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大きな山があって
そのまわりを道がくるくると続いている
頂上からゆっくりと転がり落ちてゆく

それがわたし
あなたであり、わたしたち

一本道は迷うことはないけれど
あなたはいつも怯え ....
私達は風景を食べている
そしてもうひとつの地球のような
そんな世界を造りその上を歩いている
しかしそれはとても、とても小さい

幾つもある小さいを繋いでみようと試みるが
誰も縫い目ひとつに ....
ローテイトする空気
ツンとした金属
それが君

つい触れてしまいたくなる
そびえる金属の塔
不可思議
早巻きでみる植物のように
私は蔓を伸ばし試みる
君への動脈
ツンとした金属
 ....
白以外の精神で安定した毎日を

森は隠れるのに適している

しかし七人の人殺しが現れて

かつての白雪姫が息を吹き返したのだと伝えると

木々の色は頼りなく薄れ

ああ、私はまた別 ....
あらゆる情念は鳥のように去りゆき、今やもう海の彼方
きみの温めた卵はもう何処にも見当たらない
いづれ粉砕されるのを知りながら体温を分かち
最後まで希望と名付けることはなかった
そんなきみの熱情 ....
眩く目を瞑ってしまうほど金色のメッキ
林檎の赤を恐れ隠そうとするファントム
時の雨は降り剥がれゆくあなた達よ
今度は水を金にして流れゆく行進を

既にあるものの存在を誰が否定できよう
目覚 ....
金属を叩く音が
全部で三つ

離れすぎず
また、求めすぎない間
充分で理想的な関係

重要なのは音色
振動する空気も
重すぎないのがいい

単純な規則性と
各々は直に影響し合う ....
背中に羽がついていますよ

あなた見えないのですね

忙しすぎて 首が回らないみたい


熱心に遠眼鏡を 見てらっしゃるのね

天使が見える?

それは地球を一周して あなた自身 ....
平淡な 板上の 安定した 金属の 丸い 群れ

平淡な 板上の 安定した 金属の 丸い 群れ

平淡な 板上の 安定した 金属の 丸い 群れ

平淡な 板上の 安定した 金属の 丸い 群れ ....
Wasabi さんの瑠王さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
支配する環- 瑠王自由詩413-2-8
Patch_Work_#1- 瑠王自由詩11*10-6-28
ツンとながす君- 瑠王自由詩8+*10-6-9
白雪姫- 瑠王自由詩3*10-5-12
ほとり- 瑠王自由詩8*10-5-10
剥がれて尚も行進する金色の- 瑠王自由詩4*10-4-30
三つの音- 瑠王自由詩10*10-4-23
shall_have_wings.- 瑠王自由詩6*10-4-20
群れから外れる反復- 瑠王自由詩6*10-4-11

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