すべてのおすすめ
ろくに足も
使えない奴
お前の語る
自由に
何の意味がある
優しさを
振りまくふりをする
その瞳
お前の
その瞳に
悪魔の宿るのを見た
柳の木の下で
羊の群れを刈り取り
小動 ....
{引用=まるでスワローテイル
君はいつも強がってばかりで
悲しいことを悲しいようには言わないから
いったいどれほどの悲しみが
君をそんなに強くしてしまったのかを考えてみた
そんなある ....
夜中3時まで勉強をする。
疲れ果て眠りにつく。
誰とも付き合わない。
結婚したらできなくなる。
辛く苦しい。
修行のようだ
自分を痛めつける
コーヒーを飲む
部屋の中はごった返 ....
降ろしてよ。
運転手は知らんぷり。
何度ボタンを押したって、出口は開けてもらえない。
私はバスの中。
行きたいところがあったはず。
通り過ぎてから、私はどこへ行くのだったか
はっき ....
あめがふると
くさがはえるのだと
こどもがおしえてくれた
わすれていただけなのだ
やくにたたないと
しってから
おとなになるために
すててきた
わたしとこどもを
....
自分が
幸せである以上
相手の幸せを
考えなければいけない
命は
自分だけのものではない
幸せでいるのも
自分だけではない
なぜか
間違える人もいる
なぜか転落する人もいる ....
仲間の為に
命を捧げよう
自分を殺して
人の為に生きよう
いくら自分は
辛い思いをしても
人が一人笑顔になれば
それでいい。
少しでも良い思いを
させて上げたい。
苦しみを ....
残されたのは私と、
醒めない絶望
前髪を掴んだまま
落下するカナリア
窒息の底無し、
(ふれた)
何かを失うほうが
いいと思った
願いを、そっと
つぶやく
....
山奥の針葉樹林で生まれた
朝露のひとしずくは
無数のひとしずくと共に
苔や羊歯の間を縫って
ひたすら傾斜に従う流れになった
渓谷では
無邪気にはしゃいで
いたずらに透き通って
....
仕事と仕事の間の
エアポケットのような
30分間
中崎町と天六の真ん中あたりの
こじんまりとしたおしゃれなカフェで
居心地の悪さを背負いながら
コーヒーを飲む
午後2時
この街 ....
知らない言語を聞いている
彼が何を言っているのか、私には分からない
「大好き」かもしれないし
「死んでしまえ」かもしれない
「そこ空いてますか?」かもしれないし
「昨日のテレビがどうした」こ ....
ぼくは苦手、ドッヂボール。
本当は大大大嫌いだけど、それを友達が知ったら
ぼくは次の休み時間から一人ぼっちで図書館行きが決定する。
ぼくは それが こわい。
人にボールをぶつけて何が楽しい ....
それよりまえにふみこんでくれるな
ゆったりとのらりゆらり
ハンモックにつつまれているのさ
母性をもとめるようちゅうみたい
はずかしいかい
ギリシャ神話のみえな ....
キリンさんに
アフリカはどっちだと言ったら
あっちだよと
太陽の方角を首で示した
僕の故郷は
あっちらしい
キリンさんに
僕の故郷は見えるかと聞いたら
そこには広い草原があるかいと ....
ドクロが路傍に立っていて
『よう金貸してくんないか?』って
そう言いやがる
....
とても幸せなゆめでした。
これ以上の幸せがないぐらい。
もう、泣いてもいいですか?
なにか壊れ物のように君は言った。
僕はそれに答えなかった。
それに答えれなかった、僕は。
....
人が多くて憂鬱だ。
さっきまで座っていたくせに、今はもう立っていたい。
依ってみたいが離れていたい。あんまり傍にいたくない。
感染させてしまうかも(誰か苦しみを引き継いで)。
真っ直ぐ ....
仲間に金髪のアイルランドから来た奴が居るんだ
おもしろいくらい若い女の子達が携帯もって群がって来るのさ
昔は無口な奴だったけど今はいつの間にか知らない女の子と消えていく
教授も居 ....
わたしは
あなたの音楽でいたい
あなたのくちびるがそっと開いて
嬉しそうに口ずさむ
空に向かって呼ぶように
わたしは
あなたの水でいたい
奇跡の泉にはなれないが
乾いた心を潤し ....
ママがホントは嘘つきだって
僕に教えてくれたのはデイジー。
白いスカートが似合う女の子。
パパがホントは嘘つきだって
僕に教えてくれたはデイジー。
真っ赤な頬した女の子。
デイジー ....
{引用=
ゆるやかに 見下ろした 深い夜の森は
慣れないおれには 凝った 闇の塊に見えた
あなたの 示す先から 遠く届く
波の 弾ける音で 崖の存在を 測る
ゆるい風にさえ 途切 ....
愚鈍たちの戯言は無視しなければならない
誰々がこう言っていましたよ、たいへんですね、
愚鈍はそうきみに話し掛けてくるかも知れない
きみよ、それを信じるなかれ、その物言いに惑わされるな ....
{引用=ほら
よく見てごらん砂浜を
ぽつんぽつんと小さな穴から
やはり小さな息がきこえてこないか
そのすぐ下でうずくまっている
口を閉ざした貝の声がきこえないか
彼らにとっては大きすぎる
....
日の丸をあげると
あなたがおろすから
おろしたのというと
うんと言うから
私はまたあげて ....
雨が降ると
窓を閉めてしまうわたしは
泣き虫を人に押しつける
晴れの日なんて
家中の窓を開けて
外と中の境を無くして
鼻歌なんか歌ったりして
それがまた
となりのトトロだったりする ....
今日の朝ホテルで見た目覚ましテレビの占いで
確かわりといいほうの順位で
『運命の人に出会う』
なんて書いてあったんだ
それは今からだいたい12時間も前で、
記憶からなくなりかけていたこと ....
色濃い恋の一ページをめくったなら
淡白な秘め事が見つかったりして
季節はいつも密やかに熱を帯びていくようで
バスに揺られて早十分、降り立つと見知らぬ土地
あなたの匂いを探してみるけれど ....
ゆうぐれにあめふりやがって
しゃくなげつぼみ
わらってんじゃねえ
みちみちみちてめぶくって
いのちつぶふくむ
いろづくまもなしものくろがなし
ふりかえれまえみろうせろ ....
何らかの理由により
自分の意志を決める。
あなたは自分を人の前で
出せますか。
いいえと答える人
あなたの1年はあまりに
短い。
はいと答える人
あなたは嘘つきだ。
わか ....
どこにも闇は無く
ただ前に見える微かな星に向かう
それは何かの儀式の様に
黙って、黙って
微かに見える島影を頼りに
軋む櫂を漕いで行く
ごらんあれが終わりの岬
幾度も訪れたそれは
....
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