貴方の涙で
貴方の絵を
台無しにしないで
だから泣かないで
雨は去り
すべてが
元どおり
日が戻る
夢の架け橋
虹が奇麗だ
楽しくなって
心も温まって
子供はスヤスヤ寝ている。
一人でご飯を食べ
毎日何が何だか
分からない。
....
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もーいーかい
もーいーよ
もーいーかい
もーいーよ
顔を上げると
君と眼があった。
そんなところにいたら
すぐにわか ....
夜は僕の肌をなめまわし
僕の知らない僕のこころと密会する
君は君の手垢をつけ
僕は僕の手垢を付けていく
君と僕の手垢が重なることはない
見つめあうことのないふたり
洗剤は合 ....
チビでハゲでブー
何が欲しいか
バレンタイン
チョコが欲しい
何を上げたい
ココリコ、コッコ
持ち物以外の
全てを上げたい
心を売買しよう
私の心を上げよう
そのかわり貴方 ....
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ただ
生きているだけで、
疲れただなんて、
ぼくもいったい
いいかげんなものさ。
二十三の
ぼくの人生なんて、
いったいなんなんだろうと、
....
自ずから成る
耕作の係数に支配された土
この土地に極楽鳥は野営し
その雫で濡れた重たい巣をいとなみ
静かに沈んでゆく ぬくもり
作物を繰り返し保っている
土力の茶色に緑は
....
交わることのない
一組の線が
また
描かれてゆく。
ジャンプアップ
カモン
フィールソーグット
カウベルカンカン
レコード片手に
友達の家に訪問
手巻き寿司の差し入れ
美味い!
ギターの奏法を習う
チョーキング
ネックベンデ ....
何も信じるものがいない
誰も頼れる人がいない
さまよえる亡霊
頭が痛い
STATUE OF LIBERTY?
女神そんなもんいるはずがない
自由の銅像の間違えでは?
アインシュタイン ....
光と風があれば 満たされる
乾ききった大地
暗い不毛の惑星
砂塵が舞い上がり
黒々とした 太陽は巌に 濃い影を落とし
(惑星のあるべき形態が近づく
風と砂塵 舞う
体を ....
大切な言葉
気持ちを分ち合う
大切な感情
共に涙する時
価値観が同じ時
ほっとする
心が緩む
心を確かめ合う
心が解き放たれる
楽になる
この世に僕を
理解してくれる
....
きれいな芝を見つけてしまうと
アプローチの練習がしたくなる
愛人と逢う数時間まえは
どんなふうにやるのか思ってしまう
想像と渇望のお話しだ
芝にねっころがるだけでは
....
ソメイヨシノが いっせいに咲かなくなる
春が やってきてしまった
陽炎の丘を歩く少女 青空色のブラウス
液晶の中を舞うハイビジョンの花びらが
ひらひらと ひらひらと
....
すきだった言葉
嫌いな言葉と
気づいた
犠牲
義理
義務
しかし必要な言葉
裏切りと
隣り合わせ
東京は
雨の音だから
なにかにあたる
音だから
なにかに裂かれる
音だから
東京は
雨の音だから
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遠い日に想い出すことはなに?
近い日に想い出すことはなに?
振り返りながら君は笑って言う。
なんだろ、何かあったっけ。
真に孤独である意味はな ....
話をしよう
歌を歌おう
飴を舐めて
桜を見よう
城ヶ島散歩
雨が降って
誰もいない
船が行交う
休みを取り
リラックス
桃の芳香剤
奇麗な部屋
また、この季節がきたよ
ながかったねぇ
ぼくたち
華やいで
きみ
咲いているよ
あの花は
すべてを忘れろっていうように
咲いて、風に流れているんだ
....
いっそこのまま
身体ごと
海の果てまで
落ちゆく夕日
きらめく波に
目を細め
静かに
銀の砂浜
立ちつくす
心だけ奪われた
もうすでに消えそうな私は
水平線の向こう
....
抱きあっていない二人の肉体
おなじ空間に入れてしまうと
勝手に服を脱ぎだしてしまう
女がいきなりくわえてくる
ひざまづいて
目をみひらいて
手を俺の腹につけて
....
そう 霙って言うのかもしれない.。
それがね
ふわふわっ とした 大きな雪のかたまりとなって
空から すぅ〜 っと 落ちてきたの
足もとに ぽた ぽた って 落ちては消えた。
な ....
青い鳥は家にいた
ないものねだりで
外を探したが
友達の話を聞くと
これほど楽な生活はない
これほど楽しい生活はない
これほど美味いご飯はない
これほど誉められる仕事はない
味 ....
ぼくを好きでいることをやめた
きみを許す
旅びとだから
きみを許す
たましいは一人でしか抱けない
ぼくを許す
旅びとだから
ぼくを許す
唇できみのからだ ....
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激しい自己嫌悪に疲れた
物憂い晩春の夕暮れ、
壁に凭れながら、
眠りたいと思った時、
もしかするとこの眠りたいというのは
死にたいということなの ....
首輪のついた犬を見た
空き地をうろうろしていた
もどかしい草のにおいに混じって
撒き散らされた欲望の言葉
首輪のない犬を見た
彼はなにかを考えてい ....
愛しているの
誰よりも貴方を
愛しているの
だから傍にいて
愛しいよ、君が
ずっと傍にいる
愛しいよ、君が
僕には君が必要だ
愛 ....
はら ほろ り
はらり ほろり
宵闇を淡い 焔で燃やす
桜花 澄む
幽玄 現前と古木から湧き立ち
しとやかな肌 剥がれるように
はら ほろり はらり ほろり ....
真っ赤な世界に三味線弾いて鳴いたこねこのおなかしろしろ
やわらかアスファルト
黒いグーグルアースで拡大できないふるさとの景色
夕暮れ 君の料理がうまくなる
(はっかないお味〜)
夕暮れ ....
俺の前世は武士だったのかもしれない
いや、そんなに大層なものじゃない
野武士だ
それも山賊や海賊に近い荒くれ者だったんじゃないかな
堕落した生活の一途を辿ればひたすらに他のもの ....
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