すべてのおすすめ
ナイフがそこにあるならば

行き先を切り開いて行きたい

高い場所があるならば

空を見上げて手をのばしたい

死ぬ勇気があるならば

過去を振りかえらず歩くための

ちからに ....
言葉にならない思いを
言葉にできない思いを
必死になって綴ろうとする
必死になって伝えようとする
言葉を選びながら
一つ一つを
どう伝えるか
どう語るかを
必死に考えて
それでもきっ ....
彼女と喧嘩して
いい加減にしろ
と怒鳴るつもりが

いい加減にすれ
と言ってしまった

こらえたがやっぱだめで
吹き出してしまった僕の
少し後に吹き出した君

ふたりで涙を流して ....
いじめっ子と
いじめられっ子のあいだに入り
次の日結局かれらは生涯のともだちになって
幼稚園のころ
オレは磁石であそぶのにあきてはじっこで、
下敷きに光を反射させ、

なるほどずっとわか ....
遠くで呼ぶ声がする
ボクを呼ぶ
微かな声がする
高校の
クラブハウスの二階から
身を乗り出して手を伸ばす
何度も落ちそうになったけど
声のする方へ届かせたくて
この手で掴み取りたくて
 ....
鋭角の午後をよびとめて
僕らは街をあるきまわる
一杯のコーヒーをもとめた店で
冷えすぎた空気にふるえて笑う
すきだとおもうんだ。

土曜日から月曜日までの数直線上に
いくつ君が立ってるか ....
守られる約束なんて
この世にはないから

約束なんて
しないほうがいい

どうしても
約束したくなったら

はんぶん冗談で
すればいい

歯医者の予約程度の
約束を
すれば ....
夢に出てきたあなたは
見たこともない笑顔で
私の前に佇んでいた
そんな笑顔
もう見せてくれないのに
夢の中のあなたは
とても眩しくて
目を開けていられなくなる
目が眩んでしまいそう
 ....
二ヶ月ぶりに会って
しばらく動けなくなるくらいのセックスをしたあと
夕方にゆっくりと起きだして
二人でシャワーをあびた


あなたのマンションのユニットバスは
浴槽がとても小さくて
ど ....
目が覚めると
右手がチョキになっていた
いったい僕は何と戦ったというのだろう
夜中、こんなものを振り回して
援軍の来ない小さいベッドの上で
騒々しいはずの時間が
雨の中に吸い込まれ
人の声も
車の音も
今はただサイレント

季節が変わり
華やいだこころも
灰色の雲のした
昨日のほてりを内に秘めて
今はそっとサイレント
 ....
堕ちることの不安

昇ることの不安

どちらも抱えて 

心の内にしまいこむ

目に映るものだけに感じよう

消えそうな

茜の世界

今は

褪せそうで

まばた ....
かちかちと
音を投げる時計に
埋め込まれた私達
いつもためらいがちになってしまうから
いつまでも流れに乗れなくなってしまうね


間違ってないなんて
そんな言葉は難しくて
傾いて見え ....
説明が出来ない
キッチンの片隅
気付かれないように
涙が流れた

想いは
こぼさないように
シンクの横に
そっと置いたまま
君の夕飯を作った

テレビに目をやりながら
明るい声 ....
生きているのがつらい

お前はそう言って

涙を一粒流した

俺だって

生きているのはつらいぜ

だけど

花をみて綺麗だと思う

月をみて心安らぐ

星をみて願いを ....
知らなかったよ
空がこんなに青かったなんて
知らなかったよ
風がこんなに甘い香りだなんて

新緑のみどりがまぶしいね
アスファルトには陽炎さえ踊っている
隣に君がいるだけで
ただそれだ ....
きっと
気付いているのに
気付かない振りでいたんだろう
そこにあるのに
そこにはないと

雨上がりの夕暮れに
乱反射する光と
湿気を含んだ風が
張り付いて
剥がれない

雨に濡 ....
週末の淀んだ駅の構内で
すれ違う人々の心の{ルビ懐=ふところ}に
「ある独りの人」がおり

優しくうつむいていたり
寂しくほほえんでいたりする

「ある独りの人」は

(声をか ....
あちこちに光を反射する海と
緩やかに登っていく山の斜面とに
張り付くような町を
通り過ぎる

ざあざあと
長い波間を
滑り込むようにして
通り過ぎる

穏やかと
それ以外に言いよ ....
殺風景なこの部屋で
今日も娘が泣いています
しくしくしく じれったい

この土地に春などくるものか
私に春などくるものか
気付けは年だけ過ぎていく


さびれた夕暮れ この地にひとり
ちんけな音楽 耳 ....
種のようなものを拾った
地面に埋めて水をやった
芽のようなものが出て
葉のようなものになって
つぼみのようなものがついて
花のようなものが咲いた
僕のような人がそれを見ている
何か言 ....
 夏の気配をちらつかせては
 まだ肌寒くなる朝には
 寒がりな君のことを想うよ
 
