すべてのおすすめ
忌憚のないご意見を
と促され
理解できない専門用語が多く
難しくてつまらない
と言ったら
白い顔をされるから
解らないのに解ったふりして
笑顔で拍手
握手したりして
忌憚なく激励 ....
センチだ
メートルだと
カタカナの単位が威張ってる
センチメンタルは流行らない
比較する基準が変わる
じゅうばいのじゅうばいのじゅうばい
目が回るほど遠いと思う
比較的長いと思う ....
なんでかな
あの瞬間はきっと、今なのに

眼球の裏で羽虫が飛び回っている
右耳の後ろの脳が痛い 痛いんですー
固形の薬にはなんだかマイナスのイメージしかない
二番目に古い記憶のラムネ菓子と ....
僕の住む街を走る地下鉄では
「携帯電話は心臓ペースメイカー等の医療機器に影響を与える恐れがあるので電源をお切り下さい。」
とアナウンスされる。
僕はそれが嫌いだ。
会社を揚げて携帯電話使用反対 ....
私、カンガルーの赤ちゃん

ポケットから顔出して
冒険して 想像して
怖くなって引っ込む

ぬくぬくで安心で
うれしくて一回転
ドッタンバッタンしてから
上向いて
イタズラな顔をひ ....
月が欠けたので
宇宙へ
行くことにする
あの欠けた部分
埋めれそうな気がする
 

  あ ほ ほ ど キ ス を し ま し た



  あ ほ に な り ま し た
文明昇華
のまえに

文明消化
しようか
最近、心のバランスがうまくとれなくて
(ほとんど落ち込んでいたのだけれど)

でも うまく哀しめないので
(小さい頃からそうだ)

お風呂で ひとりで 誰にも聴こえないように 潜っ ....
いちばんあいたいひとにさけられているのだ。
いちばんあいたいひとはとおくにすんでいて
あいたいといってもしんじてくれなくて
かなしい。
かなしくてなみだがでる。
いちばんすきだとつたえてみた ....
わらいながらないた

冬のくるしいことは
もうじきにおわるんだとしんじて
きょうきはかかとすれすれのところに
しまいました

あたたかい
かぜはしおからく
さいたまは あざやかで ....
風ほのか

追へども届かぬ 夢ならば

見返り咲きの 花もみゆ

さくら さくら 吐息に添えて

ちりもみゆ
耳元で
指に巻かれた髪が
音もなくほどかれるとき

少しの沈黙が欲しくても

あなたは
何事もなかったように話をつづけて
僕は
一語を味わうゆとりもなくて

また
その髪が
 ....
<雪見カンガルー>

どうしても雪の白に溶け合わない
自分の体を恨めしく見下ろすと
袋の中で子供たちが
凍えながら見上げている



<嫌がるラクダ>

ラクダのコブは脱着可 ....
    夜のキウイ
    地下バーのジョンレノンの
    ポスター汚れ

    やっちまった
    しょんべんのズボンの地図よ
    モスクワの壁

    電球がひとつもな ....
  父と子は走った
  父はバイクで
  そうしてぼくはランナーとして
  伴走してくれる父の後についていった
  中学校のマラソン大会で
  ぼくはびりの方だった
  帰ってくるランナー ....
  

   朝はいつ空けるか
   モダンアートのような
   朝焼けが見たい
   心の中が掻き立てられるから
   燃えてくる海
   でっかい太陽がイビツになってる
   いっ ....
  立ち眩みがする
  ぼくは街の中でしゃがんでしまった
  しばらくそっとしておく
  歩けない
  アヒルのようにも
  吐き気はない
  街が回りだしたのだ
  さけびたかった ....
遠く、遠く、遠い場所で
何かが揺らめいている
ように見えるんだ
そして消えるんだ
追いかけないんだ
そこにいるんだ

交接、の前の
寂しさが好きだ
触れる直前の、一瞬の孤独
 ....
  

   あまり淋しいから
   ひとりで寝ている
   
   午後15時10分の憂鬱
   外は晴れている

   これから風呂にはいる
   温もればいい

    ....
鉄のようなキンキンの朝には
チョークを引いてやるんだ

真っ赤なセルスイッチを押せば
エンジンに真っ赤な魂がきらめく

躍動するバルブとピストンは
こっそり胸の奥に秘めてるぜ

僕は ....
 

