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さびしいのに

さびしいふりすんな

さびしいのに

さびしいとか言うな


思い出

メルヘン

傷つき

通りすぎ


さびしいのに

さびしいふりすんな
 ....
川で河童と出会った
溺れているところを助けてやると
河童は猛烈に怒りだした
どうやら河童はクロールの練習をしていたらしい
河童のくせに生意気だ
そらを見ている
木曜日
ふとんにすわって
見ている

窓枠のほこりが
すこしひかって
あちら側では
木曜日が
ちゃくちゃくとすすんでゆく
               見守るときに風なびき
               見つめられたら月満ちる
               手を重ねては夜を抱く
             ....
宇宙に音は無いという
完全な円は無いという
止まない雨は無いという
晴れない闇は無いという

今まで聞いてきた薀蓄や格言を
暇に任せて思い返していたら
不意に、頭が緑の劇物になり
猛烈 ....
何故なんだ、と詰った僕を
何故でしょう、と担ぐ君
当然僕は逆上し
そんな僕の態度に当然君は困惑し
それが益々不愉快で僕は怒り
それが益々不可解で君もまた


押し合い圧し合い水掛け合い ....
朝早く

透明な夜

眠りからさめたひと

青暗い街道

まだ誰のものでもない空気

でもたしかに

誰かと繋がっているテレパシィ


旅の朝のようだ

ひとも木々も ....
           朝のニュースより


             今朝方未明、すずめの涙に溺れたとみられる
             中年の女性が遺体で発見されました。
       ....
 

           静まり返った昼下がり
           猫は店先の陽だまりで
           金魚は薄くらがりの水槽で
           うたた寝をする

   ....
             雨が降ったので
             濡れながら歩いた
             無口になりたかったから

             雨が降ったので
  ....
雨合羽の表面 も
それ以外 も
冷たくてふわりとした雪が
覆い隠してしまう中で
ぼくは道路に立ってる

歌を歌いたくて
部屋を出てしまった
誰ともつながってない時間は
少しづつ長 ....
        

        暖房のきいた薄闇のなかで
        ことさら物憂げにゆっくりと
        衣服を脱いでゆく

        (ここはそういう部屋だから)
 ....
       花咲くその日待ちのぞみ
       色づくつぼみふっくらと
       ゆるり花びらほどきます
       寝息きこえる夜明けまえ
       白きひかりにつゆた ....
しんどくてしんどくて

もう一歩先が真っ暗で

私の人生もう駄目だってさえ思えた



ずっとずっと病院で

夜になると涙が出てきて溢れて止まらなくて

でも隣りに誰もいなくて ....
                小鳥が啼いて朝を告げた
                巣からとびだしたのは6羽だ
                あのちいさな翼で大空を飛び
      ....
              
              目玉焼きには
              塩と胡椒をかけるべきとか
              ぜったいに
              ....
              もがいてもがいて
              ひたすらに生きようとする
              死にたいと言い続けながら
              ほん ....
今日はなんか駄目になってしまいそう。

そう言って抱きしめた貴方の肌は冷たかった。



私はそのなんかを受け止めようと思った。



焦った子供みたいな今日のあなたは

いつ ....


幼い頃、「またあおうね」の挨拶は会うでも遭うでも逢うでもなく
すべての可能性を包括していた

loveにもlikeにも捕われず
すきだとささやきたい

漢字とカタカナとアルファベ ....
           


           らくだ色の毛布のなかで            
           ひだまりに
           あたまを撫でられた
        ....
まつげの先にくっついているのは
きっと、全てからこぼれたひとかけら


布団からはみ出た指先の冷たさに驚く
そういえば昨夜見ていたニュース番組で
朝夕の冷え込みに注意しましょう
とか何と ....
今日は多分泣いている

私にはそれが聞こえていた


大人だって傷がつくねんて。

十年前の言葉を飲み込んで

今も悲しんだりするねんて。


二十九のおとこのひとが

 ....
俺の言うとおりに言うんやで

お墓参りに行ってたんやって

雪が降って電車乗り遅れたんやって

そいつのご先祖さんとおまえのご先祖さん

大親友やったかも知れへんやろ

世の中見え ....
 
