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ありがとう
たったその一言に
あなたが涙を流しました
夏の始まったばかりの
小さな入江で。
宵夢の {ルビ幾年千代=いくとせちよ}の 花見酒
酒に浮かびし 月はかぐやか
宵は酔い 遠見の富士の 静かなる
月に浮かびし 薄桃色の
寒空に あ ....
寂しがりを卒業しよう
手を離して前を向いて
僕は歩き出そうとするのに
どうして君は袖を掴むの?
すべてを忘れてなんて
言えないけれど
もし君が許してくれるなら
大きな家は買えないけれど
僕には収入すら無いけれど
君に夢だけは見せてあげられるから
寂しい想いをさせない様に頑張るから ....
あくびをしなよ
それが夢への合言葉
もうじき世界に太陽が昇る
これから始まる世界には
道しるべも無ければ
誰の足跡も無い
君の思い描くものになるんだ
何にも決まっちゃいないんだから
....
あいつはあの子と付き合ッタラシイ
いつも二人で一緒に居ルシ
家とか行ってるミタイダシ
ツマンナイヨ
それからちびのあいつは家出シテタノニ
どうやら連れ戻されたミタイダ
ザマミロッテンダ ....
電車を待っていると
どこからか風鈴の音が聞こえてきた
チリリン
海は楽しかったな
今年は二回も行ったっけ
チリリン
花火きれいだったな
毎年見てた場所また行けるかな
チリリ ....
太陽となりて君に熔ける
太陽となりて君に混ざる
荒がうな
爆ぜるな
太陽となりて君に焼かれる
それはとても熱く
それはとても狂おしい
あぁ今日は雨が匂う
太陽にはなれない
愛し方など忘れてしまった
僕は少しばかり
酔っ払ってしまった
君がもしも困っていても
僕はもう
笑って大丈夫だよなんて言えない
僕は君に何か伝えられただろうか
君はいつだって
....
夕暮れの 空を見上げて ただ一人
らららと唄えば ただ一人
お星さま 夕焼け空に ただ一つ
きらりと光れば ただ一つ
田の蛙 蜩の声 ただ一つ
いつの間にやら ただ一つ
いつの間にやら ただ一人
透明な空にそっとストローを差し込んで
ちうっと吸ってみたらば
なんとも言えず暖かな味がして
僕は悲しくなった
空よお前はそんなにも
人恋しいのか
なんて思って
優しくなんてしてみ ....
世界が終わる
何も言わずに
世界が終わる
全て隠して
世界が終わる
嘲笑うかの様に
世界が終わる
祈りを溶かして
だのに あぁ
見よこの世界の美しさを
果てしなき地平を
何と ....
そうさ
僕らは迷いすぎたんだ
取っ手の無い扉は
押せば簡単に
開くかも知れないじゃないか。
さてせっかく七夕になったので
何かお願いをしようと思うのですが
あの子に願いが届きますようになんて
かわいらしい事を願うのもなんだかあれなので
他に何かないかしらんなどと考えましたら
不 ....
欲があること
人を羨むこと
にくしむこと
嬉しいと思うこと
悲しいと思うこと
楽しいと思うこと
怒りが湧くこと
恋をすること
愛を知ること
優しく出来ること
綺麗だと思うこと
....
がんばれ女子高生
君らは今めちゃめちゃ好奇の目にさらされてるけど
がんばれ女子高生
チャリ通の横に車で通り過ぎたら気になっちゃうけど
がんばれ女子高生
ギャル文字だって援交だっていろいろ言わ ....
結婚おめでとう
幸せになれて良かったね
これからも沢山の幸せを
いっぱい探すんだよ
結婚おめでとう
いろいろ楽しみだね
君の事はあまり知らないけれど
本当に良かったなって思うよ
....
幸せを手にとって
にへらにへらと眺めるような
そんな{ルビ詩=うた}が描きたい。
弟の様に優しい言葉で
切ない恋の詩をそっと
花束でも添えるように。
もう少し覗いて見ようよ
楽し ....
遊ぼうっていったらOKだったのに
デートしようって言ったら断られた
なんだかなあ なんだかねえ
たとえば勉強すること
勉強が大切なんじゃなくて
勉強することが大切だと思う事
たとえば人を好きになること
好きな事が大切なんじゃなくて
好きになれることが大切だと思う事
たとえば父 ....
雨だれに頷く露草いとをかし 去年の言葉を語るともなし
君去れど
甘さけの香は
色褪せず
宵に怯えし
枯れ尾花かな
僕の作った道しるべ
僕が迷ったときに振り返ると
少しだけチカラを貸してくれる。
僕の作った道しるべ
本当は誰のためでもなく
僕のための道しるべ。