、
来てくださって

ありがとう。

 
あの日記を書き終えてすぐに
来てくださったんですね?

なんだか、
少し期待してしまったんです。

そんなこと
直接言えない ....
僕は、いつものように、
かのん、と救急車に乗っていた。
かのん、は三つで
救急車はキライで
でも、救急車のおじさんはヤサシイ、
って言う。
透明な酸素吸入マスクのゴムがきつくて
イヤイヤ ....
気付いているのだ 彼女の存在に
気付いているのだ その立ち位置の示すところに

自分でも分かっている 迷っていることに
自分でも分かっている 答えが出ていることに

友としか見てはおらず  ....
買って来るのを忘れてしまった
どうしよう
どうしよう
今晩どうしよう
焦ってももう0時前
ああどうしよう
怖くて出れない
悪くて言えない
未練で眠れない
どうしよう
どうしよう
 ....
なぁ、注さん。ちょっと、話をしようか。
高木と志村は、浮世のしがらみというか・・・仕事で、ちょっと来れないんだよな。
加藤は、あいつ、渋滞に巻き込まれているんだ。
(中略)
注 ....
夜中に枕元で谷川俊太郎が詩を朗読している
確かな滑舌で(谷川さん)
完璧な技術で(谷川さん)
「ここは台所ではありません(谷川さん)」
谷川さんは「定義」を読み終えると
次に「ことば ....
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