朝起きたら、外に出よう

白い息を吐きながら

此畜生と吐きながら



 
年始の客に酒蒸しか
エスカルゴバターにしようと
前夜スーパーで買ったはまぐりを塩水に浸けた
途端に気泡をプクプクッと吐いた
息をついている
命を摘まれるとも知らず
中国の沿岸で狩られ
淀 ....
冗談で気やすく
愛してるっていうのと
死ねっていうのんでは
どちらの方が重罪だろう


今朝も牛乳の表面には電気が光っている
数種の果物はめちゃくちゃに切って盛られ
卵をパンにのせ ....
気合入れて目覚めても
去年となんら変わることの無い朝だった

それでも
いつもの年とは変えよう
変えてみよう

初春は一途な決意が大切なんだと自らを奮い立たせ

買いだめしておいた菓 ....
年が改まり 今日から新年なんだ
モソモソと布団から這いずり出して 袢纏を引っ掛け 
いつものように 新聞をポストに取りに行ったら
電話帳みたいな ぶっとい紙が捻じ込まれていた

こんなもん、 ....
自転車の ペダルを漕ぐ
すると世界も 一緒に回りだす

夕暮れの街並みは
河川敷の 向こう側
なだらかに傾いた 地平線に震えて
ゆっくりと 夜に向かって 滑り落ちていく

泉を横目に  ....
だって出逢ったことなかったんやもん!
はじめてやもん!
回避できへんかってんもん!


あなたといると酸欠みたい


こんなに丁寧に舐めあってるのに
無限に増幅し続ける
質の悪 ....
牛さんの自由詩おすすめリスト(849)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さびしい言うな- 吉岡ペペ ...自由詩412-1-12
河童- マフラー ...自由詩2+*12-1-12
木曜日- はるな自由詩612-1-12
風と月の夜- 石田とわ自由詩2*12-1-12
散弾的退廃思考- faik自由詩9*12-1-11
_- faik自由詩5*12-1-11
連帯のテレパシィ- 吉岡ペペ ...自由詩812-1-11
すずめの涙- 石田とわ自由詩7+*12-1-11
猫と金魚はうたた寝をする- 石田とわ自由詩6*12-1-10
あした晴れるときみは言った- 石田とわ自由詩6*12-1-9
さよなら人類_も_けだものも_それら以外も- 竜門勇気自由詩3*12-1-9
モノローグ- 石田とわ自由詩2+*12-1-9
一夜- 石田とわ自由詩7*12-1-8
辛い涙- 桜 歩美自由詩9*12-1-7
小鳥のように- 石田とわ自由詩8*12-1-7
目玉焼きと不毛な会話- 石田とわ自由詩7+*12-1-6
石を隠しもちながら- 石田とわ自由詩7*12-1-6
故に- 自由詩212-1-6
ひらがななおもい(1/2)- 73自由詩912-1-6
まどろみ- 石田とわ自由詩10*12-1-6
きみの、ひとかけら- あ。自由詩17*12-1-5
孤高を貫く人へ- 自由詩412-1-5
悲しまんといて- 吉岡ペペ ...自由詩712-1-4
此畜生- 殿上 童自由詩26+*12-1-4
シンパシー- salco自由詩10*12-1-4
朝食- いばら自由詩5*12-1-4
It's_a_beautiful_day(変わらないひと)- 恋月 ぴ ...自由詩28*12-1-2
【_お正月は嫌いです_】- 泡沫恋歌自由詩27*12-1-1
枝先- まーつん自由詩11*11-12-31
エデン- いばら自由詩4*11-12-31

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