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その日 二人の間にあったのは
「愛」ではなく
「コーヒー」だった
しかしすでに冷めきっているという点では同じだ

彼が口付けたのは
「私」ではなく
「コーヒーカップ」だった
どんな味か ....
わたしが指差したすばるを
あなたは見えないといった

わたしたちはずっと
違う世界を見ていたんだね

これからも ずっと
 はらり、はらり

 と
 散り逝く花びらは

 刹那主義
夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした


最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
仕事をやめたいやめたいと毎日泣きそうな顔で
働いているCさんは
今年で勤続十年表彰されて金一封

旦那と別れたい別れたいと
言いつづけたHちゃんは
第二子ご懐妊つわりも軽く順調

親な ....
さてさて。。。両の腕まくり
かあさん残したくれた味
思い出しつつ逢いに行こう。

蓮根、牛蒡に人参を
ごしごし綺麗に洗ったら
トントン乱れに切りまする。

色とりどりの野菜達
お鍋に ....
{引用=
恋とか、愛とか、人間関係とかじゃなく、
逢うということに、ぼくは退屈を感じていたのかもしれない}




わたしも?



ときみが驚いた表情をした。それはそうだろう。 ....
降りそそぐ桜の
花びらの下
目も眩むほどの
思い

緊張感を
じっと耐えた
あの日

凍るほどの
青い空
吸い込まれるみたいな
悲しさ

桜は雪に似てるから
私は

 ....
まだ生きているのに
上にあるのは冷たい土ばかり
そんな私の運命を
悲しんでくれる者はない

指先の冷たさは
声なき罪の思い出
生きているとはいえない
今の私の存在は
むしろ
むなし ....
好きじゃないから 困ってしまう
嫌いじゃないから 困ってしまう
友達のままでいられたあの頃が
ちょっと前のことなのに
とても懐かしくて…
それは
風吹きすさぶ高原
それは
{ルビ陽=ひ}照りかえす街並
それは
忘れられない魂の傷痕
君の向こうに
何かを見つけた気がして
目があった瞬間
見失った
風が冷たくなりました
空は遠くへ行きました
星も澄んで輝きます

小さなぬくもりだけは
君のそばに
いつまでも続いていくよ
足音だけがしんしんと
君は確かにそこにいるの?
遠く遠くにいるように
のばした腕さえ届かない
長い言葉はいらないの。

大声なんて尚のこと。

その眼で見つめて一息に。

できることなら、手を添えて。
サキとは昔から似てなかった
サキは母親似で
それがずっとうらやましかった
サキは生まれたときから妹だった

サキは小学校のころから
勉強が苦手だった
勉強が得意だったわたしは
いつもど ....
日曜日にできること
きみと早起きの公園で遊ぶこと
きみとファミレスのドリンクバーでまったりすること
きみと夕食の献立を考えること

きみと一緒にできること
牛丼屋さんに入ること
ケンカし ....
あなたのためなら 飛べる
帽子の羽さえ 飛べないような
弱々しい風で悩んだ
ぼろきれのような たましいを
やさしく 守ってくれた


あの日・・・あの時
ちゃんと、おぼえているわ

 ....
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