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この夜陰 、この白い小部屋にて
ある物ある物、ありありと在る
もはや当たり前のこと、 そうして
わたしなるもの
渦巻くそれらの内の一分肢に過ぎずと 。
うっすら光り広がる
意識の視界の開け続け
やがてそれら 、
白銀に光り揺れ輝くひたすらに
誰かの優しい眼差し感じながら
生死の境域を奔走しながら
自らの意識を最後までに
しっ ....
やはらかな
羽毛に包まれ
小枝の葉繁る上に
ちいさな細身の肉担い
ぽっと現れた 、アナタ
仄か純白に輝き在りながら
黒々とした髪や伸び映えた髭
誰 ?
問う迄も無く ....
いやはや
はやちねの
ねのつよき
ひびき
わなわなと
わなわな
光の射し込み
緑の群れ、葉の羽ばたき
無数無限、囁やき照り映え
宙天 ハヤチ音ヒビキヒカリ放ちて漲り命奏で ....
すれ違う
少女のえくぼ、
両頬にくっと穿たれ
燃える太陽の窪み
吸い込まれる黒点、
純白の輝き放つ肌に
眠りの底の世界、彫塑され
純白に輝く音塊投げつけ
浮き彫りにされる漆 ....
街の通り花壇周りの草むしりするおばさん達、
ぽつぽつと明かり橙に灯る小さな美容室、
青いバット握り締め素振り繰り返す少年、
サイレース貰いに早朝のバスに乗り込む私、
この街の営みの傍らに殺 ....
うっすら
光跡となり
響く声の貴女 、
あゝ 遠い記憶の
滑り台から滑り降り来て
またきっとあえるから
そう言葉ふるわせ
私を見上げ いった人 。
さるすべりの紅、
うっすらと飛び跳ねる
夏の朝に
みんみん蝉の声、
ふと心に響き
途の人、立ちどまり
心の奥底へとみんみん蝉の声
響かせる現の時 、
永久のヒビキとなり刻み込ま ....
《光と闇(思考)》
漆黒の闇に自ら発光し
発光の輝き自ら和らげ
眠りに就く際に 、
染み入る静かさ
沈黙の安らぎ
*
「光が闇の権力と闘う
その場所でお前 ....
樹林を縫い
薄っすら輝く
白い道 、
すっと伸びゆく
何処までも
うねりくねり
いよいよ白く
気付けば
そっと純白に 、
そして
すっと透明に
ずんずんずんずん
進み来 ....
ずぶっずぶっ
自らの脚の
ゆっくりねっとり
黒土に沈みゆく
を、
慌てて何とか引き上げて
進む一歩、
また ずぶっずぶっ
ねっとりゆっくり
黒土に沈みゆく
視界もんわり暗闇に ....
空間を生きるものは、
光の中で存在を体験する。
時の流れを歩むものは、
創造行為の中におのれの力を感じる。
心情の深みの中にいるものは、
宇宙をみずからの中に見出そうとする。
空間の広 ....
大地の上に、色さまざまに
生命の創造力が開示されるとき、
大地の素材から、さまざまな形で
生命なきものが創りだされるとき、
それを感得した魂が、意志の力で
おのれの生存の喜びを強めるとき、
....
ちかいとほい
あゝあなた、
雨降りですね
腹筋の乳房の
ふっと盛り上がり
ひかりちから降り注ぎ
柔らか硬く硬く柔らか
うんとうんとね
もっともっとさ
やはらか垂直に
平面 ....
深いふかい闇に沈み
初めて輝き出る光こそ
真なるヒカリ 、
それまでは無ノンセンス、
(光)と(闇)の間でバランス取りつつ
深いふかい闇 、
無というノンセンス*という
真っ逆さまの ....
ふんわかふわふわ
白雲流れゆき
自らに映り出す
とほいとほい光源の影
散りばめちりちり
細やかに
私という霊魂を
優しく慰撫し
影踏みながら懐かしみ
受け容れられること
ひたすらじ ....
痩せこけ骸骨になっていく
無数の子供たちの影 、
一本柱に蒼い首突き刺さり
溢れ落ちるもの 、
しと しと しと
白壁に染み渡り伝わる
音の一つひとつ
反響し自らを刻み込む、 ....
闇の沈黙の内に
聴き取る響き
蠢き疼く
何か達 、
どっと押し寄せ
大地という基盤を失う瞬間、
光の回廊 真っ直ぐ奥へ奥へ伸びゆき
自らの自己意識の極限痺れ真っ白に
私は在る ....
