すべてのおすすめ
これはテストではない
完璧を要求されない。
手を放した空気風船
くさいアドバルーン

控えめがいい
周りが評価してくれる。
自分の仕事をして
黙っている。

愛が欲しければ
くれ ....
最近、体が重くなった
癖がひとつ増えたから




街中では
がちゃがちゃと
大人たちが
癖を重たそうに
引きずりながら
歩いている


誕生日にひとつ
プレゼントされる ....
白人は気性が荒い
鼻から息を吐いている
がめつい
ハングリーハンター

黒人は力持ち
息をしない
ずうずうしい
エッチ

日本人はTV漬け
熱し易く冷め易い
情に流される
仁 ....
僕のホームグラウンドは
君の駅に着く三分前の電車の中

・・・・・・

平日の昼間に足を踏み入れた
ちょっと疲れた各駅停車の車内には

重そうなキャリーケースに顎を乗せて眠っているおじ ....
彼女の手の平が押し出す白濁が
指の隙間から流れていく
少し力を込めた腕の強張りに
持ち上がる頬が顔立ちを整えていく
束ねてもらえなかった前髪が
目の鋭さを扇情的に遮っては見せ付ける

も ....
吐く息が、
薄く、
うすくなっていって、
きみはぼくが死ぬのだと、
気づいたらしい、
ようやく、
ようやくまぶたを閉じれるようになった、
その頃、
きみのナイフが、
太陽を剥いた ....
小学校に行ったよ
山奥の
廃校になった

なにもかも小さくて
洗面台なんかほんと低くて
でも何でも揃ってて
まだ、ひとの気配がした

あんまり陽あたりがよくて
運動場も広いから
 ....
 
段差のない
同じような家のならぶ
団地に住む
友人の家に日曜日
遊びに行った

ちょうどお昼ごろだったので
お昼ごはんを
ごちそうになった

手作りの
パンとコロッケと
 ....
ピンポーン
とチャイムが鳴る
あなたの顔を思い浮かべる
シャワーを浴びたばかり
少し濡れた髪を
わしわしと
拭きながら玄関へ向かう

早いね。
そうでもないよ。
左手でタオルをわし ....
優しさの前に立ったとき
どうしようもなく
人見知りをしてしまう
なかなか差し出せない手を
ぎゅっと握って
その手のひらは
汗だくになってしまう


嬉しさの前に立ったとき
どうしよ ....
 
本が十四冊ある
一冊目はこんなに厚いのに
十四冊目はこんなにも薄い

空白のページがたくさんある
行間を読む
なんて言うけれど
読むことさえ困難な
その空白に
息子が落書きをは ....
両手いっぱいに抱えた色

おばあさんには赤を

泣いている子供にはオレンジを

爽やかな恋人達には輝く白を

配っても配っても
なかなか両手は空にならないから


一番大切な人 ....
今年も背中を見せる
あなたの上着の裾を つまんでみる
皆 走っているからね
この子とふたり 取り残されているみたいでね
寂しくってね

私の指の小さなダイヤモンドが
電飾と歌を歌っている ....
ある小さな家に
料理の好きな
お嬢さんがいました。
庭に野菜を取りに行きました。

狼が腹をすかせ
山から下りてきました。
お嬢さんを見つけ
声をかけました。

狼が言いました。
 ....
 
十くらいはなれた
妹に
よく似た娘に
やさしくしてしまう

やさしくした後で
そのうかれた顔は何だと
誰かに言われたわけではないけれど
きっと僕は
そんな顔をしてる

もっ ....
 
どうしておしりあるの
だっておしりなかったら
うんちでないでしょ

どうしておっぱいあるの
だっておっぱいなかったら
のめれないでしょ

どうしてはなあるの
だってはななかった ....
皆一人ぼっち
誰も話を聞いてくれない
誰も相手にしてくれない

毎日仕事をして
メシ食って
フロ入って
ネル!

する事がない
暇だ
身動きが取れない
息苦しい
イヤだ
助 ....
日差しの温もり
午後の一時
本を読んで
買い物に行って

穏やかな日和
ヌクヌクして
居眠りこっくり
風がさわやか

音楽サラリ
気持ちはポッカリ
ハートの葉
桂の木
スイートピー (門出)


予感の種は忘れた頃に発芽して

思いがけない場所に花を咲かせる

淡い花びらのような羽を広げた

君を笑顔で見送れるだろうか





スノー ....
 
森を探していた
いつも森のある辺りを
手探りで

人の皮膚は
思ったよりも広大で
地図を持たずに歩くことは
意外と困難で

まだ幼かった
少年が
少女に触れてしまった
は ....
るるるるる
るるるるるるる
るるるるる
崩壊するる

保育園のオルガンは息があらい
足踏みがねばついている
牛乳をこぼした
園児は花とともに卒園して
入学する前に死んだ

夜のこ ....
君は僕とセックスしたかったのかな?
僕は君とセックスしたかったのかな?
「いいよ、好き、きて」ってかわいく言ってくれたものね。
人間不信の僕は恐いけど信じたさ、僕だって好きだもの、セックスしたか ....
昨日の星が
ならんで地平に沈んでいったのを
(それは見つめ合ってるみたいだと)
キミに話したいけれど
それが言えたとして
今日には
また少し離れて
どんどん離れてしまうことの
どうしよ ....
秒針の一周で
思い出すこと

君の瞳
君の笑顔
君のくちびる
君の言葉
君の仕草
君の指先
君の髪の色
君の肌の色
困ったとき見せる君のさみしい目
ふくれっつらしてほんとにふく ....
オーブントースターのパンが焼き終わった音
こんがり焼けた小麦の生地の香ばしい匂い
コーヒーの出涸らしが出す香りも良い
あるいは
葱を刻んだり、魚を焼いたりする音
出汁と味噌の香りに焼きたての ....
今日は何だか気分が悪い
起きたくても起きられない
パジャマを脱ぐ気力もない
朝ご飯も食べたくない

だから学校には行きたくない

下駄箱を覗くのが怖い
ロッカーを開けるのが怖い
体育 ....
幽霊が豆腐を食べる
冷や奴より冷えた幽霊の
行儀の良いイタダキマスの
青白さを競う口元の
豆腐の角ばった立方体への怖れと、味わいの
幽霊声は、静かに しょう油派?
ポン酢派? をうらめ ....
世界中にあふれかえっている本をぜんぶ読んで
好きな言葉に蛍光ペンでラインをひいていくんだけど
本にペンでなにか書き込むなんて、ポリシー?
うん、そう。ポリシーってやつに反するんだけど、そこは ....
後で降りてくるよと
サザンの曲を元ネタにした
ショートドラマのオムニバスを
見ている妻に声をかけて階上に登り
詩の投稿サイトとかをチェックしていたら

カチャリ

部屋のドアが開いて ....
彼も昔は普通の水辺に住む生き物だった
腹が減ったら飯を食い、身体が求める通りに泳ぐ
底の方から水面を覗いて藻が緑色に透けるのを楽しむような
平凡な日々を過ごしていた

ある日、少年が彼の住む ....
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