すべてのおすすめ
君を初めて見つけた時僕の鼓動がときめいたよ
君と初めて出会った場所いつまででも忘れないよ
あの日2人で夜の街を歩いてた時に
君は僕の手を握って微笑みながらキスをしたよ
....
ほしいものは やおら
灰のように くずれる
ためらうな
どうせ後悔するのなら
手をのばせ
BGM→http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/tan ....
朝焼けに響く波紋
今日の産声を僕ら確かに聞く
閉ざしてた瞼開いて
陽光に染まる街を見る
熱を取り戻した空気が胎動のように震え
その瞬間を待っていた
今日の産声を ....
一時も外したくなかった指輪は、
どこにしまってしまったかな。
今は、男らしいゴツイ指輪を、
左手の中指にしています。
癖もだいぶ落ち着いて、
右手の薬指を触ることもなくなりました。
....
私は産まれる時代を間違えたんだわ
僕も産まれる時代を間違えたよ
私は少し昔に生まれるべきだったの
僕も少し前に生まれるべきだったよ
そうね
そうだよね
100年くらいかしら
100年くら ....
チョコレートを
指でつまんで食べていたら
親指と 人差し指の間で
ジュゥ―――――ッと
融けていった
ああ、私は
生きているんだなあ
なまぬるい指先を舐めながら
この体温で
....
全くあなたの人脈の広さには感服いたしますよ。
この前はなんでしたっけ。超スーパーヒーローさんでしたっけ。
その方と飲んでてついつい朝帰りしてしまったんでしたよね。
どんな話題で盛り上 ....
そこに花がある
名前は知らない
けれども
その花にしかない色がある
それだけあればそれでいい
そこに鳥がいる
名前は知らない
けれども
その鳥にしかない翼がある
それだけあればそ ....
羊水の記憶を辿りたくて
何度も海を呼ぶ
故郷への列車は海も山も知らない
揺れは
胎の記憶
響く音は
血の流れ
唸る、唸る、
私の海
(海にあこがれて南へ出たけれど 。 ....
あの日描いた未来はどこへ
バースディの灯とともに、ひとつひとつ吹き消した
あの未来はどこへ
ゴールに着いたあの人は、
今、何をしてるんだろうか。
何十年かけたのかな。
色々大変だっただろうけど。
おつかれさま。
そうそう。
閉めきったカーテンは、
開けないま ....
冬になれば夏に焦がれて
夏が来ると冬に焦がれる
そんな自分勝手な君を見るのも
なんだか良くて
ポケットに隠してつないだ左手が
ひんやりと冷えた君の手に僕の体温を伝える
手袋をして ....
女にふられたので、
それは夏のはなしだけれど、
線香花火して、死のうと思った。
あの子とふたりでしようと買ったのに、
できなかった花火が車のうしろトランクに、
いれっぱなし。
いれっぱなし ....
「ねえねえ、聞いて聞いて」
そう言ってくる子どもが
少なくなった
本当は聞いてほしいのに
本当はたくさん言いたいのに
「どうしたの?」
子どもの変化を察して
大人がきっかけをつくって ....
そのままでええ
そのまんまでええやん
かわいいやん
せんでええよ
そんなん・・
頼むから
ストレス
ためんでね
笑ってるお前が
スキなんよ?・
....
{ルビ都会=まち}のなかで
電線に絡めとられた満月がわたしを見下ろす
おまえは自由なのだとでも言いたげに
「ほんとうのしがらみは見えないものなんだよ」
とつぶやいて
蛍光灯のした ....
雪ん子舞い散る故郷から
童子たちのまぶしい笑顔が消えた
あの頃の笑い声は
顧みることを忘れた古いアルバムのなか
北風ぴゅうぴゅう寒かろう
すっかり刈り取られた稲田を望む
古 ....
古いモルタルの
アパートの二階へ続く階段を
普段どおりに駆け上がる
足音はある意味合図だろう
鍵穴にキーを差し込んで
ここまでは完璧にいつも通り
ドアを開けた途端
部屋はいい匂いに溢れて ....
気をつけてね。
強く、抱きしめるよ。
離すとき、とっても辛いけど。
頑張って耐えてね。
最後のお願いだ。
じゃあ、いくよ。
あくびをしなよ
それが夢への合言葉
もうじき世界に太陽が昇る
これから始まる世界には
道しるべも無ければ
誰の足跡も無い
君の思い描くものになるんだ
何にも決まっちゃいないんだから
....
陽だまりのベンチで
あなたの姿を見つけたよ
何気ない仕草のひとつひとつから
幸せのあり方を掬いだしては
これで良いのだと
ひとり頷くあなたの姿
大きな卵でも抱きかかえるように
胸の前で孤 ....
ひとつの恋の終わりは、
ひとつの音楽とひとつの香りを残す―――
いつだったか
すれ違った文庫本の帯が
そう主張していた
乾かないルーズソックスの ....
俺は決して希望を捨てない
どんなに苦しい立場でも
俺は決して夢を諦めない
どんなに歳をとっても
俺は決して憧れを諦めない
いくら手の届かない存在の女性であっても
....
兄ちゃんのヘタクソなギターを思い出す
12月、寒い夜
妹は彼氏が出来たとはしゃいでた
東京には空もないし、星も見えないぞ
父ちゃんは乱暴に俺の頭をはたき
戻ってくるなと言った ....
私が心貧しく荒れていたとき、
あの娘は拳を包んで
涙を塗った。
....
君を想っている
君を感じている
君は僕が生まれてきた時
どこかに落としてきてしまった
大切なもう片一方
たとえ遠く離れていても
いつもそばにいる
そのことを
忘れないでほしい
....
焼きいも食べたい
だって寒いから
焼きいも食べたい
だって手がかじかんでいるから
焼きいも食べたい
だって体の芯まで冷えてしまっているから
焼きいも食べたい
だって北風が正面 ....
(何も求めなければ済む)
白紙の闇
きみのあらゆる叫び
墨以外のものは持っていない
黒く印すほかない
黒い蛍が舞い始める
2006/11/30
ぼくが見ている空があるから
君が見ている空があるから
ぼくが感じる風があるから
君が感じる風があるから
ぼくは飛び立つ羽があるから
君は飛び立つ羽があるから
ぼくは行きたい雲が ....
ハッピーエンドの
ものがたりの はじめに
もどって また おなじ
ストーリーを ひとつ
とどけてください
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