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今日の空は
雲ひとつない晴天
なのに
世界の人の中には
暗い影を心に持つ人がいて
せっかくの
満開に咲いた桜の木にも
吹きつける春のそよ風にも
目をくれずに佇んでいる
もったいないよ ....
空の向こう
星が瞬いている

星が輝く
夜空の向こうには
何があるのだろう

『愛してる』
なんて言葉は
陳腐すぎて笑えてくるけど
なんだかとっても安心する

眠れない夜に
 ....
うち寄せる 悲しみは
涙となりて
泡となりて
海へ返ってゆくだろう

舞い上がる喜びは
微笑となりて
白雲となりて
空へ返ってゆくだろう
気がついて ふり返れば
桜はもうなく
最後の花びら {ルビ一枚=ひとひら}
ひらり ひらり
風に流れてく

春がいってしまう
つかまえようとした
この手をすり抜けて
春はいってしまう
君の瞳に映る僕が
鏡に映った僕と
同じではないことに
最近気付いた
何気なく

ぶらぶらしていたら

花びらが飛んできた

俺の気に入っている

縦縞のシャツの肩越しに

やっとの思いで

止まっている

薄紅いろの花びら

俺はそっと ....
あなたにとって
私はいい女かなあ

君にとって
私はいい母親かなあ

彼らにとって
私はいい娘かなあ

どこをとっても
ポンコツな気がする

いつか
最後の日に
つくづくポ ....
何もない手に
白が降りて
名前を呼んだ
もくれんよ
もくれんよ


微笑む間もなく
雨は来て
空を伝い
午後を撒いた


灰の鱗
一人歩きの傘
午後の陽の行 ....
気が遠くなるほど
恋をしてしまったとき
いや
言い換えよう
特定の
誰かに
欲情してしまったとき

わざと
自分を
隠す
何処にも
いないかのように

いないところから
 ....
くちづけするよ
あなたの足に
あなたの指に
淡すぎる紅の花弁に
月の灯りが怪しげに反射して

あの瞬間(とき)の
上気した肌の色にも似た
薄紅色の
はなびらが
はなびらが
舞い落 ....
使っていない電話器が時々鳴る
コードは何処にも差してない
その受話器が持っていた番号は
もう何処にもないんだよ
遠い昔つながっていた
あなたの電話番号も
もう何処にもないんだよ

あな ....
死んだ。


言葉は死んだ。


今、私が射精した言葉は死んだ。
これは言葉の死骸の羅列である。

作家は言語 ....
夢中になりすぎると
お互い可哀相になる
あまりにも余裕がなくて
何かを恐れあせっている
たとえそれが
たった一夜逢えないかもしれないという
ただそれだけのことだとしても

手が震え仕事 ....
限りある人生だからいとおしい
限りある命だからいとおしい
ひらひらと舞い落ちる桜に
くちづけして
我が人生を祝ってあげよう

精一杯生きたと
褒めてあげよう

桜の季節に生まれたから ....
ばかばかばかばか、ばかばかば。
みんなでばかになりましょう。

君は一階の住人で、
僕は一介の住人だ。

ばかばかばかばか、ばかばかば。
みんなでばかになりましょう。

君は ....
わたしの
みじかい
じだいのなかに
その
じだい、じだいの
なかまがいたよ

わたしが
えらんで
すすんで
きたみちに
あなたも
ちがうみちから
ここへ
きたんだね
 ....
カリカリカリと書きまして、
カチャカチャカチャと打ちました。

スイスイスイと推敲後。
やっぱり駄目ねと書き直し。

リライト、リライト、リリライト。
リライト、リライト、リリライト。
 ....
コンクリートに
さりげなく咲く
たんぽぽ

それを見ると
不思議と
幸せな気分になる

土のない
コンクリートに落ちた種が
一生懸命に咲いている

それが
なんだか私に
お ....
手を差し出せずに 僕たちは
手を繋げずに 僕たちは
それでも互いの温もりを
感じたくって
確かめたくって

他に知らなかったから

蹴ってみた
ぶってみた
突き飛ばしてみた
踏み ....
    ひとさらい
    なら
    まだいいのだ
    身体ごと
    根こそぎ
    さらってくれたら
    よかったのだ
    安心して
    甘えられる
   ....
突然の雨に
掌で傘を作ってみたけれど
隙間が多くて
無抵抗に濡れていく私です

傾きかけた夕暮れに
落ちてくる雨は暖かい


いつのまにか
大切なことを忘れてしまったようで
メモ ....
錆びた鉄柱が立っている
裂けめは花に覆われている
雲ひとつない空
掴むところのない空


川沿いの砂利道は
小刻みな縦揺れ
見向きもしない水鳥


呼ぶ声に顔を上げ ....
笑う
笑わなきゃ
にっこりと
それが
楽しいことでもなく
面白いことでなくても

だってほら
みんなが見てる
笑わなきゃ
にっこりと
みんなが
不愉快な気持ちに
ならないよう ....
届かなくなったんじゃなく 
手を伸ばさなかったんだろう

今じゃスーツにネクタイ
ボヤくことが癖になっても

振り返れば置き去りの夢が
今でも僕に笑いかけている


 ....
ふと

出かけたくなったので

読みかけの本

膝に置きました

しおり代わりに

嘘を挟んで

軽やかに

ドア開け放ちます

鍵はかけなくて

良いでしょう
 ....
僕がやっと言えた一言

君が好きだよ

ぼそぼそ

やっと言えたんだ

はにかんだ君が

私もと言ってくれた時

僕たちの時間は一瞬止まった

君のためなら何でもするなんて ....
Boy
話のわかる先輩とグラスを重ね 
生意気を言い放っては 
頭を撫でられている

Boy
姉さん達より自分の肌を瑞々しいと言った後
懸命にフォローの言葉で繕って
やっぱり頭を撫 ....
空はだいぶ春色ですが
この足元は冬色です
がりがりと音を立てる
そんな冬色です

前も後ろもまっしろです
雪とは少し違います
地面にしがみついている
構成成分は一緒ですが

前も後 ....
あら、困ったわ
が口癖の君が困った様子なんて
今まで見たことがない
あら、困ったわ
なんて言いながらも
トントントンッとまな板の上で大根を切ったり
ザッピングをし続けた挙句の果ては ....
好き?
と彼女に聞かれたので

好き
と彼女に言う代わりに
100行の詩を書きました
それはそれは思いを込めて書きました

100行じっくり読んだ彼女が言いました




で ....
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