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ひゅるるひゅるる
木枯らしひゅるる
ひかりぴかり
雲間に光り
層成すこの世界が
タナビク濃淡灰の色
うねり重なり鳴
とナリ、
いよいよ異様
その内面晒し
....
アスファルト濡れ
十一月の雨降り
行き交う人の
目の濁点、
時の残余は燃やし尽くされ
垂直に雪崩れ落ちる
かの様に一斉、
黄の群れ 落ち葉達
時の未知は燃え立 ....
溜め息の
ふぅとふぅ耐え
病の苦、
夜な夜な冷たし
近づく 冬のヒビキ
肉の魂の静観にて
営み一体化する
瞬間、無名の記述
確か内なる霊性に触れ
ああ と頷くオノレ在り
....
こまやかささやか
色付く雨に
オカサレテ、
すすむ すすむ
掻き分け私の意識の
懐かし精神の官能性
たゆたいふるえふる
揺れて色付く
雨に濡れオカサレ、
....
鮮やかな意識の朝に 秋アキ高々と 空一色に青 鳴り響き
雨を
置き忘れた
夕べ、
裏庭に回り
ぬらり
滑る
陽の光、
黄金に渦巻き
風が吹き、
私を笑う
時に
取り残された
夕べ、
刻み込まれる
宇宙の ....
明ける夜に
べろんと輝く太陽の
眼差しに溶け
死者降る死者降る
光の海に呑まれゆき
泳いで溺れて
すっぽんぽん
剥き身で
宇宙を渡っていく
果てにて言葉失い
失なわれた言葉
べろ ....
なびき艶めき
照り輝く
黒髪、
街行く少女の
光溢れる朝、
わたしの意識 限りなく明るみ
少女に街に世界に開かれ浸透し
静かな至福に包み込まれる
この切り取られた宇宙の ....
意識の無色透明に
打ち寄せる光の波
次々と次第に激し
残響の打ち重なり
立ち上がる無色透明、
しずかさに
うちひろがる
ひかりのざわめき
とおくちかくあわだち
色付きながら次 ....
意味規定を逸脱し溢れ出る
この世界という
ノンセンス無限の深みひろがりリアル、
心の魂の自我の更なるフルサトへ
帰郷せよ と 只
碧天に月、
在ることの異様
認め識る意志
日の翳り
降る雨に
濡れて天を
仰ぐ時
煌々と月、
澄みわたる。
ことばのおどりおよぎ
おくふかくからふとうきあがり
光景を綴るとき、
抽象の思考の肉体の感覚実感の向こう
見えないもの見えるもの同時に響いて居る。
死に人 手を振る
銀の響き蠢きのさなか
あなたは誰?と尋ねると
わたしは誰?と優しいうねり
死に人 光の界で泳いで
金の響きの揺動のさなか
・ーー
微睡みの覚醒を小舟 ....
無限の地平 踊っている
それは多次元世界です
*
上層から限り無く流出して
垂直に
対角線交差し
遠心力の
あらゆる幾何学模様を粉砕する
文法法則、拡大する光点に呑み込 ....
沈黙の次第濃密に
光点限りなく拡がり
トオイ地平に聳え立つ
アナタという湾曲し力動スル
漆黒のうねりうなりヒビキの木霊、
静かさの瞬間持続のうちに確と現れ在り。
思考、運び動き 像としての痕跡うかび
残響のなか 思考 動き運ばれ
猫が走る!
概念と概念を結ぶ
力動の内から溢れ
論理、直観された宇宙に自ずと生起し継起し、
在らしめる ....
ただ魂の力動のヒビキの響きに
ひっそり潜む呪いの形象たち、
赤々と燃える太陽より来て
生き生き溌剌とした思考直観の掴み取る、
ただ魂の力動のヒビキの響き包まれ貫かれ包み込 ....
風のひと吹きに静けさ深まり
木の葉の揺れ密やか時の濃密、
純白の原ひろやか煌めき立ち
ひと吹き風にふと静かさ訪れ在り、
木の葉の揺れ留まり時伸び拡がる。
荒涼と熱くして
力 流出する
界の上層から
思念の此の原野に
垂直に
男と女
対極が求め愛
官能の
言葉を交わす
ロマン剥けて
踊り明かした暁に
ひび割れる家庭
笑い泣 ....
あゝこのまま死ぬのかもな
此の肉の魂の苦の境位に至り、
ひたすら光 眼差し
闘う必要無し
と。
内深く鳴るものに
向けらるる思考の力、
この硬直する肉の苦に
くっきり浮き立つ
....
