すべてのおすすめ
とかげがにげる
おっぽを切って

かわいそうに、と思って見てる

切られたおっぽの代わりは生えて
切られたおっぽの場所はない

かわいそうに、と思って見てる
深い底に揺れる魚
泡に守られ音も遮り
悲しい夢は見ないのと
とっぷり沈んで眠りについて

真珠に珊瑚にキラキラと
底に輝く宝石の中
涙だけが浮き上がり
日の光を反射する

全て忘れ ....
首がまわる
扇風機とあっちむいてホイ

首がまわる
そのひとは着物姿で丁寧にお辞儀する
まるで扇風機の様だった

首がまわる
あっちこっちてんてこまい
忙しくて扇風機に
アッーアー ....
全てを投げ出したくなるときがある
何もかもを捨てたくなるときがある

そんなとき
ふっと考えてしまうことがある



死にたい



いつかは死ねる



それが希望
 ....
{引用=「序」


万華鏡に
甘い想い出だけを そっと詰めて

くるくるまわして のぞきこむ

金平糖のじゃれあうような
さらさらした音がはじけて

あまりの甘さに 歯を痛めて  ....
テレビもついにカラーバーが流れ始めた頃
やはりぽつりぽつりとコンビニにも人がいなくなり
普段は聞こえないBGMがふと耳に入ったりする。

誰もが寝静まった中で道路沿いに街灯も無ければ
 ....
“ねえお父さん
どうして空は青いの”

駆け寄ってきて
尋ねてくる君は
とても綺麗だ
だから僕は答えたくない
太陽光が大気にね … 、なんて
答えたくないんだ
だから
“どうして ....
灯りをともすように 生まれ
それぞれに 与えられた

喜びと 悲しみを
走るように歩くように縫うように

僕らは 生きてゆく それ

だった
お風呂の中で
ばぶばぶ、言ってた頃
永遠の意味は
到底理解出来ず
ただただ
(ばぶぅ)

初めて見た景色は
何だったかな
思い出すことは出来ないけれど
きっとそれは
(my mo ....
眠れない夜には手を繋いで
目覚めない朝には肩を揺すって
やさしく やさしく

エッタ カーテンの向こうをのぞいてごらん
お月さまが金色でまぶしいだろう
たくさんの星が光っているね
あした ....
終わりは始まりの合図

始まりは終わりの出現点

全ての物事が

ループ∞ループ∞ループ

だから

今のアタシは真っ白だけれど

無機質だけど

きっといつかは色づくはず ....
あなたに貰ったぬいぐるみを
  胸に抱き寄せ 瞳を閉じると

 あの日 あの時の あなたの笑顔
            よみがえってくる

 {ルビ幸福=しあわせ}だと感じた あの頃
  ....
記憶喪失の猫は
空を飛ぶ
夜の空をふわり
軽やかに

恋をした私は
空も飛ぶ
七色の心にふわり
軽やかに

思い出の無い猫は
涙を流す
過去を求め
さまよう

思い出が無 ....
空を向き歩けば
雨が降る
地を向き歩けば
涙滴る
どちらを取っても

手を取り聞けば
温もりと鼓動
背を見て聞けば
悲しみと散ろう

空の音に涙を流す
地の音にも涙を流す
温 ....
こんなに好きで、

こんなに好きで、

こんなに好きで・・・



あんなに愛し合ったのに

あんな事くらいで今までの信頼が崩れるわけないよ。


そんな軽い気持ちで好きだっ ....
気持ちに余裕
自分に好意
相手に許し
心に素直に
怒りにも優しく
自分は完璧ではない
相手も完璧ではない
打つかるのは自然なこと
怖れはいらない
打つかりあり
慰めあい
いつもの ....
はじまりはとても静かであたたかで目を開けた赤子は咲く花花を見ゆ
るるるると蛙の鳴き声が聴こえてきた青い田園を目を細め眺めるそふ

なんども口づけを交わす祭りの夜の恋人達蛍や花火の真上で黙るつき
 ....
子供達は
頭の大きさほどのばくだんを抱え
海辺にたどりつくと
次々とそれを投げ込んだ

ことごとく不発のそれは
波に飲まれ
海はあざ笑った

次はよく破裂するものを持っておいで

 ....
一昔前
瞳に光を宿す僕
ドーナツの穴に飛び込む
そこで見たものは

それから
カレンダーを2回変えた頃
君に逢う
全てが君のために流れているのかと
そう思った

ドーナツの穴は
 ....
幼い頃からいつも一緒でした

わたしとあなたは

いつしか

あなたの右の指に花が咲くようになり
わたしの左の頬に花が咲くようになり

わたしたちは
その花を愛でたり食べたりするよ ....
少し遠くに執着が見える
何もないアスファルトへの
紐を引っ張られ、首輪で引き戻す
あの好奇心 あの自己主張

