すべてのおすすめ
家に帰ろう
そこには
なにもなくても

買ったばかりのソファ

ごろん
天井に
幾何模様を
いくつも描く

うまく
伝えられないね

ただ
あなたの存在に
ありがとう ....
酔いを纏って眠るのは
魂を浮遊させるため

寒くて
暗くて
独りぼっちで
身体が重い
気が沈んでいく
淋しいと
素直に思えない

幻のぬくもりに夢見て
それなら
ひとりでもま ....
みかん色 落ちたよ
夜はもうこんなに蒼だし
蒼はもうこんなに夜だよ
西に光って 鳥も帰るよ


冷える音 止まる音
ひとつずつあたたかく
めごい瞳に降り来るよ
ひとり ....
あーもんどチョコレート
口に入れてみたいと脳が
気まぐれに感覚した

それとも
それは
何か大事な意味か

あした
君に訊いてみよう

あーもんど
美味しかったかい?

君 ....
夜明け前の道を 
自らの高鳴る鼓動を胸に秘め
歩いていく 

川に架けられた橋をわたり 
駅の改札を抜けて 
無人の列車に乗り込む 

腰掛けると 
発車を告げるベルがホームに響く  ....
{引用=

わたしが小さく息をしたら
この胸の奥の おくで ひりりといたむ
そんなことを
あなたは知らずに


  


なだらかな 坂 の

おりても のぼっても

やがて

おんぎゃあ 

って 聞こえる の 

ぷつり 


  

{引用=fromAB 「濃縮回廊 ....
旅行から帰ったら
あなたと
さくら見たいです

あなたのメールに
胸が詰まる

そう
そうだね
はなびらが
はらはら落ちる川沿いは
きっとまだ
風も冷たく

見上げた角度に ....
白いぼくの部屋に恋する女の子がいます。
その女の子は白い奇妙な椅子を
ぼくの部屋にはこびこんで、
ちょこんとすわっています。
窓のそとには
純粋な蜜柑の集落が
どこまでも続いています。
 ....
あなたとにって詩が
だれかにとって詩であるとは限らない事実を
そろそろ
認めませんか?

これは詩ではない
思いのたけを稚拙に並べた文章
不特定多数に還元された主語
(まず文章として問 ....
壊れた時計をなおしていたら
ふとしたことで けんかになった

あなたは時計をばらすのをやめ
きちんとねじをしめなおし
机にぽいと置いたのだ
わたしはそれを手にとって
いじくりながらそっぽ ....
あなたと結婚しました
やさしいあなたと結婚しました
スーツの似合わないあなたと
缶コーヒーが似合うあなたと
いっしょにハンバーガーをパクつける
あなたと結婚しました
あなたを産み育てた故郷 ....
ゆくえをさえぎる雲は
散っていきました
春です

昨日までの私はふるえていました

波に洗われる消波ブロックのように
、ふるえていました

風に吹かれる朽ちて傾いた電柱のように
、 ....
母である前に 人です
女である前に 人です
陽子である前に 人です

母という 人です
女という 人です
恵子という 人です

母としての 幸福
女としての 幸福
直美としての 夢 ....
黒い布が飛んできた
ふわりと落ちて
黙って泣いた
風の吹くのを待ちきれず
騒いで泣いて
踏んづけられて
ずたずたに
黒い布が死んだように
横たわる
風呂敷包みのお姉さん
見ない ....
赤い花を摘む男の指に見惚れてしまった
ゴボウ色に染まっている自分の指先を見つめながら女は赤い花を積む男を見ていた
男は何事も気にしないまま赤い花だけを摘んでいる
ゴボウ色の指をした女は自分に向け ....
そうこうしているうちに
衣をとられてしまって
騙されているほうがよかった
と中川から帰っていった



