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周りが綺麗に見える日がある
みんなが綺麗に見えてくる日がある

そんな時
自分がとても醜い生き物のように見える
自分がとても汚れた生き物のようにも見える

どす黒く
心の奥底まで侵され ....
   
    ちらつきながら水平に下り
    疲労の渦を抱いて
    硝子瓶の粒輪が昇る 
    ミネラルの刺激
    風鈴でうすまる
    ソーダ水



    ....
僕は1人で飲んでた

酔ったのか

風に当たりたくて

塀にもたれてた

僕の髪が中途半端に

自分に絡みつく


風に聞いても

夜の空に聞いても

答えなんて無い ....
ありふれた光景も
言葉にすると
ムズカシイ
大好きな気持ちも
言葉にすると
ハズカシイ

上手になんて
言えないけれど
心はいつでも
ここにある
果てしない虚しさを抱え
今、ここに生きている
悲しみは何物にも宿るが
虚しさは人の心にしか宿らない

どこまでもまとわり続ける
過去という名の悲しい亡霊
今にも千切れそうな胸を軋ませ
 ....
僕は君となら

地の果てまで行ってもいいよ

海の彼方まで行ってもいいよ

だけど

君と僕だけでは生きてはいけない

砂漠で骨になるか

海に浮かぶかもしれない



 ....
僕の部屋の窓ガラスが

強い風で音を立てる

今にも割れそうだよ

嗚咽か慟哭のようだ

僕の心の傷跡にしみる

僕も君も

そんなふうに泣いたね

君が僕を好きだと言って ....
真夏のビル内は 冷蔵庫に似て・・・

都内デパートの屋上で 気持ちよく吹くビル風で
コロコロ動き回る子供達を 優しく冷やそう
野菜室の ように・・・

数階に分かれた屋内で 酷使された熱い ....
けっして 関わってはいけない
猫の葉で覆われた扉は
口が半開き

あの扉の向こうには
きっと ばけもの が
うじゃうじゃ いて
ひどい言葉をあびせたり
かなしいことや 暴力にも 
う ....
ゆらゆら陽炎
ゆらゆら風鈴
遠くに見える あなた
だあれ?

ゆらゆら潮騒
ゆらゆら風音
もう見えない あなた
もぉ いいかい?
6月の快晴に出会って
やあ久しぶり なんて手を挙げたりして
からからに乾こうとしてる街を
隙間を見つけながら走り抜けたりする

名前も知らない鳥が
真似できないような声を出してる
それに ....
人目から逃れるように入り込む
部屋のキーを受け取り番号の部屋
何かに吸い込まれるようにベッド イン

1枚ずつ脱がされる{ルビ衣服=ふく}
露になる白い肌
見えない透明の傷 隠してた

 ....
夕焼けが燃える中で

俺はお前の幻を見た

お前が手を振って帰って来る

そんな幻だった

お前は

ふらふら放浪するのが好きだから

わずらわしい関係は
自分で断ってしまう ....
[水道管は、壊れています。前の駅を発車しました。]
 

水圧で 蛇口が外れそうになってるじゃないか!
こりゃいかん、いかんぞっ


「垂直に、屋上より、103号室まで
特急 ミズカモ ....
お前はなぜそちらにいってしまう
なぜ嬉しそうにそちらにいってしまう
私の手をなんて簡単に離してしまったんだ
あとではぐれたてもお前なぞ知らないぞ

お前はなぜそちらにいってしまう
なぜ嬉し ....
おネギは好きじゃありません
口に広がる芳醇な リカちゃん人形思い出すから
子供の頃にかじったのかな?
美味しそうな 太股んとこ
そんな訳で味覚障害 おネギの美味さが分かりません
リカちゃんハ ....
僕と君が出会って付き合いだしてから

僕は楽しかった

公園のベンチでも

絶叫マシーンの順番待ちでも

なにか僕たちは話していた

君の笑顔はこぼれるようで

僕も心から笑っ ....
僕がもうすこし大人になるまで

待ってくれるかい

僕の心がもう少し穏やかになるまで

待ってくれるかい

君が言いといってくれるなら

僕はずっと君といたい

すっと君のそば ....
今日はもう疲れただろう
それなら今夜はゆっくりと
何も考えずに眠ればいいさ
二人だけのこの世界で

君のそんな顔を見ていると
私まで悲しくなるよ
私は君にはなれないけれど
君が望むこと ....
喉が痛いという妻に何気なくあげた
薄荷キャンディー
たった一粒でこの効き目
泣いて生きるよりは

