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自分という存在の剥奪、
自分という存在への恐怖、
自分という存在の絶望、

自分という存在が最初から 
見捨てられ遺棄されて居る
この呪われいるという強烈な実感 、

この場に根源的問 ....
冷え冷え立ち上がる声の壁 、

彼女が俺を凍り付かせ
爬虫類の紅い眼差し、
フラスコの薄い内側から
ギロッ ギロッ と移動し 

冷え冷え波打つ声響き渡り 、

孤独と結婚し私の内懐 ....
過ぎ去りゆくもの
全ての虚しさから
新た在るもの創造され
萌え出る生命たち
ぐんぐんぐんぐん生成する

「思考の遺産を身につけて
私はこの感覚世界に歩み入った。
神の力が私をここに導い ....
カッピカピ
おひつに水入れず
ひゅぅうひゅゆう
夜に口笛吹き
ウオォッウオォッ
別れた妻の野獣の声、
陣痛室に響き渡る異様
脳裏から剥がれ落ち
ぴちゃりぴちゃり
反復されるこの宵の口 ....
太く立ち上がる孤独の壁、

声は際立ち呪いの絶対零度に
すきとほり静かさ司り浮き立ちて
ただ在りただひたすらに私は在りと

努めながら死につつ死につつ努めながら 、
哀しい風が吹いている
彼女の歩き過ぎる横顔に
あの坂道向こうの奈落へ
歩み進み墜ちていった
彼女の歩き過ぎる横顔に 
哀しい風が吹いている

雨降り頻るあの夕に
マンション玄関ホール
 ....
郊外から久々に都心に出れば、
拡がり迫り来る無機空間の
白壁に聳え立つビルディング群、
それら狭間に伸びるアスファルトに
浄められる如く洗練された装い身に纏い
行き来する一律精巧細工な女の子 ....
崩れ落ちて来る鉄骨の群れ、
朱の血飛沫散らし
無機の呼吸し始め
振り絞られる意識の視界、
否定の十字の楔打ち込まれ
打ち震える貴様の両手両脚

野草ヒメジョオンの群れ
とっくの昔に埋葬 ....
歳過ぎて
ゆるりゆるり
肉体の衰えゆき
のたりのたり
魂の努め若返りゆき
進む時間の地平の果てにて
透明に澄み渡りゆく独りの神霊となり

この大地へ返礼の信号送る 送り続ける 、

 ....
空間を生きるものは、
光の中で存在を体験する。
時の流れを歩むものは、
創造行為の中におのれの力を感じる。
心情の深みの中にいるものは、
宇宙をみずからの中に見出そうとする。

空間の広 ....
しっくり白い雲間の満月
静か充ちるこの夜陰に 、

 貴女の手から既に解き放たれ
 自らの意志で貴女へと向かう

私というこの在り方を業にしつつ
(たとえ悪魔に呪われて居ようとも)
こ ....
私の故郷、それは一握りの花、園庭の子供たち
砂塵の飛び交い融解する苦肉に歓びの込み上げ
静かな祝祭と神聖と厳粛に揺蕩う赦しの夜陰

街の灯りの柔らかに広場に伸びゆき、
明けの明星が輝く迄踊り ....
太陽は私の心臓、
千切れ雲は私の髪の毛、
恒星は私の思考器官、

けれどこの夜、満月くっきり浮かび輝き

この私を地球大地にしっかり住み着かせ。
肉体の滅して
意識の保たれ在る

のならば 、

初めてその意識を
〈魂〉と云う

とするのならば、

肉体の生きて在る内に
生死の境域を超え得る意識

にして 、

初 ....
安らぎながら
自らを観て眼差され
感じ入りながら安らぐ私

 安らぎ憩いながら 、

アナタの内の私ですと。
晒され濡れそぼつ
盲目の天空
高くひろやかに
入っておいでと

 巨大な紫の花冠の揺れて

黄色い頭巾被り
赤い唇輝かせた
女の冷たい顔 、
オマエの顔に触れると
普き孤独の壁起 ....
人 、朔望月の巡りのなか
人生という謎を前にし

 内なる祭壇を設け蝋燭を立て
 点火した炎、その仄かな光の揺らぎに

無限へ昇りゆく真白い螺旋の階段を観る
夏の遠き
記憶の残照か

闇の粒子掻き分け
兄に導かれ辿った森の

深奥に闇の明けゆく朝焼けと共
カブト虫やらクワガタやら

幹の蜜をじっと吸い込み黒々艶めくを
発見した瞬間のオド ....
モントルーのボンゾ、
小刻みに大胆に
内なるキリスト
打ち刻み呼び起す
断ち切り横殴り
人の覚めた意識を
更に明るませ
白銀の視界へ
林立する黄金に
発光スル群れ数億、
混沌鉄火の ....
神々の諦観にして
人の思惟在り、
人の諦観にして
神々の思惟蘇り、

 人 、思考生命の
 力動掴むのなら

波の脳髄を創り打ち寄せ
波の脳髄を消し寄せ返り
黄金の意識の視界に
濃紺の夜空拡がり
黄に輝く半月 、

やはらぎかたく
かたくやはらぎ

あゝ私という彷徨い 、
一つ その道標を見出しあり
燃え盛り煮え滾る破壊衝動に心情の温かな愛を育み贈り、

そうして〈私〉の内なる《破壊のかまど》
未来への新たな萌芽となり宿り在りて、

内なる破壊衝動をそのまま外へ取り出すこと、
破壊の為 ....
自由の海に放たれ
泳がされ必死に泳ぎ
分別をわきまえる迄
幾つもの罪を犯し
そうして今に至るこの私、

 普遍の大洋を自ら選び取り

泳ぐ泳ぐ泳ぎ続ける、魂の階段を

肉の消滅に至 ....
私なるもの、
この世界宙宇
映し出す唯一の鏡、

 意識研ぎ澄まし

自らの任務 自由に果たす!
鋼鉄の視界に
荒涼とした原野開け

雨は降り続ける

この終わり無き日々に
あらゆる詩行を辿り
未だ応え無きまま

荒涼の原野に心情の熱注ぎ続け 
脳髄という墳墓に埋められた
死 ....
この夜陰 、この白い小部屋にて

ある物ある物、ありありと在る
 もはや当たり前のこと、 そうして 

    わたしなるもの

渦巻くそれらの内の一分肢に過ぎずと 。
うっすら光り広がる
意識の視界の開け続け
やがてそれら 、
白銀に光り揺れ輝くひたすらに
誰かの優しい眼差し感じながら



生死の境域を奔走しながら
自らの意識を最後までに
しっ ....
やはらかな
羽毛に包まれ
小枝の葉繁る上に
ちいさな細身の肉担い
ぽっと現れた 、アナタ
仄か純白に輝き在りながら
黒々とした髪や伸び映えた髭

      誰 ?

問う迄も無く ....
いやはや
はやちねの
ねのつよき
ひびき
わなわなと
わなわな
光の射し込み

 緑の群れ、葉の羽ばたき
 無数無限、囁やき照り映え

宙天 ハヤチ音ヒビキヒカリ放ちて漲り命奏で ....
すれ違う
少女のえくぼ、
両頬にくっと穿たれ
燃える太陽の窪み
吸い込まれる黒点、
純白の輝き放つ肌に

 眠りの底の世界、彫塑され
  純白に輝く音塊投げつけ
 浮き彫りにされる漆 ....
atsuchan69さんのひだかたけしさんおすすめリスト(660)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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