嘘だと思うなら、
止まった砂時計を叩き割ってみりゃいい。
慌ただしく過ぎる日常の時間

あなたはいつも頑張ってた

「頑張ってないよ」なんて言いながら。


しんしんと積もる雪

さらさらと流れる川

そんな時間もいつもあなたは頑張って ....
燃えておりました

街は真っ赤に燃えておりました



ぼくは、ぼんやりとテレビの前で
その光景をながめておりました

電気はつながっていました

すぐ横には、
割れたガラスの ....
しなやかな早足で
若い犬が旅をする

自分を妨げるものが
けっして後ろから追いつけない速さで

険しい瓦礫のスラムは
犬の柔らかな足先で
まるで草原を走るように乗り越えられる

強 ....
「赤い空って見たことあるか?」
「あは、夕焼けとは違うよ」
「どっちかっつうと朝焼けかな」
「でも違うよ」
「赤いんだわ」

「雨上がりに見えるんさ」
「ちょうど今日みたいな、傘 ....
冷凍のバナナがどれだけ硬いのかを
私は知らない
しかし私の儚い希望を
打ち砕くことができるくらいの硬さは
持っていて欲しい
そうでないと冷凍バナナを傷つけてしまうから
(それはあってはなら ....
   新しいソウルが始まる時に
    未来のカベがありました
     あなたのことを 君の事を
      思う度に 想うたびに
       どこまであるの、  どこに居るの ....
 



君という薬は僕の糧。
君という夢は僕の未来。
君という恋は僕の望み。
君という華は僕の憧れ。
君こそが僕の全て。

君が笑うと、
僕は笑う。
君が泣くと、
僕だって ....
駱駝が砂漠に流した涙
海亀が砂浜に流した涙
炎天下の甲子園に流した涙
新宿ゴールデン街の路地裏に流した涙

君は今どこでどんな涙を流しているのだろう
その涙を流した君の物語を聴かせてほしい ....
キミはもう僕を忘れてもいいよ
メールの返信もしなくていいよ
強がって見せるけどね
違う。違うんだ

あの日一緒に過ごした時間を
寝台の上で静かに思い出しては
今日もシーツを涙で濡らしたん ....
「もーいーかい。」

「まーだだよ。」

そんな声が響いた気がして。

僕の足は止まって。

少し、探してみた。
夜空が、綺麗でした。

いつもより、暗いのは。

月が出てないせいでしょう。

星が輝いて、見えて。

空はいつもより暗くて。

とても綺麗でした。

いつもより、夜空を綺麗と ....
春 夏 春 と ずっと繰り返すものなんだと思ってた

彷徨って 流離って 笑って



早く眠れば良いのに 睡眠不足のくせに
ひとりきりの部屋で 誰に中指たててるの

水分補給も ....
凍りついた心室
寝息は揃って
誰にも立ち入れない
ふたりだけの国
現実が終わった

瞬間の遅さだけを集める
丁寧に蓄積させていく
折り重なる
落下する
投げる
 ....
原付の女性は頭から浅い砂利のプールに落ち
彼女は救急車で運ばれ視界から消えた
目撃したのはたったそれきり



知らない十字路で同世代の会社員が跳ねられ
乗用車が反対車線のトラックに突っ ....
不意に「闇」が現れて

「人生なんて下らない」
「愛などとそんなものは存在しない」

寂しげにそう謂った

この間までオマエとずっと一緒にいたのに
最近「光」とばかり一緒にいるから拗ね ....
「あのぅ すみません
 言葉に効く薬ありませんか」

言葉につける薬ですかぁ
はぁ そういったものは
当店では取り扱っておりませんねぇ
外用薬ですか内服薬ですか

商店街の薬局で聞いて ....
目が悪い子供が生まれました。

その子供は目が見えないわけではありません。

成長するにつれ目がわるくなるようです。

あまりにもまわりが見えないものだから、

ついには詩など書くよう ....
人であるために必要な何かを落とした
それは必要なくなったので



沈みゆく太陽に
またねと手を振ること
飛び立つ力を失って地面でもがく蛾を
目で追いながら
ひょいとよけて歩くこと
 ....
泣かないで
笑って
人生は吉凶の織りなす
縄の如し

悪い事があっても
またいい事がある
All is well that ends well.
て言うじゃない?

途中はどうでも ....
白衣のドクターが言った

「おじいちゃんは もう 家での生活は 無理でしょう」


それは 去年の夏だった

まとわりつく空気が ベタベタとしていた

蝉の声が 当たり前に うる ....
飛蝗のように

猟犬のように

疾走してゆくのだ

運命に抗してゆくのだ

加速と減速をくり返し

きみの人生を織ってゆくのだ


朝日は昇る、すれ違う

夕日は沈む、転 ....
ある日森にお散歩に行きました。
アリ塚がありました。
大きい塚でした。
赤い毒キノコがありました。

木苺を食べました。
種が沢山ありました。
道に迷いました。
しかし方向感覚の良さで ....
空の 鏡  に ひび 
はしり く  だける かけら
燦燦 と ふる その
う  たかたの き らめきに
死 すとも くや まず  
寂しかったけど

それは言っちゃいけない事だと思ってて

あなたの幸せとか

あなたの成功とか

祈っている振りをした

寂しさを噛み締めて

あなたの夢が叶うのを願うなんて
 ....
宇宙の闇に

希望のようにあいた

かすかな鍵穴

くり返される旋律

クレッシェンド

哀しみとは

そういうものなのだ


最愛と別れることのない

時代

 ....
生まれてこなければ
本当はよかった
みんなもそれを望んでいる

そっと瞼を閉じる瞬間に
白い羽がこの瞳に張り付いて
視界を失くしてくれたなら
眼はやがて解けて
空のアイホールに花が咲く ....
ヒトは生きている




その過程で

何かを話したいのかもしれない



今ここにいるのはなぜか

とか




それはたまたま誰にも話せなければ


 ....
怒っている人が怒っていない人に怒っている。
自分では理論的に言っているつもりが、本末転倒支離滅裂。
目からは理性が失われ、口は尖り、顔は紅潮し
鼻の穴は広がっている。

変な顔



 ....
降りそそぐ

いのちに宿る塵

宇宙のからくり

精緻なサーカス

蛍光灯に収まる

異文化たちの他責の心


宇宙でひとつの約束をした

きみを忘れずに忘れるということ ....
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