笑って生きた方がいいさ

でも

俺にはどうしても笑えない時がある

振りほどこうとしても

俺を締め付ける

過去と不安な未来

忘れようとしても
 ....
ぞうきんは古いのを
うんと搾れば
ぽろりとイヤリングがこぼれ

枯草の下で温泉につかっている土を
にぎりしめれば
ゆでたまごが硫黄の赤ん坊を抱えてでてきた

しとしと溢れる露を
石に ....
稲妻が 夜の闇を切り裂くように見えるのは
上空に溜まった 汚染物質を
宇宙の穴に 吐き出しているからなのだ
と 夢の中で創造主らしき者の声が
頭の中を 低く駆け巡った

それから私は 雷の ....
ワタシは
ワタシを必要としてくれる誰かを
ワタシを必要としてくれるどこかを
いつも探していた

ネエ、ダレカ、ワタシノコエ、キコエル?





なんだ
もう
ここにワタシの ....
あなたは何度 {ルビ精液=しろいもの}吐き出した?
何度も何度もあたしの体に槍を突き刺して吐き出した
その度にあたしは声を上げた振りをする
あなたとのそれは気持ちよくないけれど
この虚ろになれ ....
お気に入りの本を
また読み終えた頃

窓の外が明るかったので
誘われて出掛けた


見慣れた景色の中で
繰り返している僕は
深く染まった緑の道に
違う景色を探している

繰り返 ....
俺の

たわいもない夢

あの人と暮らして

一緒に食事をしたり

ドライブをしたり

コーヒーを飲んだり

2人しかでてこない

素敵な夢

その夢は

「現実」 ....
生きているのか
わからなくなる 今

死んでいるのか
わからなくなった 過去

止まっているのか
わからなくなりそうな 未来

今はもう戻らない
過ぎ去っていく過去
嘲笑うような ....
早朝の慌ただしい駅のホームで
よれたスーツに身を包んだ
アンドロイド達に紛れ込む
ウィダーインゼリーを注入し
素早くエネルギー補給する私

死体を乗せた霊柩車のように
ひたすら突き進む急 ....
おいかけてゆきたいのです。

包丁でざくりと切ると、すぐ後ろでネギがぱらぱらと広がるように
ざくりの跡をぱらぱらと追いかけてゆきたいのです。



続けたいのです。

にんじんをする ....
もこもこわたあめさんの自由詩おすすめリスト(781)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
I_see...- Lily of the ...自由詩6*04-7-10
清涼- 湾鶴自由詩10*04-7-7
★93_ソレダケ…- 貴水 水 ...自由詩6*04-6-25
心はいつでも- 春日野佐 ...自由詩404-6-23
瞼の向こう側- 快晴自由詩5*04-6-22
★92_カタスミデ…- 貴水 水 ...自由詩9*04-6-21
★91_ボクトキミノキズ- 貴水 水 ...自由詩7*04-6-21
人口ルビー- 千月 話 ...自由詩1*04-6-20
決断- 湾鶴自由詩604-6-20
ゆらゆら- 春日野佐 ...自由詩204-6-19
6月の快晴- 霜天自由詩704-6-17
Love_Hotel- 海美自由詩104-6-17
☆144_ユウヤケガモエルトキ- 貴水 水 ...自由詩104-6-16
水道環- 湾鶴自由詩8*04-6-16
ある幼き子に- かえで自由詩4*04-6-15
味覚障害- 千月 話 ...自由詩4*04-6-14
★90_カナシイケレド…- 貴水 水 ...自由詩5*04-6-14
★89_ハードル- 貴水 水 ...自由詩304-6-14
おやすみ- 快晴自由詩5*04-6-12
笑顔クスリ- 暗闇れも ...自由詩1*04-6-12
☆142_ホホエミノテンシ- 貴水 水 ...自由詩7*04-6-11
抽出- 湾鶴自由詩1104-6-10
潔癖症と雨夜の光り- 千月 話 ...自由詩5*04-6-8
Somebody...Somewhere...- Lily of the ...自由詩5*04-6-8
EMPTY_TIME- 海美自由詩104-6-7
散歩している- 霜天自由詩504-6-6
☆137_ジュウダン- 貴水 水 ...自由詩304-6-5
You_are_another_me...- Lily of the ...自由詩6*04-6-4
アンドロイドの背中- 快晴自由詩10*04-6-4
願望- 湾鶴自由詩1004-6-4

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