こんにちは
空が
ゆれている
奇跡だったのだ
さよならを言おうと思った
空が
ゆれている
ドカーン
でっかい扉が
とじる音
ズシーン
あれもこれも
すごい音だ
ノ ....
駅まで送ってくれないか
何処へ行くの
いつ帰ってくるの
もう帰ってこないんじゃないの
そんなことないよって言えなかった
八月の明るさがやけに眩しくて
私は瞼をしばたいた
....
心音をメトロノームに
できるなら埋もれていたい
いつか来る安寧のなかに
風船を手放すように
詩は一人旅を始めます
心を込めて
願いを込めて
形を成した丸いかたまりは
風に揺れながら
雨に濡れながら
貴方の元へ泳いでいきます
昨日は赤い風船を飛ば ....
イヤホンから流れる唄も、口ずさむ僕の声も。
三号線の騒音に掻き消されて。
どこかに消えていく。
だから、って訳じゃないけど。
もう少し唄ってしまおう。
大丈夫。バレないか ....
埃に塗れたガラスに映る
くたびれ果てた繕い笑顔
二日酔いで始まる月曜日
やるべき事が頭を巡る
子供の声とエンジン音とが
交互に僕を追い越していく
皆一様に行くべき場所へ
望む望まぬの ....
「あなたにしかできないことがあるので
どうかいっしょにきてください」と
いきなり見知らぬ紳士に呼び止められた
物騒な犯罪やらも頭をかすめたけれど
「ほら あそこです いそいでください ....
いま からっぽのこの体 なにから詰め込んでいこうか
いま からっぽのこの体 目に映るはモノクロの世界
いま からっぽのこの体 なにから入れたらいいのでしょうか
いま からっぽのこの体 なにを愛せ ....
電車の好きな少年だった
窓のそとを
いつも景色を走らせていた
乗客はいなかった
やがて彼は
景色のなかを走った
走りつづけた
いくつかの景色をつなぐと
電車にな ....
何を考えているのか
さっぱりわからなかったので
別れたはずなのに
なぜか毎年
年賀状だけが
律儀にやってきた
母は
それを見るたびに
面白がって笑い
わたしは
ちょっと渋い ....
のみすぎて
だきあって
六時に目覚めて歩いた舗道
あの時ふたり通った場所
いまは独りたどっている
ほんとうはあなたにみてほしかった
いくつもの顔
あのひとにさらけだしているの
....
言わないで
言わないで
「またね」の「さよなら」
僕が欲しいのは
ソレ じゃない
その人の
麦藁帽子の影落とし
額の重さが
夏になった
前のテストが四十点で
今日のテストは六十点だった
けれども先生は
満点を取った子を褒めていた
体育のサッカーで
きちんとドリブルとパスをした
けれどもみんなは
シュートした子に憧れた ....
たらいまわしにされているたらいが
私の家に届いた
底のひび割れから水漏れするので
仕事にありつけないのだと言う
私は気の毒に思いひび割れを修理してやった
翌日たらいの奥さんと息子も届いた ....
眠らない夜の
ざわめく都会の駅に
ひとり立ちつくし
冷蔵庫の音しかしない
居間で酒を飲む
冷蔵庫から
食べ残しのつまみを出し
ホテル街へ歩いてゆく
賞味期限切れのつまみは
結 ....
上司に誘われて
いじめを食べに行った
やっぱりいじめはうまいな
と言う上司に
ただそうですねと頷いた
これだからいじめはやめられない
とも言った
しばらくして店が潰れ
それ以来上司 ....
「観月橋」
せせらぎの音は
いつのまにか、ざあざあと鳴り
錆び付いた欄干が
しとどに濡れる紫陽花の、夜
ここには愛づる月もなく
ただ名ばかりの橋が
通わぬこころの代わりに、と ....
日本国民のみんな!
いやここはでっかく世界中のみんな!
俺のブログを読んでくれ!
そして現代詩フォーラムの俺のページも見てくれ!
俺が何故このインターネットに詩を載っけてるかわかるか?
俺は ....
おそらく男の多くが女の下着姿には興味がある。それが行きすぎて犯罪に手を染める人もいるほど。盗撮、下着泥棒などなど。罪を犯す人は典型的だけれど、男の多くが相手の女の事情をあまり知らない。私も含めて。
....
プロポーズの日
私たちは海老フライバーガーを注文した
三分ほどお時間がかかりますが
そうお店の人が言って
後ろの方では段ボールの中から
冷凍の海老フライパティが取り出されていた
トレイの上 ....
かなしいくらいに
空は青かった
夜は、
かなしいくらいに
星は綺麗だった
あぁ、 あぁ、
この一歩先へ
この一歩先へ
ゆけたなら
....
さようなら 風
ごきげんよう いのち
あなたのすきとおったあつみ
やぶれるようにさきなさい
仕事でヘマをして
渋い顔で始末書を書き
残業の書類の山に囲まれ
気がついたら午前0時
職場のソファーで
目が覚めた日曜日
さえない朝帰りの道
降り出した雨に
傘も ....
消えないで
呼吸
消えないで
心音
消えないで
温度
消えないで
質量
消えないで
消えないで
コットンのオーバーオール
黙って一人で着ていた
もう着なくなった
ブカブカのあなたのもの
大好きなバンドの真似して
よく口ずさんでたっけな
その歌詞の意味
わからなかったけれど
繰 ....
人は幸せだと詩を書かなくなるのかしら
あんなに後から後から溢れていたのに
最近はすっかり枯れてしまった。
枯れ木に花が咲くものか
咲かぬなら咲くまで待とう詩(うた)の花
絶 ....
聴き慣れない
ラジオの
音楽に
飛び降りた
車道の
風に
吐き捨てられた
剥き出しの
台詞に
グラス越しの
炭酸水の
泡に
無表情な
電話口の
沈黙に
....
夜のジャスミンは
嘘のように もったり 香る
群生の競い 咲き
可憐に淡く 仄かのピンク
あまい 夢の光景
女の花
じょうきする 深い谷
茂り 巻きつく つるのしな
初 ....
母親が
名前をよぶ
大きな声で
どこからそんな必死な声がでるのか
あなたの姿がみえないからだ
名前は名前
どれほど
かわいくても
どれほど
しゃれていても
どれほど
字画 ....
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