評価されるということ、
己が承認欲望超え
表現それ自体あり と、
他者に詩想され受け容れられ初めて在らしめられること、
ソレ このサイトにおけるポイントだから重要なんだ。
いろんな色んな流れ
あらゆる方向から
押し寄せ押し返され
凝集し鬱積し
今という接点に
現れる常世からの無常、
カタチ在るもの感覚され或るもの
楽しみ狂い慈しみ投げ捨て
....
ころぽっくるころぽっくる
ころんでばかりのころぽっくる
闇の明るみ明るみの
しだいしだいどよめいて
なんだかなにか
浮き出す感触
どんどんどんどん、
感じる先に行ってみよう
....
この鉄空の荒地に
血は流され飛散し肉は裂け
恐怖絶望に貫かれた叫び声、
この人間世界殺し合いの連鎖
破滅へ堕ちようとして
自我 一点に為る私の、
血の水平から垂直に流れ
個体とし ....
ああ 風の吹く、透き通る
空気、気圏の冷気に触れ
含む熱、むうと放散し
大地に建つこの街に
秋という季節、刻んでいく
(高く天に
怖いほど深い青、打ち震わせ)
地球、太陽から遠去 ....
一度は殺し捨てたこの人生、
オノレ貫く力動の
坩堝の唸り 聴き入り
病みと共に生き進化し続ける、と
この肉身滅ぶ迄
灯火、
遠く確かに
輝き在り
律動の波打ち際に
独り生き続 ....
あざやかに
ひろがりひびく
次々湧く想い出の
白い花々を鉄空の荒れ地に
投げ入れ放ち突き破り喰い入る
記憶の原初を細やかに辿り遡行する
感じ取ること と、感じ取られたもの 峻別し
....
そよぎゆらぎ
煌めく葉群れ
ひかりの匂い
引き締まる気
囀ずる鳥達の
響きに絆紡ぎ
界の木霊に人
震わせる言葉
どこでもないここで
或るものを在らしめる、
生動する思考そのもの
やわらいでゆくことば、
広がる光の大地溶かし
どこでもないここで
太陽を直視しながら、
躍る無限の緻密さ ....
すんと湧いて
すぅうと透ける
うっすら凍り付いた
たましいの音階波打ち
ぽっとぱっと灯る響きの光
鉄橋のなかを疾駆していく
空の青み際立ち笑いながら
たましいの音階波打ち
....
田中宏輔さんのひだかたけしさんおすすめリスト
(1942)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
意識の光景6
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-11
無名の記述
-
ひだかた ...
自由詩
6
23-11-10
五行歌、常_鳴き夜に
-
ひだかた ...
自由詩
6
23-11-9
王国
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-11-9
意識の光景5
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-11-8
宇宙の秒針
-
ひだかた ...
自由詩
9*
23-11-8
叡知のうた
-
ひだかた ...
自由詩
5*
23-11-7
朝の光景(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5
23-11-6
意識の光景4、五行歌借り
-
ひだかた ...
自由詩
7
23-11-5
五行歌、帰郷せよ_と_只
-
ひだかた ...
自由詩
5
23-11-4
意識の光景3
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-4
詩想32〇見えないもの見えるもの
-
ひだかた ...
自由詩
4*
23-11-3
意識の光景2
-
ひだかた ...
自由詩
2
23-11-3
詩想31〇ラザルスこの世界
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-2
意識の光景
-
ひだかた ...
自由詩
2
23-11-2
詩想30〇思考ソノモノ
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-1
詩想29〇ヒビキ(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4*
23-10-31
VISION7(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-10-31
五行歌、踊り明かした暁に(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-10-30
五行歌、晩のうた
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-10-29
五行歌、現フォにおける評価としてのポイント
-
ひだかた ...
自由詩
7
23-10-28
詩想28〇西門にて(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-10-27
ころぽっくるのうた
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-10-27
五行歌、問い掛け
-
ひだかた ...
自由詩
6
23-10-26
風の宇宙の歌声〇刻(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-10-26
五行歌、こしごえさん「選んだのだ_命を」に呼応詩
-
ひだかた ...
自由詩
8
23-10-25
詩想27〇心
-
ひだかた ...
自由詩
6
23-10-25
詩想26〇言葉
-
ひだかた ...
自由詩
5
23-10-24
詩想25
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-10-23
魂の鉄橋
-
ひだかた ...
自由詩
6*
23-10-22
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
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21
22
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27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
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59
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61
62
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