すべてのおすすめ
18歳未満のヨクはどこで満たせばよいですかな?
変わらないと誓ったはずの想いは
どんどん変わっていき
ずっとずっと愛しているよ
そう誓ったはずなのに
今聞けば忘れた、と
そしらぬ顔で。
嘘つきは泥棒のはじまりと
よ ....
{引用=
黒が似合うようになりました
白はちょっと 気恥ずかしくなりました
女になったのはいつ頃でしょうか
どんなふうにしてでしょうか
化粧が上手くなった頃でしょうか
愛するからで ....
恋人でもなく
知り合いでも
なくて
ただ
偶然に見かけた
あなたは
なぜか美しく見える
まぶしく感じる
そんな
あなたに
なんとなく
起きた
恋の予感
恋の芽生え
....
詩なんて書けないよ
ただ呟いて
出来損ないの気持ちを活字にするだけ
みんなは上手に出来るけど
私は上手く出来ないから
下手なりに表すんだ
時間が過ぎれば年齢だけは大 ....
多摩丘陵に仁王立ち
学生ズボンを脱ぎ捨てる
ついでに
パンツを膝まで下ろしゃ
風に吹かれて
プーラ、プーラ揺れる
あぁたまプラ
東たまプラーザ高校
久かたぶりに訪れた渋谷センター街
取り壊し中の建物とかあったりして何となく余所よそしさを覚える
平日の昼間ってこともあるのだろうけど
チーマー、ガングロな人びと
そして神話の国の神話な ....
何故かと問われれば、具体的な根拠がないので答えられないのだけれど、今日は雨が降る予定。
だから僕は、お気に入りの傘を持って意気揚々と出掛けていった。
しかし、どのくらい歩いても歩いても ....
雨の日に
傘を差して
公園まで行った
ブランコも
滑り台も
みんな
みんな
雨に濡れてた
誰もいない
公園は
とても
静かです
雨の音だけは
聞こえます
僕には
何もない
僕には
出来ない
手足だけ
埋められた気分
目の前で
黒円が
ツイストを踊る
どうしたんだろ
何も出来ない
何にもない僕
車椅子になった息子の為に
車椅子ごと 乗り降りできる
車を買った
ほとんど 即決でマツダのデミオに
なった
それまでは ずっと中古の
普通車だった
その車は まるで
あたし ....
休日の午後
自転車を走らせたら
荷台に乗せた息子が
妹って何、と
わたしに問うのだった
わたしは答えた
おかあさんが
まゆみちゃんの妹で
おとうさんの妹が
かおりちゃ ....
受けた悪意を憎しみで返してはフモウだ、と
そう言われても、この手は随分前から汚れていたんだよ。
笑われたら怒って
陰湿なことにはそれを返すし、
周りのみんなと
同じように汚れていたんだよ ....
仮眠していた
動物のように
本能だけで動けばいいのに
優しさの言葉
身に纏って
だれにもすかれようと
愛想笑いする
本音を言うのがこわいだけじゃなくて
憎むことがこわいから
....
むかし
落ちていた石ころが
月になりたい
と泣いていたので
僕は
星にならなれるよ
と笑った
石ころをつかみあげて
力いっぱい遠くへほおる
すると
涙が尾を引いて
石ころは帚 ....
青いベッドに横たわる
素敵な君へ
静かに水中に手を入れ
僕は君に触れる
許可無く触れる事に
怒っているのかもしれないけど
悪戯とちょっかいを出すのは
僕の性格をよく理解してくれて ....
満ち足りているのだと
わかり易い言葉に暗号をたくさん隠して
心の内を告げるその奥で
もう 今すぐに!
わたしのいない未来を
突きつけてあげたいと
恭しくその頬に指を添える
とろけそう ....
ある朝
キリンが
烏に言った
カラス君 カラス君
申し訳ないが
どこかに広い草原がないか
探してくれないか
空を高く飛べるカラス君
君になら見つけられるかもしれない
僕の故郷を
....
ちょっとだけ
似てると言われるから
なれそうな気がして
試験受けてみようかな
(募集要項をペラペラめくる)
やっぱり無理か
みどりじゃないもん
ばいばーい
ばいばーい
ばいばーい
ばいばーい
重なり続ける子供たちの声
君たち
ほんとにばいばいする気があるのか
ものすごく元気いっぱいで
まだまだ元気いっぱいで
そんなに元気 ....
さみしい人は敏感だ
さみしい人は
さみしいということに一生懸命
あまりに一生懸命にさみしがるから
周りにいる人は触れられなくなってしまう
さみしがる人が
さみしいということにひたむ ....
今こうやって、言いたいこと伝えたいことを
言葉として端的に述べることができないのも小人のおかげです。
何でも簡単に言葉で片付くのであれば
世の中はとても寒いでしょう。
言葉にならないから相 ....
地球儀の回転が速すぎて
僕の目が裏返る
なんてこった
地球儀で遊びすぎて
僕の体が透明になってしまった
透明な体を元に戻したい
(材料)
宝くじ ....
何でもない、俺は、
思いを出るだろう。世界に、
青い、川を見つめ、
自分自身として、見つめている。
プールの、中で、
昔は、追いかけっこをしていたこと。
小さかった私は、ラムネを開けた ....
足手まといなら、そう言ってくれてかまわない
貴方の自虐的なジョークを
笑ってもいいのか分からない
社会勉強を鋭角から睨み付けた1ヶ月前から
次から気をつけます、を連呼している
泥濘を ....
ちいちゃくなる
ちいちゃくなる
ああ今小人になれたらいいのに
誰にも見付からない小人になれたら
臓器を守るようにしてしゃがむのです
普段臓器のことなんか気にしたことないけど気になる
今日
....
それはネオン街の影
砂に犯された風が吹きつく夜だった
あたしはナイフを握っている
突き立てることも
振りかざすことも出来ず
光る先は柔らかい皮肉
自転車のサドルに砂が積もる
星の粒子がこ ....
おまえがメシを作る前に
言っておきたいことがある
非常に厳しい
俺にとって
ひじょーに厳しい話ではあるが
俺の決断はゆるぎないものだ(と思う)
俺の好物の揚げ物をつくるな
旬の魚の刺 ....
硝子造りの七色都市構造が、瞬間的大瓦解を経験した夜明け
かつてない沈黙と瓦礫の地に、透明な砂がきらめき流れてゆく
ひときわ目立つ明星の下、
青く波立つ薄い硝子板に挟まれて
銀の髪もつ鉄製の ....
鼓動がいつもより早くて
いきぐるしいので
ねむれない、わたしは
なんども寝返りを打って
いちばんましなポーズで
妥協しようとする
あなたはベッドの一番とおいところに ....
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