恋はゲームではない
真剣だ
のるかそるか
早い者勝ち。
負けた者には、
遊んでいる時間はない

慌てないでじっくり攻めて
愛は育むもの
時間をかけないと
成立しない

共に知っ ....
いつからかその身体は凍えてしまっていて
今まで僕が得意としてきたやり方ではどうにもならなくなっていたんだ
時間が奪った熱量が圧倒的だったってこと
それを思い知らされて途方に暮れていた
 ....
かたく凍った夢を砕いて
画用紙に宇宙を描いて暴れだす
果てのない星々の海は瞬き、
チビけた鉛筆が一本
煌く銀河を縦横無断に奔る


つめたく凍った言葉を融かして
原稿用紙に文字を紡いで ....
6月25日 0:17am

パパとママが罵りあう声が床を転がってる。


なんで朝まで帰ってこないの、からはじまって
どんどん醜くなる言葉たち。やがて高周波に達する。

悲鳴は床にたた ....
透けたそこから見える
青い光が好きだ

くじ引きみたいな駆け引きよりも
青い光が好きだ

夕暮れとカレーのにおいよりも
青い光のが好きだ

キミはいつも青く光っている
だからボ ....
The lie of 100 defended me.

The world of the truth cruelly hardened by the lie at time is warm.  ....
改札口をでると広場は薄暮で
ほの暗い木々のなかに雀たちが鳴き渡っていた

こんな時間帯に、風にあたっているなんて、いつぶりだろう、

ベンチでたばこを一本燃やす
決然とベンチから立ち上がる ....
わたしは

     待っているのです

   朝がたに
     たんぽぽが咲いているでしょう

わたしは

     聞いていたいのです

   橋の向こうから
    ....
壮麗な楽の音と雑踏の期待
たった一つがために交差する
潮風のとりつく喧騒に
独立記念日の夜を迎える

高らかに、いわえ
いわえ、高らかに

確かめ数を増してきた歴史の顛末をあかし
 ....
なぁ、オカア

子どもの頃から口癖みたいに
女の子はこれくらいできなあかん言うて
台所に立たせてたやろ
うちはあれがすごい嫌いで
何だかんだと理由をつけては逃げ出して
そういえばお弁当一 ....
古き良き時代
いじめのない
僕は平気
モンブランのように甘い

ミナシゴハッチ
お兄ちゃんは
証券マン
妻子持ち

愛に餓えている
人に好かれる
人と話すのは疲れる
気を使っ ....
こころ変わりするの


たぶん夜ね


雨の記憶を
すみずみまで
湛えて


夜毎
こころ変わりする


そらのいろに
染まってゆく
 *
昼に停まった季節の便りは
いつぞやの名残を含んだセピア色の背景に、日向に生まれ落ちたパステルの淡い配色と、幼子の視線のラフなスケッチとなって
単色に描かれていた風景画を小さな額縁の中から取 ....
 *
抽象をなぞる指先が、無色透明な肌に存在だけを記して
昨日の空に溶けて行く、輪廻を正しく辿って行けば
全ての人の記憶は一つになると
ついさっき、知りました。
だから、君の香りはどこか懐かしいのだ ....
それぞれの速さで歩む人の群れ

その何割が自分の速さでであるいていて

その何割が他人の速さに合わせているのだろうか

僕が生きている内にすれちがった人は

世界のの人口の大体何%かな ....
前髪を切った
雨上がり

庭先でミツバチと出会う
胡瓜の黄色い花にモンシロチョウが舞う
土の匂いが肺の奥まで届くようだった
見上げれば空が雲と調和して
すべてを見わたしていた ....
きっと

この世のすべては

過程なのよ

肩の力も必要さ


誤解は和解のために

平衡は無限遠点で交わる

ユークリッドなんて大嫌い


幾何学に愛を

未 ....
月に酔う

目眩く色彩など

有るはずも無く

耀く孤高は闇に聳える


見えるものは虚飾しかなく

光の実存その存在を知らず

色彩のみが色なのか

概念を破壊せよ ....
最も欲しいもの

最もいらないもの


毎日へとへとに
疲れて
寝る
苦しい

腰をやられ
膝をやられ
心を痛め
多くの人の愛を感じる。
朝、晴れた日に空き缶を洗っていると
庭に群生する雑草の命の横溢に圧倒され
水遊びをしながら裸で駆け巡る稚児たちの嬌声に
私の心も浮き立ち
自らの空白を忘れてしまう

