すべてのおすすめ
生きている物はいつかは
いなくなってしまう

どんなに大切でも

どんなに愛していても

どんなに憎んでいても

どんなに生きていてほしいと

どんなに消えてほしいと
 ....
スキの逆はキスなんだよねぇ
好きの逆は嫌いなのに
おかしいよねぇ

あたしたち、キスばっかりしてて


おかしいよねぇ
あのさ
君にはずっと黙っていたんだけど
実はね
僕は土星人と暮らしているんだ
あっ
いつものつまらないジョークなんかじゃないよ
それと
僕はたぶん正気だから心配しないで
えっ
ヒ ....
プリンのカラメル魔法の口紅
甘い恋にはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
甘いキスにはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
濡れない時もかかせない

プリンのカラメル魔法の ....
夏の青空にサナトリウムの白い壁が
セラミックナイフのように突き刺さる
静脈に流れる爽やかな風を感じるように
鉄格子の越しのひこうき雲は流れて
エアコンの室外機からの水溜まりに太陽が
反射して ....
午後からは雨がやんだ

小鳥のさえずりを聴き
その翼を懐かしく思う

雨上がりの空に架かる
あの虹の向こう側には
僕の両親が住んでいる

会いに行く途中の道で
水たまりで溺れる魚が ....
今日は始めてのインターネット
僕は少し舞い上がっていた
期待と不安のなかでパソコンが
回転音とともに起動していく

マウスを上手く操れるだろうか
兄の話では乗り回すのに
時間がかかる生き ....
サイドブレーキを
ぐいっと引いて 
信号待ちをしていた 

隣の車線に停まった車の窓に 
取り付けた 
バネ仕掛けの手のひらが 
びよ〜んびよ〜んと手を振った 

顔も体も無い手のひ ....
素直に話す
信頼する
思いやる
大切にする

もし2人でいたら
もし蝶になったら
心を許し
体を許し

花は咲き
実がなり
鳥が食べ
運ばれる
小さな塵が蒸気を集めて
やがて雨になっておちてくるように

僕の小さな悲しみを
あなたが優しくくるんでくれるから

ほら

こんな簡単に泣けるのを
僕は雨のせいにしている
昆布と削り節でダシを取る
糠みその漬物
お吸い物はちょっとだけ醤油
ミディアムトマト

アボガドの海苔巻き
納豆はからし入り
アサツキを添える
キャベツの千切り

エビのフライは
 ....
少女は紙を丁寧に折り
いびつな筒を作りあげた
彼女はそれを器だと言う
満足げに頷いて
人差し指に口づけた

指で器の底を擦っては
また人差し指に接吻
水が漏れないように
続いてゆくた ....
<髪>

額にかかる倦怠を

耳元でうねる躊躇を

きっぱりかきあげて君は

さらさらと綺麗に笑った


<目>

ホントを見過ごしてしまったり

ウソを見破れなかっ ....
黄色のひまわり
青い空
白い雲
桃色のそよ風

赤い日ざし
白いシャワー
橙のノウゼンカズラ
紫のキキョウ

白い空間
黄色い時計
青い血汐
赤い祭り
 
 
水を降りていく
やましいことなど
何ひとつない

深夜、もういない父の
容態が急変した気がして
親戚を探しに出かける

栞のように
水槽が鳴ってる
 
 
膝に水をためた
母は手術で水を
抜いてもらった

肺に水をためた
父も手術で水を
抜いてもらった

誰にでも
水がたまる
時がある

人は誰もが
抜いてしまいたい
水を持っ ....
「少しだけ泣いてもいいですか?」

あなたは細い声でささやく
そしてやっぱり止めようと
小さく肩をふるわせている

「きょうはずいぶんと湿った空です」

たしかに昼間吸い込んだ蒸気を
 ....
おにーさん おにーさん どうしたんですか?
失恋でもなさったんですか?

世界中の不幸を背負ってるような しけた面してますねぇ
そんな顔して黄昏れてたって モテないままですよ

「 海パン ....
 
 
鏡のしくみ


ふたつの世界を隔て
ふたつの世界を結ぶものがある

手をふれるだけで
抱きしめることはできなかった

今日はピーターが
誰かをさがしてる

鏡のむこ ....
夕立が来るというから髪を切りに行くのを止めた。
予約の電話もしてないから混んだら時間もかかるだろう。
貴重な休みなのだから出来るだけ有効に使いたいのに。
こうなるともう向かいのスーパーに行くこと ....
本屋へ行った帰り道
公園に入った

ぐるっと公園を囲んだ木が
濃い影を作っていて
意外に温度が低い
真夏の午後二時で
誰もいない
セミがやかましい

水飲み場のあたりは水びたしで
 ....
 