  まだ夜は明けない
  カーテンも開けない
  日曜日は明日のことが気になる
  開放感はない
  ちょっと気が重い
  体調も気になる

  だが休みには変わりないのだ
 ....
     まだ未明である
     カーテンは閉じられたままだ
     あらゆる可能性がある
     土曜日には
     未来がある
     音楽を聴くのもいい
     ビデ ....
 

  若草色のミニの少女が
  夕暮れのバスに乗り込んできた
  バスがパッと明るくなった
  バスは海まで
  直行する

  ばら色のミニをはいた少女ッがひとり
  明るいバ ....
  

   『麻薬書簡』は読んだが
   麻薬はやったことがない
   ほんとうにハイになっちまうのだろうか
   ハイになると何が見えるか
   ハイになるとどんな音が聞こえるか
  ....
  

    春一番が吹いている
    春一番が吹いている

    これで俺も床屋に行って
    ひげもきれいにそらなくちゃあ

    風祭り 花祭り
    ここらの梅も ....
この無限の宇宙の一点で
この無限の時間の一点で

君は
失われた

きつく抱きしめた
ぼくの腕の中で

ぼくは
あの特異点を探している

漂いながら探している

この無限の ....
  明るさは残っているが
  パソコンのために電気をつけた

  部屋の中を金魚がいっぱいおよいでいた

  ぼくも水槽の中にいた
  ぼくの部屋は水族館だったのだ

  あしたは ....
彼を見たとき
彼の声を知っている
そう
思ったんだ

彼の睫がとても冷たいことも
知っているし
彼の鎖骨が氷のように冷たいことも
知っているし

知っているし  ....
ぼくらは殺し続けるのか
この手を失うまで

ぼくらは傷つけ合うのか
この舌を失うまで

ぼくらは偏り見るのか
この目を失うまで

ぼくらは走り続けるのか
この足を失うまで

子 ....
千波 一也さんの未詩・独白おすすめリスト(706)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゾンビ風- あおば未詩・独白2*05-3-27
センチメンタル- あおば未詩・独白6*05-3-27
ラムネが欲しい- 待針夢子未詩・独白3*05-3-25
はい。- ヤギ未詩・独白1*05-3-24
カンガルーの赤ちゃん- 木葉 揺未詩・独白10*05-3-18
私の愛で- 阿部未詩・独白7*05-3-18
あ_ほ- 阿部未詩・独白7*05-3-17
正_露_丸- 043BLUE未詩・独白3*05-3-17
哀しむ方法- 阿部未詩・独白6*05-3-17
いちばんあいたいひとにあえないかなしさ- 阿部未詩・独白3*05-3-16
神奈川流星- オオカミ未詩・独白1405-3-15
はるもみゆ- ひより未詩・独白3*05-3-13
ほどかれた髪- ベンジャ ...未詩・独白605-3-9
動物園_2- いとう未詩・独白10*05-3-7
モスクワの壁- 天野茂典未詩・独白105-3-6
そうしてぼくはランナーとして- 天野茂典未詩・独白105-3-5
太陽はひとつの窓なのだ- 天野茂典未詩・独白305-3-3
街が回りだしたのだ- 天野茂典未詩・独白205-3-2
セックスの話をすると腕が痺れるのでセックスの詩を書こうと思う- いとう未詩・独白12*05-3-2
アフリカへ- 天野茂典未詩・独白605-2-27
バイクの唄- Tシャツ未詩・独白305-2-27
竜宮城は江ノ島からも行ける- 天野茂典未詩・独白305-2-27
土曜日サンバ- 天野茂典未詩・独白705-2-26
彼女らが帰ってくるのは2週間後だ- 天野茂典未詩・独白305-2-25
ヤクのような一篇の詩を- 天野茂典未詩・独白405-2-23
風祭り- 天野茂典未詩・独白205-2-23
特異点- 043BLUE未詩・独白305-2-22
ぼくも水槽の中にいた- 天野茂典未詩・独白305-2-22
鎖骨の彼- 未詩・独白2*05-2-22
リトルテロリスト- 043BLUE未詩・独白705-2-21

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