すべてのおすすめ
昔々
あるところに
お爺さんとお婆さんが住んでいました
お爺さんは山で光る竹に見とれるばかりで
芝刈りはしていなかった
お婆さんは川で流れる桃を見送るだけで
洗濯はしていなかった
そんな ....
夏の青空にサナトリウムの白い壁が
セラミックナイフのように突き刺さる
静脈に流れる爽やかな風を感じるように
鉄格子の越しのひこうき雲は流れて
エアコンの室外機からの水溜まりに太陽が
反射して ....
午後からは雨がやんだ
小鳥のさえずりを聴き
その翼を懐かしく思う
雨上がりの空に架かる
あの虹の向こう側には
僕の両親が住んでいる
会いに行く途中の道で
水たまりで溺れる魚が ....
そらの とこさんの皆月 零胤さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アリとキリギリス
-
皆月 零 ...
自由詩
14
08-10-11
盲目の夏
-
皆月 零 ...
自由詩
6*
08-8-10
溺れる魚
-
皆月 零 ...
自由詩
21*
08-8-9
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する