こうえんから
おばけのこえが
きこえました

おばけじゃなくて
ぼくのこえだよ
おばけはいいました

やっぱりおばけだ
みんなは
わらっていいました

そういうみんなも
 ....
今日は
すてきな
夏休み

こんな
日には
水遊び

今日は
素敵な
日曜日

天気も
良いさ
夏の午後

おいで
遊ぼうよ
素敵な休日

みんなで
騒ごう
 ....
眠れない夜
詩が書きたくなった
誰かに伝えたいわけじゃない
誰かに存在を知って欲しくなった

S・O・S
愛だの世界だの大口叩いてはみたけれど
正体はただの寂しがりやなんです


 ....
いろんなものを詰め込むと

結局最初にもどっていく

真っ黒と真っ白が同じなように

実は僕ら

常に始まって

常に終わっているんだ

僕がここにいるとして

君がそこに ....
悲しみのない日に生まれたかった
ばらとミルクの甘い匂いだけがする午後に
僕は君とだけ生まれたかった


いまとなっては好きも嫌いも愛してるも
言わなくなって 指先だけで触れて
僕 ....
自分が何者なのか
まだ分からなかった頃
なだらかな猫背の丘の上の
手のひらの形をした大木によりかかって
毎日のように雲を眺めていた
飽きもせずに眺めていた

いわしはうろこが剥がれた ....
女の子がぺぽさん
私の父が一昨年前に
亡くなったんですよ、と
つぶやいた。

あまり面識がないのに
心を許してくれた。
とっさに「お父さん優しかった?」と
聞いてしまった。

何を ....
今夜の献立

・夕焼けと向日葵の背中の煮物

・虹のフライ

・蝉と夏休みの子供の声の和え物

・打水のおつゆ




ごちそうさまでした、と
流しに綺麗な皿が
水に浸さ ....
 
新聞脳の父と
テレビ脳の母と
YOUTUBE脳の子供が
小さな家に住んでる

すべて借り物
いらなくなれば捨てられてしまう
情報のはかなさ
メディアのくるしさ
家族の双方向性
 ....
そらの とこさんの自由詩おすすめリスト(573)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
儚き命- リシア自由詩308-8-11
キス- くしゃみ自由詩5*08-8-11
告白- nonya自由詩6*08-8-11
プリン- くしゃみ自由詩3*08-8-10
盲目の夏- 皆月 零 ...自由詩6*08-8-10
溺れる魚- 皆月 零 ...自由詩21*08-8-9
(←写真クリックで拡大)- 木屋 亞 ...自由詩5*08-8-9
呼び声_- 服部 剛自由詩4*08-8-8
きっときっと- ペポパン ...自由詩4*08-8-7
「優しい雨」- ベンジャ ...自由詩18*08-8-7
_I_LOVE_COOKING.- ペポパン ...自由詩4+*08-8-6
夜のための水- 木屋 亞 ...自由詩3*08-8-6
からだのおと- nonya自由詩8*08-8-5
色々- ペポパン ...自由詩5*08-8-5
水のための夜- たもつ自由詩15*08-8-5
水のための夜- 木屋 亞 ...自由詩4*08-8-5
「水のための夜」- ベンジャ ...自由詩6*08-8-4
幸せの青い鳥- 北大路京 ...自由詩19+*08-8-4
鏡のしくみ- 小川 葉自由詩308-8-4
[夕立]- 東雲 李 ...自由詩2*08-8-4
公園- ふるる自由詩9*08-8-4
みんなおばけ- 小川 葉自由詩7*08-8-3
池のほとりで- 妖刀紅桜自由詩3*08-8-3
眠れない夜- 1486 106自由詩21*08-8-3
優しい透明- t__y_k_自由詩208-8-2
月面着陸- アヅサ自由詩11*08-8-2
雲をつかむような話- nonya自由詩9*08-8-2
女の子のつぶやき- ペポパン ...自由詩5*08-8-2
夏のゆうげ- 小原あき自由詩30*08-8-1
Beyond- 小川 葉自由詩4*08-8-1

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