{引用=fromAB}
黄色いキノコ
誰もが嫌う
段だら模様の
汚いキノコ
辺り構わず
胞子を放ち
あっという間に
崩れて消えた

隣の兵隊
並んで歩く
形見で分けた
空気銃
音もさせずに
弾を撃 ....
となりに君をのせて
海沿いの夜をゆく
波は
そこにあるのに気づかない

君はたぶん
空気で出来ていて
誰の目からも見えないけれど

見失いそうになるとき
君をのせて夜をゆく
ボク ....
  母は双子です
  私には母そっくりな
  伯母がいます

  二人揃うと
  朝はとても賑やか
  ぴーちく
  ぱーちく
  さえずってます
 {引用= 「洗濯どうする?」
 ....
シーラカンスてことばが
とつぜんうかんできて
ああ、だからなんだ、と
まいにち せなかだけをみつめつづけてしまうあのこに
ふれあうことをしないのは
わたしが 化石のまま生き続けているからです ....
はしっこの村に
紙切れが落ちていた
落ちていたから
拾われて
破かれて
新聞紙のように
破かれて
靴の汚れを拭かされて
綺麗になった靴を見る
この先どうされるのか
分からない
分 ....
あなたに あえた
しあわせ

とおくて ちかい
ふたり
おもえることの しあわせ

どこにでもある
しあわせ

ほゎん ほゎん

すぅ




 ....
髪を切る金も
無いから
ケツまで伸びた

給料は
損失の補填に当てて
貯めるどころでない

満月

わたしはもう
くたくただ
親に笑われるから
愚痴は内緒にしておくれ

 ....
想われニキビが駄々をこねている
そっとなでてみると
「もっと、愛されなさい」と言っている
みぎの手と ひだりの手
どちらも とっても大切だから
ぎゅって 握りしめて
こんな あたしの手だけど
明日も
よろしくね。
アザラシが 
浜辺を 這っている
私に 声をかけてきた

「目の周りに砂がまとわり付いて鬱陶しいので洗ってくださいな」

快諾

ゴシゴシ
ゴシゴシ洗って

ザンブラ
ザンブラ ....
雪が降ってたさっきまで
あきらめていた にちようび
どこまでいっても にちようび
あきらめてたら
青い空
いじわる.。 カラスが いちわ
かぁって鳴いた。
東の辺りに吹く風は 帰りの空
眺めては ため息 振り返っては ため息
重たくなった冬をも連れて行けずに.。
つまらないから
会社やめたくなるどうせ
恋愛もできないし
いいように使われているだけだし
どうでもいい人みたいだし
家相が悪いのかな
信仰やめたからかな
お金がいつも足らないの
それ生 ....
千波 一也さんの未詩・独白おすすめリスト(706)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
家に帰ろう- umineko未詩・独白7*06-4-8
よい- 蒼木りん未詩・独白106-4-8
ノート(子守唄)- 木立 悟未詩・独白5*06-4-7
嗚呼悶奴- 蒼木りん未詩・独白206-4-6
始発列車- 服部 剛未詩・独白13*06-4-4
きたかぜ- ひより未詩・独白2*06-4-4
輪廻の糊しろ- AB(な ...未詩・独白206-4-3
はなびらゆき- umineko未詩・独白11*06-4-2
白いぼくの部屋で- 青色銀河 ...未詩・独白406-4-2
これは詩ではない- The Boys On ...未詩・独白6+*06-4-1
古い時計- 紫翠未詩・独白4*06-3-29
けっこん- yaka未詩・独白10*06-3-29
ふるえて、空_見上げて- たりぽん ...未詩・独白7*06-3-28
- yaka未詩・独白4*06-3-26
黒い布- あおば未詩・独白5*06-3-24
アケノ花- 未詩・独白406-3-24
アーガイルなクロコダイルは衣替え希望- AB(な ...未詩・独白606-3-21
段だら模様- あおば未詩・独白1*06-3-19
となりに- umineko未詩・独白10*06-3-18
はは^2- アザラシ ...未詩・独白4*06-3-17
シーラカンス- mina未詩・独白5*06-3-17
はしっこの村- あおば未詩・独白5*06-3-16
しあわせって- ひより未詩・独白1*06-3-16
ないんだ- 蒼木りん未詩・独白406-3-16
そっと- 蒼木りん未詩・独白306-3-14
だいじ_だいじ- ひより未詩・独白4*06-3-14
アザラシを洗うんだ- アザラシ ...未詩・独白17*06-3-14
にちようびっかぁ- ひより未詩・独白2*06-3-12
こち- ひより未詩・独白3*06-3-10
すごく- 蒼木りん未詩・独白206-3-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24