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幼いこどもが悪い言葉ほど直ぐに覚えてしまうように
ちょっと悪ぶってチャラい言葉なんか使ってみる

私に似合わないのはわかってはいるよ
でもね、今年のクリスマスも思い出となるよなサプライズはなか ....
人は自分に降りかからない惨事には
とても親切になれるんだよね
心配してるよなんて言えたりする

だけどそれでいいのかもしれないと思うんだ
最中の自分だったら平気で踏みつけてたかもしれない
 ....
その歳で何言ってるの

冷たい言葉をピシャリとかけられ
心臓が止まるかと思うような反撃

リスタートはいつでもできる

ドラマに出てきそうなセリフには
年齢制限があるのよと教えられて
 ....
次女を産んだ 赤十字病院は
母子同室だった

その日は 満月で
ベビーラッシュ

   土屋さんは もう大丈夫よね

そう 看護士に言われて

まんまるの目の大きな新生児は
半日 ....
夢に根ざした情熱は
けれどガラスのように脆い炎だ
その熱情は外に向かって放たれ
壁の前に砕け散る
それでも消えずに突進し続ける
ドン・キホーテの姿は哀しい
ゴッホの空咳 コッホ、パスツール ....
窓がとぶ
屋根がとぶ
全裸のマネキンが宙をとぶ
狂った風が吹きやがる

傘がとぶ
帽子がとぶ
純白のパンティーが宙をとぶ
狂った風が吹きやがる

笑いやがれ、
笑いやがれ、
笑 ....
正しいことなんて知らない
正しいことなんて在るのか
ただ一つの正しいことなど

そんな言葉を抱えたままで
世界と対峙するからまよい
流されるだけなのだろうか

空が燃えつきそうな夕刻に ....
彼女は前衛造形家
誰も見向きもしないような木っ端や
見るに耐えない汚泥や
忘れ去られた有刺鉄線で
誰もが目を離せない作品を作る

彼女の親友は彫刻家
美しい石を掘り出す処から始め
石の ....
雨が滑り落ちる
雪が零れ落ちる
花が乱れ落ちる
涙が伝い落ちる

決められた方向で
定められた法則で
ただ落ちていく

あらゆるものを
ありのままに
受け止める大地に
突っ ....
今年の冬は心あたたかく過ごすんだ
クリスマスもきっと家族とだけど
プレゼントもたぶん買わないけど
今年の冬は気持ちホッカリと過ごすんだ
だって考えることがみつかったから。
かみさまみたいなあ ....
いつまでも泣いていたら
大人になれないよ
そう言われて
余計 泣きじゃくった子供の日

だったらずっと
泣いている
子供のまんまでいいから
泣いている
大人になったら泣けないなんて
 ....
星の泪は何色でせう
真冬の霜の銀色でせう
儚い儚い銀色でせう


月も笑ふ事があるでせうか
耳を澄ませば判るでせう
千のガラスの割れる音


風のお家は何処でせう
風のお家は木々 ....
何が欲しいの
何がいやなの
何がなんなの








君は未来から来たんだろ
ネコガタロボッツ。







見飽きた道具はださんときぃ


 ....
薄青い空を
魚のかたちの雲がとんでいる

空には魚がいる
空は生きている

海はみえないけど
生きてる波が暴れてるだろう

いきものは
どこにでもいるだろう

私の目と
脳内 ....
ぼくが泣く理由を君はきかないから ぼくはいつもしらけてしまうんだよ 傍に居て何ができるの たとえ考えた末の沈黙だとしても こっちにはなんもわかりゃしないんだよ 君はきまづいんだろ こいつめんどくせぇと .... {引用=
鬱蒼と茂る羊歯の中で
たどたどしいしろい両手で模型を組み立てる
傍でこちらに気付くのを静かに待っている
挨拶する為に
毎朝のこと、

一度しかない日々で
知るほどに血生臭さく ....
ねえちゃんもうすぐ誕生日やで
姉は私を まっすぐ見つめてそう言った

歳なんぼになったん?
と私

知らん
そよそよした風吹かせて姉が言う

そんなん知らんでええ
隣のおじいちゃん ....
俺の足はでかい
29.5cm
甲高 幅広 5E
アメリカンならぬ
ジャップの身としては
ほとんど
フリーキーなレベル

反面
あそこはとても小さい
最大勃起時でも
7cmしかない ....
哀しき俗物

ロバヲくんは詩的なんである
つねづね自分でそう思うから
ロバヲくんは道徳好きなんである
道徳は安全かつ安心だから
ロバヲくんは理想家なんである
方法論については考えたことも ....
柔らかな詩集をよみたくて
その手触りをつてに探してみる
本屋の隅の空間
私と本との距離

固く閉ざされた世界
踏み入れる足はとまる
ひとりの詩人の呼吸になる
同じ風にふかれる

地 ....
 父さんはニ層式洗濯機の中で
 ぐるぐる洗われている
 家族みんなに
 臭いって言われるから

 姉さんは乾燥機の中で
 父さんと同じように
 だけどひっそりと回っている
 好きな ....
秋になったら家を出る
軍手とシャベルを持って遠く遠く
九月いっぱいは歩き続ける
十月は釣りなどして過ごす
十一月が木々を染め出したら
場所を決めて、あとは待つ
落葉を敷きつめてその上に座る ....
さみしいよ
ってねえ そんなとき
だれにでもあるよね

こんなに明るくたって
たくさんヒトがいたって
自分ってたったひとりだから

頼りないよね
君の背中がみえないだけで
空みあげ ....
 
 
かべよ

となりのへやから
こえがきこえる

なんだ

かべがこたえる
わたしのかわりに

おまえは
かべか

かべがとう
こんどはわたしに

そうだ
か ....
 死んだら二十八グラム体重が少なくなるって
 それがひとのタマシイの重さらしいよ
 と、どこから聞いてきたのか
 娘が言う

 父はおもう
 タマシイに重さがあるなら
 物質 ....
へたばって、白鳥が
へたばって、きりんが
地面にくびを横たえくたばって

高い所ばっか見て来たせいかな

くびが長いって哀しいね
体より
何でくびが長いんだろう
脳には無用な機能なの ....
駅で歌をうたってる
人の声を私は知らないよ
そこだけ光っているような
空気のざわめきを
横目でいつも通ってる

今日も確かに
帰ってきたの合図にしてる

ギターと共に
揺れる君の肩 ....
なんでもない日
幸せな日
よく寝れる日
幸せな日

今日はお月見
豆大福食べて
パソコンの前
月よりダンゴ

明日は給料日
借用書の整理
偉い人に面会
昔話をしよう
廊下に立っていなさいと怒鳴られ
私と隣りの席のこんちゃんは
はっと青ざめ しーんとした教室を出た

社会の授業で地図張をひく練習中
いろんな場所を見ていた私達は
すっかり楽しくなって
あ ....
ある日突然死
あなた黙るの
こんだけ食って飲んでいるから
きっとそんな時が来ると
私は確信しているけれど
保険金のこともあるし
知らん顔しているのよ

ある日じっと見られていたのよ
 ....
牛さんの自由詩おすすめリスト(849)
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たて_と_よこ- 砂木自由詩10+*10-10-24
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