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はしゃぐ子供の
その声音の震え揺れ
優しく柔らか呪われ
仄か輝き出す私の意識

より明るみ炸裂スル瞬間、

 わたしの内に
  ふと現れ在る
 貴女という不思議がる顔

あゝ掴ま ....
闇の中の
黒い石に
光が当たり
私は黒い石だと
初めて知った日遠く



生きるとは
こころ
傷つき
時に
愛を知るということ



青空の深さに
手を合わす私。 ....
 
 飛ぶことが苦手で

 さえずることを覚えた小鳥は

 せめてこの歌が朝空高く

 飛べばいいのにと願うのでした





   誰も傷つけない歌なんてない

    ....
人は
誰でも
複雑だ
ただそれが
表に出るか出ないかだろう



人のこころを
傷つけて
私も傷つく
ごめんなさい
あなたへ



人と人の
縁も
ふしぎだ
 ....
ある日風が吹く
身が軽くなり自由で
ここがどこかも忘れて
唄いだす

上手いかどうかは
関係なく
好きなだけ

唄えなくしたあの人のこと
やっとどうでもよく思えた

唄は風に乗 ....
痩せこけ骸骨になっていく
無数の子供たちの影 、 

 一本柱に蒼い首突き刺さり

溢れ落ちるもの 、
しと しと しと
白壁に染み渡り伝わる
音の一つひとつ
反響し自らを刻み込む、 ....
夏が押し寄せてきた
ブルーのイメージ
ブルーだけど薄いブルー

暑さだけで考えればレッド
全体的に考えればブルー

夏は海というイメージ
青空というイメージ
ブルーで包まれている
 ....
がんばらなくてもいい
がんばってもいい

勝たなくてもいい
勝ってもいい

ほめられなくてもいい
ほめられてもいい

まちがってもいい
まちがわなくてもいい

みんなとちがって ....
お祝いを あつめたから お祭り
あつめて こねてかためて 高く
火を点す
足もとに藁つんで
焼けた 爛れた どぉんど昇れ

マイマイの空家は渦の声
ことば忘れて かぶせ 転がす
あわい ....
 激しく降った雨で
 低い土手の生い繁る雑木は
 いっそう緑濃くなり

 駐車場の水溜りをよけながら
 歩くスカートの裾が
 まつわりつく

 建屋の脇には短い竹林の小径
 聳り立つ ....
人生はであいである
必死に努力ができることにであった人は
幸せである
心から信頼できる指導者にであった人は
幸せである
であいは
待っているものではなく
自分から求めていくものである ....
夜のスーパーは人影少なく
ゆったりと買い物ができる

入口を入ると野菜コーナーでアスパラとエリンギが眼に飛び込んだ
明日の朝はベーコンと一緒にバターソテーにしよう
このスーパーでは半額シール ....
帯の背中に団扇を挿して
下駄を鳴らす
屋台が並ぶ道は
人が溢れて賑やか

すみません、

ぶつかった人を見上げて
耳の先まで熱くなる

先輩、

よぉ、と言って
和かな所作で ....
涙の夜に
生と死を思います
涙の夜に 涙の夜に
生と死を思います
ふるえる心は
生と死を
深く思ううちに
心の奥の魂が耳を澄ます

銀河の岸の星の死と
(とても悲しい時は何も手に付 ....
ほどけた
こころに
愛がひとり
ぽつねんとして
つぶやいている



月光
澄みわたり
ひとりではないと
万有引力を思う
私のこころは



こころの闇を
照らす ....
猥雑な迄オレンジ
染まり輝く満月

熱帯夜の屋根瓦の上 、

浮かび在るをふと捉え
月の磁力、否応無く深々と





あの日、師の逝去の
報せと共
外出した夕闇に 、
 ....
この魂という命を
つらぬく
心の光る風は
自由だ
思いは羽ばたく



これも運命 天の自由だ
繰り返される命は
繰り返されない命
魂という命
この宇宙に一つの命


 ....
生きていくこと
空箱の庭
蝉の抜け殻の残響の続き
風に揺れる透明なブランコの隣で
ほんの少し匂いがした
嘘みたいに
あなたに触れたかった
「ぼくは無力だよ」
とあなたは言ったので
「どうしてあなたは無力なの」
と私は聞いた。すると
見ているうちに、あなたは手のひらに乗る位に小さくなって
青白く光る星になった
自分の弱さを
 ....
○「政策」
経済、少子高齢化、人手不足、医療、介護、年金、教育子育て、自然災害などさまざまな大きな問題に直面しているが
どれひとつとっても有効な政策を打てないでいるというのが
一番の問題なのでは ....
心は揺れる。いつも頼りなくて、大嫌いだ。心。

