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今の風は何色だった?

耳のうしろで
あなたの声が聞こえた気がして
振り返ると
早咲きの桜が咲っていた

雲って風の言葉なんだっけ?

そんな気障を
言ったつもりはないと笑いな ....
お知らせします

本日開催予定の
「自分を憐れむ会」は
中止となりました

皆様におかれましては
各々の憂鬱を隠し持ちつつ
しなだれた目線を上げて
花の下で存分に呆けましょう
 ....
ポケットから出した手を
温んだ風の中で
大きく振りながら
まるで音色みたいな
あなたの名前を呼んだ

読み飽きた季節の頁が
温んだ風の中で
めくれるように
まるで花弁みたいな
 ....
冬の窓辺に立つ

枯木立の間から
キラキラ笑いながら
転がり出てくる子供達

寒そうな雲間を
名前も知らない鳥が
矢印になって渡っていく

冬の窓辺に立つ

だぶだぶの
 ....
書けないのなら
書く必要がない

心の縁から
投げ込んだテーマが
もったり沈んでいくのを
焦げたトーストを齧りながら
眺めていた

書けていないのなら
書く意味がない

心 ....
瀬田行生さんの夏井椋也さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風について- 夏井椋也自由詩8*25-3-9
お知らせ- 夏井椋也自由詩11*25-3-5
- 夏井椋也自由詩11*25-2-27
冬の窓辺- 夏井椋也自由詩11*25-1-31
勝手に咲いてしまう花- 夏井椋也自由詩9*25-1-14

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