 咲いてしまった躑躅の並木や
 同じくらい鮮やかになってしまった街の色が
 こんな日は胸に痛くて
 ....
頭に小さな針で穴をあけると
容易くゼリー状の意識が入りこむ
意味を下さいって
当たり前の様に垂れ流される
ネオンサインの空



夜をごまかすのは
眠りたくないからじゃなく
オルゴ ....
いつか いつか
笑えたらね
そんな頃に会いましょう

穏やかに 穏やかに
春は何度でも巡ってくるから
いつかゆっくり背伸びができたら


乗り越えるものが大きいので 今は
続いてる ....
色んな事が沢山あるけど
大事なモンは
胸の中 零れる程に溜まってる

沢山の喜びと哀しみが
蔓延る世の中
でも 歩いて走って進んでる

今までの途で出会った
心有る人達に僕は何ができ ....
悩ましげな風が吹くから
北へ歩いて行こう
暖かい空気は居心地が悪すぎる
一人じゃ何をやってもつまらない

まぶしい笑顔が街に溢れているから
地下に潜ろう
眩しくて目が開けられない
目が ....
(1)

僕は眩暈をおこし倒れゆく途中、眩暈の原因はこの部屋の絨毯の模様がどうにも見慣れない形に変わってしまったからだということに気づき、しばらく斜めになったまま考察を続けた。



(2 ....
目的地を探して
彷徨う心の軌跡は
直進し
蛇行し
迂回する

高い山の頂上を
目指すルートを探しているなら
地図を調べればいい
かつて登った者に尋ねてもいい
頂上の
その一点が
 ....
桜前線 が来て
花見客

そして
砂漠

ぎっしり 携帯した
迷彩服

の 中に 人

ほおばる 春
つづく 虐殺

信じてなんか いられない
みじめな 幸福 ....
花が散り
まぶしいほどの若葉
風にゆられ
さわさわと

通り過ぎてしまった春に
夏の到来を思わせるような
強い日差し

ここにきて何度目の春だろう
通り過ぎていった思い出と
かな ....
快晴さんの自由詩おすすめリスト(650)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あるならば- anne自由詩3*04-5-19
You_helped_me...- Lily of the ...自由詩3*04-5-18
すれ- ミサイル ...自由詩61+04-5-18
5月18日(火)_「下敷きで光を」- 馬野ミキ自由詩14*04-5-18
Who_is_calling_me...?- Lily of the ...自由詩8*04-5-16
21時- 船田 仰自由詩904-5-15
歯医者の予約程度- チアーヌ自由詩1004-5-14
You_smiled_in_my_dream...- Lily of the ...自由詩5*04-5-12
- 石畑由紀 ...自由詩2304-5-12
戦っている- たもつ自由詩4504-5-11
「_サイレントハート_」- 椎名自由詩204-5-10
未知へ- 蒼木りん自由詩6*04-5-9
バランス世界- 霜天自由詩404-5-7
一人物語る悲しみを- さち自由詩10*04-5-7
☆121_ヨゾラニネガイヲ- 貴水 水 ...自由詩6*04-5-6
「_隣に君がいるだけで_」- 椎名自由詩304-5-5
乱反射するあの頃の- 霜天自由詩304-5-4
漏声_ー夜の車窓ー- 服部 剛自由詩604-5-2
やまない音- 霜天自由詩504-5-2
部屋_夕暮れ- かえで自由詩2*04-4-30
返事- たもつ自由詩1104-4-27
キャラメルマン- マッドビ ...自由詩304-4-26
歓楽街- からふ自由詩1604-4-24
春永に- 霜天自由詩404-4-23
JUNCTION- HEDWIG自由詩4*04-4-23
「_人生不信の春_」- 椎名自由詩504-4-22
おはなし_1〜50- Monk自由詩53*04-4-20
彷徨う- さち自由詩604-4-19
前線- 砂木自由詩9*04-4-15
「_初夏によせて_」- 椎名自由詩204-4-14

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