先程まで生きていた彼ら ....
久しぶりの天気に気がいってて

あたし首筋に塗るのを忘れた

プラタナスの木陰をえらんで歩いた

もうあきらめながら一日を過ごした

一日にできることなんか知れている

十年かけて ....
オレの胸の奥底に深海魚が眠っている
時折目を覚まし尾ひれを影のように揺らす
鬼灯を口に含んだように頬をふくらませて

きゅっきゅっ 
と小さく鳴く

月を見る猫の目のような
 ....
傘はどうしたの?
由紀さんに言われはじめて気づいた

昨日買ったばかりの雨傘
ガーリーとは思いつつも華やかなレースに一目惚れしたんだよね

教室に置き忘れたのじゃ無いだけは確かなんだけど
 ....
のぼるくんはある時ふと思いました。

知りたいと思ったことを知りたいと思ったときに調べられる環境と時間があることは本当は幸せなことなんだ。

当たり前過ぎで気づかなかった。


そう思っ ....
この胸で休みなさい
疲れた体を横たえ
毛づくろいをして
次の旅に出よう

泣いて笑って
怒って悲しんで
皆必死に
生きている

すべては正しい
良心からしているから
心配はいら ....
たなごころに
すとんと収まるその笛は
尊い土の重さと
ほのかな内空の軽さを
同時に伝える

私は
澄んだ森の気配に
肺胞を湿らせ
惹きつけられるように
ほっこりとしたぬくもりに
 ....
賢い鷹は爪を隠すけど

賢くない鷹は常に爪を立て

気高く泣き叫ぶ

月に吸収去れるまで

僕はいつも前を向き歩き続ける

近所の犬に最近雑音が煩く

眠れやしないと吠えられた ....
曇り空のしたを歩いている

電車に乗っている

お客様に挨拶している

仲間にメールしている

六月の闇は深くなる

雨に濡れた髪はひじきになる

宇宙のからくりをふたつ考える ....
その可愛い顔を
曇らせないで
その奇麗な心を
輝かせて

辛い時は
いつでも一緒
悲しい時は
いつでも一緒

分らない事があったら
私に聞いて
泣いてもいいから、
そしてゆっ ....
ニニロッソは
笑っている
やわらかい
トランペットの音

気持ちのいい時間
空間、関係、会話
なつかしい感触
フワフワのタオル

楽しい思い出
楽しい毎日
メトロノームが動いて ....
オリーヴさんのおすすめリスト(607)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恋は遊びじゃないんだ!- ペポパン ...自由詩5*09-6-27
「季節と背中」- 菊尾自由詩209-6-27
チビけた鉛筆の唄_★- atsuchan69自由詩29*09-6-27
雨中の虹- 夏嶋 真 ...自由詩20+*09-6-27
だ。- BOOKEND自由詩8*09-6-27
100の嘘- 三奈自由詩6+09-6-27
薄暮のなかで- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...209-6-26
- 乱太郎自由詩9*09-6-26
独立記念日- 月乃助自由詩3*09-6-26
なぁ、オカア- あ。自由詩14*09-6-25
私を見て- ペポパン ...自由詩8*09-6-25
紫陽花- 風音携帯写真+ ...409-6-25
迷宮組曲/第2楽章/昼下がり- 遊佐自由詩10*09-6-25
迷宮組曲/第1楽章/夜明け- 遊佐自由詩11*09-6-25
人類は繁殖し続ける- こめ自由詩1009-6-25
「前髪を切った雨上がり小さな世界を見つけた」- ベンジャ ...自由詩5*09-6-25
非ユークリッド- 柊 恵自由詩9*09-6-24
- 柊 恵自由詩4*09-6-24
欲しいもの、愛- ペポパン ...自由詩7*09-6-24
夏の陰- within自由詩7*09-6-24
プラタナスの木陰- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-24
深海魚- shu自由詩509-6-24
はねるひと- 恋月 ぴ ...自由詩15+*09-6-23
のぼるくん- つゆ自由詩4*09-6-23
Open_your_heart- ペポパン ...自由詩6*09-6-23
土笛の記憶- 佐野権太自由詩15*09-6-23
この世界には僕がいるから- こめ自由詩409-6-23
曇り空が好きな心- 吉岡ペペ ...自由詩1009-6-22
悲しみの歌- ペポパン ...自由詩6*09-6-22
ブドウ- ペポパン ...自由詩6*09-6-21

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