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詩のフレーズを思いついたとき
メモをする
ひとつひとつの言葉を
忘れてしまっても
メモをスッと取り出せば
鉛筆を走らせたときの息遣いまで
いきいきと蘇えるように

私の生 ....
空と海の境目は
遥か遠くでつながっている

海鳥が
水際に光る魚を探している
真実は見え隠れして
それを捕えるためには
そこに飛び込まなくてはならない

解っている

生き残るた ....
 人は生かされている
 ままならない人生も
 かずかずの教訓を教えてくれる
 
 いままで
 むだあがきをしてきたんだな
 自然に生きられたら
 それ以上の幸福はない

 あやつ ....
送電線の下をくぐって
アスファルトの海を
ぼくたちは、
泳いで、


はりめぐらされる
緯度や経度に
足をとられながらも
ひたむきに
日帰りの旅をくりかえす
ねむる前、ときどき
 ....
どうにでもなれ、だなんて
もう
思いは 

散り散りに 砕けようと してる

触れたいだなんて
もはや 高望みもいいとこで
僕が触れても
汚れないくらい
君は 遥か

 ....
1.
あのまま薬をもらわなかったとすれば
病に向き合うこともなく
ときどき不調、で括りあげてきたのかもしれない。日没と
払暁でめくる暦のスピードで

2.
父も、だと
母にとっての閨房 ....
ぎゅっと
ケチャップのチューブをしぼって
出来たてのオムライスに
真っ赤なうずまきを描いた
かわりに涙が
ほほを伝わないように


悪いのはお前じゃない
と 言って
 ....
泡を吹くまで殴られたって
譲れないものってのはある

自分の殻に閉じこもっても
プライドは残ってる

でも、もちろん
生きてることを
大事にしてる

何万年だって。
なんだかだるいのは
背中に大きな悩みがあるから

いつかつぼみをつけて
大きく、花開くまで

まだ、夢は捨てない。
るる は ねじ式
ぎこぎこ
いぜんは そうじゃなかった

いくない魔法使いめ
しどいめに あわせるじゃあにゃいか
ぎこんぎこん
鼻をかじったぐらいでなんだい

あたちはあ ....
まあるいやかんに まあるい世界
ちらちらとひかる影 木々と
空の

音のない小部屋
ただ少し
手のひらは汗ばんで

ガラス一枚隔てた先に
胸は 焼けつくように痛む

ジリジリ ....
はみだした色が
気にかかる

言いたくない言葉
かけてしまう

いっそ塗り潰して

ぐちゃぐちゃに
塗りたくって

もっと大きな
絵を描こう

今度は二人で
春風に
ぴょこん、ぴょこん

見えちゃってる
値段のついた
タグ
東京は
私たちの隠れ家だった

誰も私たちを知る人などない街で
なにもかもを忘れたふりをして
ただのオトコとオンナになるための
狭くて大きな隠れ家だった

東京タワーも水族館も
 ....
穴のあいた障子から夕日が真っ直ぐ

人は美しい
とか
綺麗なもの

流れて
惹かれて


弾かれる


暗い四つ角の隅で
そう 唄ってたり


だって 相変わら ....
泣き始めたしゃっくりを

なだめてなだめて眠りにつかせる

それでも未練がましく嗚咽をもらすしゃっくりは

まるで失恋のようだ
北極星を中心に
星は回るらしい
教育テレビで
さいきん学んだ
世のなか知らないこと
ばかりだなぁと
感じられる日々は
きっと良いことだ

月は東京の空が
濁っ ....
わたしが

うまれてから

なみだを

 このてで

  ふくまで

ちちははは

どれほど

こころを

 ぬらした

  ことだろう


いきていく

 ....
そういえば
日曜日には、夕暮れまで
秘密基地を作って遊んでた

いつからか、
映画を借りて、夜更けまで
そんな日曜日を過ごしてた

良いとか悪いとかじゃなくて
ただなつかしい

 ....
最近は色とりどりの空回りを
踊って僕はすっかり忙しい


それは時には一つの映像に
留まれない忙しさだったり

あぐらを掻いたまま
立ち上がれない忙しさだったり


何 ....
食べちゃいたいほどカワイイと思っても
本当に食べちゃったら目の前から無くなっちゃうから
無くなっちゃったら寂しいから
食べません

今日は天気がいいね
お空はからっぽ
だね
数学が苦手だって言うのに
もう少女ではないから
計算違いは許されない


髪を伸ばすこと
それは可能性
ダイエットコークの味を好きになること
それは目論み


統計では
きみの ....
親父の趣味は小さな鉢植え
鉢の順番を並べ替えては
玄人じみたため息をついて
またはさみを入れる

たどり着けない完成に向かって
まず渋茶をすするのも

たどり着けない完成に向か ....
その指先に
凍れる紅をさし
頬の産毛を粟立たせ
きみは
街なかの雪に泳ぐ


手のひらで固めた結晶は
赤い目を探すうち
もはや雪でなく
氷の透明に変わっている


そんなにも ....
あの人の
名前を呼びたくなったなら
音にはせずに
水に書くよ

岩に刻まず
砂に描かず
水に書くよ

すぐに流れて
この世から

思いは水底に
叫びは水面に

波紋は ....
ずるやすみの木で
かみさまを見かけた
なにをしているんですかとたずねたら
ずるやすみをしているのさとこたえた

ぼくも人のことは言えないから
ああそうですかと
おおきな幹にせなかをよりか ....


昼休みの男子休憩室の扉を開くと
新婚三ヶ月のM君の後ろ姿は正座して
愛妻弁当を黙々と食べていた

「 おいしいかい?
  結婚してみて、どうよ・・・? 」

と買ってきたコンビ ....
寒い冬には
空に
大きな蜘蛛の巣が
掛かっています

蜘蛛の巣は
ふだんは見えません

でも
群青色に染まった夜
群雲が月の溢れる光を
うっかり落としてしまった時
白く透けて
 ....
舞い上がったタンポポの綿毛が
振り返って見下ろした風景

歩道で蝉の抜け殻を
知らず踏みつぶしたときの音

そんなふうに目覚める朝

新しい自分が
古い骸に驚いたり
影よりも陰 ....
いっぴきのむしけら

どこからまよいこんだのか
へやのなかをあるいている

へんおんどうぶつのおまえだから
まふゆのさむさにうごきもにぶい

かんたんにつかまえて
ちょっとち ....
日朗歩野さんの自由詩おすすめリスト(889)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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アルゴリズム_盆栽- たりぽん ...自由詩9*06-1-22
紅と雪うさぎ- 銀猫自由詩11*06-1-20
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覚醒- たりぽん ...自由詩806-1-16
いっぴきのむしけら- ベンジャ ...自由詩4*06-1-16

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