かつて共に過ごした老犬の気配に
身をゆだねてみる
成し遂げた人たちの無関心に ....
無数に転がる背中のひとつ覗きこんだ
浮き出る黒いあしがた
誰かが一度
踏み潰したのだろうね
いや
踏み越えていったのかな
ああ
そうだったらいいな

「制止も聞かず走っていった」
 ....
ありがとう
誰かに向かって呟いた
空に向かって呟いた
夜の空は全て飲み込んだ

ごめんね
もう一度呟いた
違う言葉を呟いた
だけど今度は吐き出した

全てを許す気はない
冷たいの ....
カラスが
砕けていく

お金を払っていた右手が
砕けていく

赤ん坊の泣き声が
砕けていく

夕日に照らされたビルが
砕けていく

コーヒーカップが
砕けていく

さっぱ ....
干乾びた小動物の
骨を拾って土に埋めた
湿った赤土の上を
ゴム製の靴底で踏みしめたから
今度生まれてくる時は
強い動物になるのだと思い込んで
きつく きつく 手を合わす
仕来たりなど ....
ねぇ
キミは今更
なんて言葉を吐いているんだろう
キミを傷つけるくらいならなんて
そんな段階はとうに通過してるじゃない

ねぇ
アタシたちはすでに
十分傷ついているじゃない
満身創痍 ....
ああ、窓を開けてしまったじゃない
開けちゃいけないなんて
分かりきっていたのに

目の前には白い山
涙眼で鼻の頭を赤くして
不細工なあたし

むずがゆいわ

もっと差し込んで欲 ....
それはまるで
幼さの残る少女の媚びた笑みようで
みずみずしい色気が匂い立つ

薄いピンクの蕾がほころび
少しグリーンがかった白い花は
もう満開


春はなんだかエロティックだ
そこ ....
実感
いつまで経ってもこの指には絡まない
終わる素振りを見せない工事現場が
点滅する、光を放って街の一部になる
もう、戻れないところまで来ているらしい
この指には何も、絡まないけれど

 ....
笑え

 私に涙は似合わない


   だけど時々なら 泣いても良いよね

泣いても何も変わらないって言うけど
  変わるんだよ

 気持ちがすっきりしてね
    また 自然に ....
もこもこわたあめさんの自由詩おすすめリスト(781)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とかげ- 亜樹自由詩2*07-8-26
お休みのとき- 茉莉香自由詩407-8-22
せんぷうき- ひとみん自由詩207-8-12
I_want_to_die,_but_want_to_ali ...- Lily of the ...自由詩6*07-7-28
ある雨の日より- もも う ...自由詩48*07-6-17
深夜のコンビニは誘蛾灯のように。- yuma自由詩2*07-6-9
空が青い理由を- 日和自由詩11*07-5-30
いのちは- ひより自由詩5*07-5-26
baby_baby- 美月朱恋自由詩207-5-20
エッタ- 日和自由詩6*07-5-12
The_story_is_ending...- 三架月 ...自由詩7*07-5-10
果てない想い- 明香璃自由詩207-5-10
猫と私- 美月朱恋自由詩307-5-7
天地涙々- 美月朱恋自由詩407-4-28
誤解- shion自由詩3*07-4-19
循環- 美琴自由詩107-4-16
春夏秋冬- ふるる自由詩19*07-4-12
ばくだん- ふるる自由詩20*07-4-8
夢と僕、時と君- 美月朱恋自由詩207-4-5
- ふるる自由詩20*07-4-3
まなざし- 木葉 揺自由詩10*07-4-1
私の屍を越えていけ- 野火 後 ...自由詩507-3-30
cold_guy- 美月朱恋自由詩5*07-3-30
砕けていく- ふるる自由詩6*07-3-30
ひと夏- 千月 話 ...自由詩20*07-3-28
傷つく覚悟はできている。- 三架月 ...自由詩11*07-3-28
- ひめと自由詩607-3-26
誘う春- 海月まり ...自由詩607-3-26
郷愁- 霜天自由詩707-3-25
笑え- 明香璃自由詩707-3-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26