すべてのおすすめ
越えてはいけない線の先の方がずっと生き易い世界だった、厳しさが両手を広げて迎え入れてくれた、妥協なんか存在しない世界、それこそが俺の求めるものだった、たった一人でその日の最良を目指して躍起になる、 ....  欲しいもの

 必要なもの

 大切なもの

 嬉しいもの

 悲しいもの

 あなたのそれを知りたいわ

 私のそれは

 いつも笑わせてくれるあなたです


 ....
こどもの世界を、そんな綺麗なことばでもって
書いてくれるなと思ったのです
校門をくぐるとあるコンクリの池に
誰かがパンをどかどか投げて
何匹かの鯉のお腹が膨らんで
ぷうかぷうかと漂っている匂 ....
夏が終ろうとしている時
世界が昏くなりたがっているのを感じる
私は台風一過の荒れた林道を歩きながら
その名残りの水のしたたりを見る
一滴の雨の子供のなかに
自然のすべての理が凝縮されているの ....
ありがとうね

共に閉鎖病棟から開放病棟を過ごした
友からの声 響く

助けて と突然ショートメール どしたん?
電話したら 声が聴きたかった と、ありがとうね と

それだけ、それだ ....
確かにスマホは便利だし
無料で情報を読めるけど
スクロールしたその果てに
ここから先は有料と
情報途切れることばかり

途中まで読んだ時間が奪われて
知りたければお金出せ
合法的な喝上 ....
丘の上に立ち
手に握る小さな鐘を
頭上に振り上げて
カランコロンと打ち振ると

雲が空に集い、雨を届けてくれた

掌に受け止めた雨粒の色は
必ずしも透明ではなく
様々な色に染まってい ....
○「仲秋の名月」
私たちは
きれいなお月様をゆっくり眺める
心の余裕を失ってしまったようだ

○「女房占い」
女房というものはつかみとったものだ
女房をみると自分の運命がわかる

○ ....
胸に火炎の種を宿して産まれてきた
赤子の時は泣いて火の粉を散らし
成長するにつれて自分で消火し
胸の印を隠して生きてきた

あなたに出会った時
胸が疼いた
忽ち火炎が咲いて
私が私に目 ....
キキョウいよいよ大きく見事に
正五角形の星形の花を開いた朝、
私は眼を見開き空を見上げる

青、涼やかに澄む青

住んでこの部屋此処に五年
     、
あゝなんてことだろう

人 ....
青虫と呼ばれても 気にしない
歩くのが遅くても 気にしない

あいつらは 知ってる
大人になったら 生えてくる

黒い骨組 尖った石突き
真っ赤な翼膜 脈打って
はばたく風で 花を散ら ....
 霧が匂う
 隠された風景の先を見ている
 霧はたえず
 その気配でただようしかなく
 歩み出れば崖っぷちに咲く野の花の細い茎を
 つかむような愛ならば

 もはや私に 
 緑なき ....
時間を巻き戻す懐かしさ
沈黙は少しも気まずくない
文字にはない温もりが
耳をやわらかく包んだ

本心を打ち明けた後
ひとり笑って何かをごまかす
寄りかかってしまうな
今だけもう少しだけ ....
   夜の入口にて
 誰かと誰かが声を交わす

太陽が地の果てに没した瞬間
地球という宝石箱がぶちまけられ
到来する暗い覆い跳ね返し光り輝く

    夜の深みにて
 誰かと誰かが声を ....
数十年前にどくどくと輝いていた目玉は
今はくすんだ鈍色に光っている
毎日がくがくと腹を立てていた神経は
今は誰かに怒られないかと怯えている

鈍くなっている
鈍くなっていることに鈍くなって ....
論理詩。その1



①はたぶん②である。
②はたぶん③である。
ゆえに、①はたぶん③である。

①は実は②である。
②は実は③である。
ゆえに、①は実は③である。

①は ....
駄目ならば

それでいい

ドン・キホーテのように

命を賭けて

突き進む
真珠の橋を架け渡し
煌めきの眩暈を覚えたら
飛びゆくアゲハの優雅な曲線、
忙しい日々を括弧に入れて
対岸目指しゆっくりゆらり

混沌渦巻くこの世界の端で、

木陰に休んだ君の面影に
 ....
○「生年月日」
「西暦で何年生まれですか」
と聞かれると返答に窮する
聞くときは
「昭和」で聞いてほしい

○「ボケると」
ボケると
目の前のものが見えなくなる
ボケると
いいわけ ....
 雲よりも
 高いところの虚ろな光
 欠けた兎影に 目を凝らす
 背後で、製紙工場の正門から細い通りへ出る
 大型トラックのタイヤが路面に擦れる

 緑色の金網が張られたフェンス越しに ....
小さく咲いたバラは
小さく散っていく
はなびらは
真新しいももいろの紙石鹸みたいに
つややかなのに
一度も泡になることもかなわず
埋葬されないいのちだったもの
うつし世に迷い込んだ
黒 ....
この夏、母の実家で
小学生の従弟に付き合い
泥団子を作った
生々しい泥の感触に
多少
面食らってしまい
思えば、子どものとき
泥をさわるくらい
ただの日常だったのに
今はもう
ノー ....
日に三度の飯と食後の薬のいろいろにその他
天を仰ぎ開閉されていく一体のコンパスの  
断面に寒色を施す小便痣をぢるぢるとさせては
今日もまたヘルパーたちの手を焼いている

廊下の隅で ....
○「死の不安」
人生百年時代というけれど
「死」からまぬがれることはできない
ただ寿命がのびただけである
今の世の中寿命をのばすことに一生懸命だが
死の不安と向き合うことには目をつむっている ....
凍り付いていく
彼の声が揺れ震え
透明な呪いとなり
意識に貼り付き
性別を失いながら筋立ち
絶対の孤独の壁を波打たせ

うねる唸る うねる唸る 、

 何度でも人、
  自分の世界 ....
まあ
いろいろとあるさ
しかたない
でも諦めないよ
このいのちは



自然は
もともと
多様な世界だ
私も自然の一部
私のちいさな命光る



この
いのちを
 ....
○「余命」
「末期ガンです 余命数ヶ月です」
と医者に宣告されている人が
僕のまわりで増えている
その人たちが僕の前では
気丈夫に振る舞っている
僕はそんな立派な姿を見せられるだろうか
 ....
あの夏ってどの夏のことですか


七夕まつりがあるから連れていって

めずらしく親父にねだってみた

このクソ暑い中 出掛けるなんてまっぴらだって

テレビの前から離れなかった

 ....
夜明け前の
ゆっくりと青くなっていく町で
会ったことがない人に恋していると
僕の意識も
やさしい光にそめられていくようです

僕は君が好きです
それがとても、嬉しい

真昼の
夏と ....
○「まさかの人生」
多くの人たちが
思いがけない病気で
思いがけない事故で
思いがけない災害で
亡くなる
「ま さ か こんなはずではなかったのに」
という
思いで死んでいく
まこと ....
ヒロセマコトさんの自由詩おすすめリスト(927)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
結果や結論に付着物など無いものだ- ホロウ・ ...自由詩4*24-9-22
それは- 佐白光自由詩4*24-9-22
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※五行歌_三首「でも諦めないよ_このいのちは」- こしごえ自由詩5*24-9-14
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独り言9.13- zenyama太 ...自由詩2*24-9-13

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