心のことを書いている。
ちりちりとした火に焼かれる日々のことを思う。関わったり、失ったり、人として生きることの苦しさと、辛さと、そのたびに乱れ ....
少年の邪な戯れを叱る大人の浅はかな接し方に、明白な根拠のない論理性付け加える静かな大人、だが少年にとっては、邪でも嘘でもなかった。

小さな頃の、歪な思考回路の、知性のないところから、まるで、客観 ....
木立、弧をなし
わたしを取り囲み
父の墓石 見つめ入る
初老の指先、震えながら

この道の終わりに立つ死 、

いつしか、

死への執拗な思いに取り憑かれ
今此処で生きて居るという ....
今は
二度とは無い
同じことでも
同じことではない
いつも初めての今
残らず文字が飛び去った詩集を開いて
男は夢を見ている

白紙の上に万象を結び付けていたものがなんであったのか
ことばという記号はうさん臭かったけれど今はむしろ生臭くさえ感じている
実体験も夢 ....
○「疲れ」
年寄りの疲れは
後から来るといわれる
だから調子に乗ってやると
大変である

○「批評家」
世の中のことを悪くいう人の大部分は
悪く言う資格のない人が多いらしい

○「 ....
地平線の彼方まで丸焼けだった
瓦礫と錆びたトタンで作った
家族でさえ疑って暮らすバラックで
卓袱台に載った、芋粥と悲しみ

ヤンキーに{ルビ集=たか}ってチョコをせしめた
空地で捕まえた飛 ....
夏にだけあらわれる
小径の奥に
ひっそりとした場所
そこにやわらかな墓標がひとつ

あたりを囲む緑のざわめきの中に
なぜかいつも感じる
揺籃の気配
その中には多分 壊れた玩具の ....
空にさしだした手のひら
つきさしていく日のひかりで細胞が痛い
夏のひとはみな発熱し
アイスクリームはみるみる溶ける
蟻がやってくるまえに
きのうのできごとは蒸発してしまう
会いたいひとがい ....
 喉滑る夜半の冷茶

 温くなった保冷枕を取り替えて

 寝間へ戻れば 扇風機の寂風が、

 モザイクかかる途切れた夢の

 あなたを白い紙屑にした
ヒロセマコトさんの自由詩おすすめリスト(925)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やはらかな呪いのうた- ひだかた ...自由詩5*24-7-27
※五行歌_三首「闇の中の_黒い石に」- こしごえ自由詩4*24-7-27
朝空- おやすみ自由詩624-7-27
※五行歌_三首「今ある縁に_ありがとう」- こしごえ自由詩4*24-7-26
唄う- 自由詩324-7-26
Starless- ひだかた ...自由詩624-7-26
ブルー- 夏川ゆう自由詩824-7-26
どっちでもいい- zenyama太 ...自由詩2*24-7-25
くろいたんじょうび- soft_machine自由詩424-7-25
通り雨- リリー自由詩7*24-7-25
であい- zenyama太 ...自由詩2*24-7-25
夜に蠢く- レタス自由詩8*24-7-24
夏祭り- 自由詩9*24-7-24
涙の夜に- こしごえ自由詩7*24-7-24
※五行歌_五首「月は_一輪_咲いている」- こしごえ自由詩5*24-7-23
五行歌、月なるもの- ひだかた ...自由詩524-7-22
※五行歌_五首「小鬼の私にほほ笑む_青い花の精霊と」- こしごえ自由詩9*24-7-22
生きていくこと- たもつ自由詩724-7-22
青白く光る星- こしごえ自由詩7*24-7-22
独り言7.22- zenyama太 ...自由詩3*24-7-22
詩で何かを救えると信じること- ねことら自由詩524-7-21
邪な戯れ- 陽向(2 ...自由詩4*24-7-21
墓参- ひだかた ...自由詩5*24-7-21
※五行歌「いつも初めての今」- こしごえ自由詩5*24-7-21
白紙への長い旅- ただのみ ...自由詩5*24-7-21
独り言7.21- zenyama太 ...自由詩5*24-7-21
私たちは食べてきた- atsuchan69自由詩13*24-7-21
やわらかな墓標- 塔野夏子自由詩11*24-7-21
かげろう- そらの珊 ...自由詩12*24-7-21
五行歌_一首「熱帯夜」- リリー自由詩11*24-7-21

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