すべてのおすすめ
おとこのこたちが
あいしあうのを みて
オナニー してる
あたしは
この世で いちばん
愛に あふれてる
あふれすぎて
殺伐 そして
とても ホット
ファンタスティックでも
あるわ ....
仮想現実の世界の中で
魔獣を狩り殺して皮と肉を剥ぎ
食品や衣類に加工したり
荒れ野に聖水を散布して
得意顔の君だけど
忘れないで現実の僕が
決して少なくはない額のお金を
現実の世界の君に ....
真面目に一生懸命働いてきたつもりが
いつの間にか目の敵にされてしまって
私は会社でマイノリティー
仕事に不真面目でいい加減な人々が
私のことを嫌っているけど
私は会社でマイノリティーだから
....
漢字の書き取りをしながら息子が大粒のなみだをぽろぽろとこぼしている
耳という字を書いていた
どうしたんだ?と聞いたが俺には言わないらしい
その後スマブラをしたんだけど俺の勝ちがちょっと続いたら
....
猿や猪がふもとの町にあらわれ
人々は大混乱というニュースをみると
俺は猿や猪を応援しがちである
へっ 何が現代社会だ きどりやがって 猿や猪一匹登場でこのザマか
とまあ少しひねくれているのか ....
ししとうはすいかに意地悪をしたい
だから襟口をまっすぐ指さしながら
お米が付いているよと言い添えてやる
すいかは自動的に俯いて
始めの釦と二つ目の釦のあたりを
つまみつつ見つめているのだが
....
きみは
いつ
死んだっていい
わたしは
いつでも
きみが死んだことを
悲しんだり
怒ったり
理由や原因を
あれこれ考えたり
自分や誰かを責めたり
する準備を
ずっとしているから ....
あの日遮られない渡り鳥たちの羽ばたきが折からの強い季節風によって大きくねじ曲げられていく風景を窓辺から眺めていた
手もとの机の上には整えて並べられた琥珀のかけらたちと剥落した魔法瓶にさした花々
....
広い道があり、おとなが大勢帰ってくる
先に通った人々の影がまだ残っていて
同じ場所を踏み、ふしぎに懐かしい顔をする
熟れた太陽にこめかみのしらがが透かされて
あらゆる顔は少しずつ子供に還ってい ....
ある意味かわいいので、きょうも3さいながく生きちゃった
結果は死んでみないとわからない
葬式でかけてくれが口ぐせ
エンディングテーマが表面張力あふれてるコップの水の映像がきれい
のどがなる夏は ....
ビーバップ・みのるが好きだ。
ビーバップ・みのるはAV監督だ。
ビーバップ・みのるはすこし しゃくれている。
ビーバップ・みのるの声が好きだ。
ビーバップ・みのるはドMだから
自分のしてほし ....
猫の名はどれも全てグッドバイ。
名を呼ぶ度に別れの挨拶。
夏
おそいかかります
路地では
放水があって
みなが
逃げた
きみのくれた
お菓子には
黴が
はえていた
唾ごと
吐きだして
何度も
コンクリートに ....
ルールは守らなくてもよい
暴力をふるってもよい
利益にならなくてよい
「それでは社会がなりたたないだろう!」
でも
いまの社会で俺は成り立ってないんだよ
と、マイクは言った ....
人格障害ですねーって。この電車は準急練馬に止まりますですみたいに言われてさ。
あ、じゃあもう終点まで寝てていいんだって思ってうつぶせモードね、
寝汗びっしりでハッとしたらどこにいたと思 ....
1、むしゃくしゃしてやった
2、大恐竜展の破壊の思い出
3、あの娘はトラック
4、踊り場にて
5、職安通りコンチネンタル
6、GoJapanese
7、ゆめのある人
8、あの娘はトップブ ....
{引用=
***
}
ムラサキツバメに失踪する
その前夜にふきあれた豪雨のことを
ながく思いわずらっている
きしり、と
窓はひらいた
ひと知れず
みるまに
カーテンはあおられて ....
いくつかの災厄のなかで
わたしは書机の下で頭をかかえておびえ
くらやみのなかで
あらゆる醜態をさらした
偽善と臆病とともに怒りを
蛙と虻のあと
彼らは過ぎ去ったように思えた
瓶につめられ ....
俺はお前らが憎い
俺はこんなに不幸なのに
お前らってそこそこ幸せで
そこそこ良い暮らししてんのに
何かちょっとした失敗やトラブルで
二言目には不幸だのなんだのって
周りにそうやって言い聞か ....
メリークリスマスお前ら
世界中の恋人たちがこれから
夜通しファックしようってのに
わざわざ現代詩フォーラムに
ログインしてるお前らのこと
俺は愛しているけどな
連れ合いと一緒に
三鞭酒か ....
月にいちど血の塊を産む
生まれなかった卵と一緒にトイレに流す
私の体は痛む
痛みは臍の下から生まれて体中に(つま先までつま先まで)
それは生まれなかった卵の為に
じんじん じんじんと
....
晴れて定職に就いた暁には
俺はもうこんな作風は卒業して
聖人君子のようなツラして
聖人君子のような視点から
聖人君子のような詩をかいて
あなたって聖人君子なのと訊けば
私なんてそんな全然で ....
いちにちが終わった時に
お財布の中に残っていた500円玉を毎日貯めている
拒食症気味の私の昼食は決まって
アロエヨーグルトと豆乳とコーンスープで350円くらい
1000円札を出すとお釣りに ....
真矢みき が 宣伝をいまやっている
キシリクリスタルと いう飴をおれは
ぺろぺろしてるそうずっとぺろぺろしてる
キシリクリスタルをぺろぺろしてれば
辛くて悲しい現実をほんの一時忘れて
頭の中 ....
ちくしょう俺だってもっとあずにゃんをぺろぺろしたいんだ
でもな終わりなんだ終わってしまうんだ本当に終わりなんだ
誰に何と言われたっていい未来永劫女にもてなくなってもいい
俺はもっと見ていたいんだ ....
扉などあってもなくてもよくて、
それはわたしの肺が
さくばん死んだ蛾の燐粉で
みたされるのとおなじこと。(こうこつ、
通り抜ける、みどりの、さけび
それは あした
砂丘につづく列車に
骨 ....
生ゴミをドブ川に流して捨てよう
ディーゼルエンジンに軽油を焚き
美しい山々に煤煙を撒き散らそう
美しい村娘たちを集落に閉じ込め
阿片漬けにして七年間強姦しよう
生まれた子供は皆殺して捨てよう ....
浜にあげておいた
古い舟は
帰ってくると沖に流されてしまっていた
海を眺めると
海面を文字が跳ねていた
潜ったかと思うと
再び跳ね上がる
いつまでも跳ね続ける
不完全な単語の
文 ....
胃に優しいとか
目に優しいとか
肌に優しいとか
地球に優しいとか
特定部位には優しいのに
わたしには 誰も 何も 優しくしてはくれなくて
バファリンの半分は優しさでできていますとか
お金 ....
ただ
きみの
ひるがえる肩が
遠い国の祭りのようだった
ただ
きみの
あげる声が
ひばりのはばたきのようだった
と
きみに
伝えたかった
だけ
なのだと
新宿駅構 ....
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