龍神の
灯の許に
伸びる白雲、
弓形に満月取り囲み
自らの永遠の核を
月影から持ち去り
旅立った人、
その喉声の振動 、
最後に聴いた
感触の木霊、
未だ輝き残響し
コン ....
てめぇのかったるい
ゆるんだ魂
と、
ぶよぶよ太った肉身
自らが自らの肉身操れるよう
出直して来い!
もはや集合意識でなく
個体意識の時世なんだよ
ッたく、やってられねぇ ....
慢性的な病苦と共に
意識の闇に沈む 、
深いふかい漆黒へ
日々、夜の更け行くに連れ
そこからゆっくり
静か立ち上がり
気付けば
朝に太陽、
この世界を照らし出し
朝に意識、
自 ....
ずどんどすん
憤怒の鉄鎚、
打ち下ろされ
腹底に鳴り響く
この夜この世に
猛烈な電光と雷雨と共 、
*〈怒りと罰〉の次元
与え与えられ 登攀せよ! と。
....
猥雑な迄オレンジ
染まり輝く満月
熱帯夜の屋根瓦の上 、
浮かび在るをふと捉え
月の磁力、否応無く深々と
あの日、師の逝去の
報せと共
外出した夕闇に 、
....
木立、弧をなし
わたしを取り囲み
父の墓石 見つめ入る
初老の指先、震えながら
この道の終わりに立つ死 、
いつしか、
死への執拗な思いに取り憑かれ
今此処で生きて居るという ....
この深夜 己、肉の苦を耐えつつ
天空、星々神々の壮麗な居住まい
この地球大地から想い致す意志、
私とは何者か?
その問いへの応え心静か努め待ちながら
くらくらしてしまうよ
なんて眩しい朝だろう
もわんとした熱気のうねり
貫き大地に直射スル陽の光、
車のフロントガラスから跳ね返り
きらきら煌めき眼に入射し続け
くらめくくらめく、
....
雲は私の髪の毛、
乳房は母の余韻、
素肌は記憶の私、
揉みしだいても叩かれても
肉の実感、魂の実感へ至らずに
何時しか何処からか流れ来る光の帯 、
すっとすぅうと
....
あの日から
降り止まない雨 、
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間から
零れ落ちる光滴たち
無数に煌めき散逸する 、
終わらない旅路の最中
訪れるもの一つにさえ
....
あの人も居なくなった
この人も居なくなった
そうなんだ 、そうなんだよね
、
あっちで皆んなそれぞれに頑張って!
こっちで僕らもそれぞれに頑張って!
遥かな宇宙の果てにまで
私の想いを運んでいきたい。
聖なる力の発する焰の中で
心が更に熱くなれるように。
目標を目指す意志の営みの中で
私の思考を存分に働かせたい。
思考が永遠に生成す ....
atsuchan69さんのひだかたけしさんおすすめリスト
(725)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
詩想・「わたしなるもの」
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-8-10
五行歌、大地と意識と_大地震を前に
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-8-9
聖なる夢見
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-8-9
疾風楽音(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-8-8
人、人、人、
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-8-7
熱の同心居
-
ひだかた ...
自由詩
7*
24-8-6
こんにちは、_さようなら
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-8-5
媒介する人(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-8-4
詩想・〈魔〉と〈魔〉*の真ん中で(思考・感情・意志)、五行歌 ...
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-8-2
愛のお伽韻律(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-8-1
黒土の夢
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-7-31
詩想、「自己存在」という問い·今の私という境地2.
-
ひだかた ...
自由詩
2*
24-7-31
詩想、「自己存在」という問い·今の私という境地1.
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-30
宙ノ言葉
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-29
詩想、詩書き人*という私の基本的態度
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-28
まぼろしそんぐ
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-7-28
Starless
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-26
内的体験
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-25
内奥の泉
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-24
怒りノ鉄槌_、敢えて
-
ひだかた ...
自由詩
2*
24-7-23
ヒカリ
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-7-23
詩想・この夜の〈雷響〉に導かれ
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-7-22
五行歌、月なるもの
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-22
墓参
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-21
五行歌、地と天空の境域にて
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-21
この夏の朝に
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-20
すきとほる(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-7-19
降り止まない雨のうた
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-18
五行歌、それぞれにそれぞれの歌・亡き高橋巌師の魂に捧ぐ
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-17
*死者の言葉
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-17
1
2
3
4
5
6
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11
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