知らない間に溜まっている
財布の中のいらないレシート

レンタルショップ
スーパーマーケット
コンビニ等
合計17枚

中には半年前のもあって
インクの文字が薄くなっている

夏 ....
人間が嫌いだった。
どうしていつも私の邪魔をするの。
人間なんて高慢で、わがままで、欲深くて、身勝手。


花は散るからこそ美しいだなんて。
どうしてそんなことが言えるの。
花は散っても ....
雨の降る夜
マンションの入り口に猫
雨宿りしてるみたい
近寄ったら奥に入ってった
でも
見える位置で待機
こっち見てら

毛繕いして
寝転んで
そのくせこっちの動きには敏感で
一 ....
 わたしは、あなたが思うよりも深く、沈んで、いる。
 それは深海のようであり、深遠のようでもある。
 あなたはあなたが嫌いで、いつも誰かを、装って、いる。
 あな ....
仕事に疲れ果て
家路に着く
誰もいない
カップヌードを食べて
ベットに寝転がる

あー明日も早いんだよね
あー癒しが欲しい
あーうるさいテレビ
あーエプロンまいて夜食
あーお米何合 ....
きみのナイフはきれいなナイフ
うすあおいろで半透明
ころしてくれといいながら
ベランダからは飛びおりない
きみのことなどどうでもいいが
きれいなナイフはほしかった
だけれどきみの返り血で
 ....
という、会社からのアンケートがきた




匿名で書けるから

日頃から思っていることを好き放題書いてやった



  業務多すぎ (#゚Д゚)ゴルァ!!

  ....
「死にたい。」なんて云って本当は生きたかった



knife



ナイフを汚した血の文字で書いた其の思いは
誰も傷付けたりしないし
ナイフから零れ出した真っ紅な液体、其れは
 ....
傷の手も
傷の足も
なくしたくない
破壊
それのみ
それはかわらない

疲労も
苦痛も
わすれたくない
激痛
それだけ
それしかのこらない
のこっていない

遮るように滞 ....
産まれたのは透明な冬
冥王星のなまえをもらった



彼女は海に飛び込む
後姿は蝶の背骨
白い指で息を止めても
朝はきっと来ない
細い髪がやわらかくゆれる
スローモー ....
その突風
痛み
中途半端
だから誰も気づかないんだろう

その訳
腐った青
中途半端
いつも君は「防御」なんだろう

「失えよ」

そうだろう
そうやって死んでいくんだろう
 ....
僕が見れない、世界。

素敵ですか?
{画像=071102135328.jpg}

秋を絞り採る作業を
定数で合わせようすると
声が出ないことに気がついた

黙っていろ、という事なのかと思い
あめ玉を舐める

れーろ、
 ....
電波が入らない

電波が入らない

依存していることに今更気づいた

電波が入らない

隔絶された世界で

孤独を感じる

空は吹き抜ける秋晴れだけど

吹き抜ける風の寒さ ....
冷めたパンプキンスープを飲み干したら
先刻までのゲームに戻ろうよ
君の伝えたい意図は僕には解らないけど
それでもいいんだ
今はただ、夕陽に満たされたプールみたいなグラウンドで
地図にない場所 ....
天国も地獄もこの世のものさ
浮世のものだなんてそんなに惨酷じゃ無いんだ
死んでからだなんてそんなに甘くは無いんだ

未だにどちらなのか分らない
払い除け手を伸ばしてはいるけれど
 ....
中学校の2年だったよね
はじめて、君にあったの
覚えてる?

あたらしい教室に入ったとたん
笑顔に出会ったんだ。
大きな瞳のショートカット
小さな華奢な体
が、きらきら
プロミネンス ....
神様、いらっしゃいますか


私の話を聞いてくれていますか


私は

話すのをやめて

笑うのをやめて

色がなくなっていきました

こんなものにも

神様は幸せを与 ....
子守唄のかわりに醜い話をしてください

泣いたりしません
僕はいい子だから
その後
あなたの望み通り
静かに
眠ります

けれど

あなたの望み通り
僕は
瞼を閉じたりはしま ....
私はきっと、誰の一番にもなれないのね。 あの日ぼくらは堤防で枯れてく月を眺めていた
泉の先には透き通る風がいつでも吹いていて
雨に汚れて乾いた髪を血溜まりの中で潤した

砂漠のピエロが泣いていた空には小鳥が飛んでいた
降りしきる雨 ....
月曜日
わたしには仕事などない
だけど、うちにばかりいると叱られるから
とりあえず、仕事に行くふりをして
たんぼの畦道をよろよろと歩いた

畦道は細くなったり
太くなったりして
歩きや ....
もうあれから恋もしていない

ただあれから逃げるようにして

地球といっしょに回っている


うろこ雲の大群が

冷たく白く

宇宙の底に広がっている

それは地球の

丸みのようにも見える


もう ....
高速道路で、
料金所に座っているのは神父だった。
「これからどうすればいい?」と
ぼくは訊いた。しかし、彼はパントマイムするだけ。
「救済って命がけの手話みたいだな。」差し伸べられたその
真 ....
あなたが感じた
その美しさを
僕の手のひらで触れることが出来るのなら

あなたが感じた
その痛みを
僕の右足で蹴ることが出来るのなら

あなたが感じた
その優しさを
僕の頬がさ ....
暗闇に光る君の瞳
影から影へ移る君の姿
君は夜に生まれたから
そのまま夜を身にまとい
ひとり息を殺して闇を行く
夜は君の姿
闇は君の心
影は君の名前
そして沈黙が君の言葉
けれどそん ....
確かに
迷ってばかりだった

確かに
寂しさ感じてた

確かに
見失ってた



先行するものに不安を抱いて
笑うこと、忘れてた
弱さは歪みを生んで
余計なものを詰め込んで ....
ジャガイモの皮を剥いたことある?

妻に尋ねられ
そういえば
記憶に残っていない

娘が小学校低学年のとき
いもの皮むき みんなでしたとき
血だらけになった男の子がいたらしいよ
娘が ....
うれしかったこと

悲しかったこと

楽しかったこと

辛かったこと

今日の箱を
棚の奥にしまい込んでくれる
夜の暗闇

どこに置いたかなんて
明日になれば
きっと
 ....
泣きながら
家に帰る
石をけり
缶をけり

手をつないでくれた
一緒に太陽を
追いかけ
迷子になる

又朝一緒に
学校に行く
10円みつけた
コーラ飴を分けた。
三奈さんのおすすめリスト(1095)
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今日の箱- 乱太郎自由詩16+*07-9-11
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