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明けゆく青い大空に
電柱の突端突き刺さり
向かいの家の甍が輝き出す
僕は大きく胸開き深呼吸をして
新しく訪れたこの一日の始まりに挨拶する
あゝいつしかあの青に包み込まれ
おゝ確かな手応 ....
お祭りの命懸けのおめでたさも
思考抽象化の濾過じゅんかも
体験し尽くしてこそ
人生の美酒 、
呑み干し心残す処無しと 。
色付く夕暮れ最中に
死にかけて居る己、
自らの遺体を想い観て
微笑って一歩前に踏み出す
もう失うものなども何一つ無く
全宇宙が自分に向かい口開いて居るから
自らに育て続けて来た自己委譲の力 ....
半月、宙に輝き在り
肉体、疼痛の際に苦っ
あゝこんばんは今晩も
別れた妻も子ども等も
こんばん同じ半月見入る喝
白銀の氷柱
ずんずん伸び広がり
揺れ震えながら
やがて静止する処に
暗む青紫の花 、
ぽっと一輪咲き開く
冷え切った大地に
やがて打ち付けられ
亀裂の力動の悩ましく
振動の ....
そうであるもの
のそっとそう横たわり
いつか僕らが憧れ感触した
あの生動する普遍の大洋
そうであるとしか云いようなく輝き拡がり
幾何学模様に走る銀鱗の粒やかな響き光り
銀の煌めき ....
深い深い森の途 、
織り成しながら織り込まれ
永久の時に自らの好悪取払えば
正しい道を内から自ずと導き出す。
触れ合い通りに出れば
行き交う人々の多く
絆深く繋がり合い
手を握り合い
更に更に 、
奥まり拡がりゆく
触れ合い通りの
街並み光り輝き
光の帯と為り伸びゆく
果てに ....
しゃんとして
くしゃみして
しゃがんでしっかり
だぁれも知らない
自ら織り成す時空に生く
荒涼の沃野を散布する
貴女と云う銀鱗の輝き
生に震撼の死を孕ませ
〉生きたい処で逝きなさい〈
地球と天国を架橋し傘差し
伸びやか細やかな静かさの渦
秩序を壊しながら秩序を創り出し
....
意識の視界、明るみ
白銀の輝きに訪う貴女
静かさの尚一層深まり
喧騒のラジオ切れ沈黙死
私は何故此処にやって来た?
あゝこの問い絶えず忘れてしまう
この限り無き荒涼混沌の時代の ....
地平線から昇り来る
巨大な母親の顔が毎晩に
フライパンで私を炒めるの
そう言い遺し旅立った彼女の声
その残響 心に刻み込まれ保ちつつ、
僕は生き残り自らの巨大
混沌の時代に炒められ ....
想い、造形流となり
心奥より沸々と
湧き出る裂開に
寄り添う静かさ
叩け、この造形唸り
沸き立つ熱冷んやり
と 、
視界一杯に打刻される
白銀の跳梁の内に
薄 ....
光の細やかな骨組み
白銀に震え観え
意識の内に立つ光柱
、
眼を見開けば雨上がりの空に
巨大な虹の音も無く架かり在りて
涼やかな風吹き流れ
ぐっと青み増し色付く
この早朝の空仰ぎ見て
来たる秋の高くなる天空、
未だ熱して驟雨時に降り注ぐ
夏の残り火の際で待ち侘びる
輝きの光帯びる力動の内に
深く ....
君の発する声の
笑うとき 、
その感触あゝ不思議に
歌って居るんだ、
ささめき震え色成して
ゆっくりゆったり朝を歩くと
雲間に太陽が顔見せ輝き始め、
吹き寄せる風に揺れ動き照り映える緑の群れ
明るむ色光の濃淡 歩き進む私を包み込み
流砂の如く染み流れ沈み込む頭の思考 、
足の意 ....
雨打つアスファルト 水の溜まり
波紋の拡がり消え拡がり
一瞬、一瞬 無数輝き銀の色
虚しき永久の 永久の虚しき
連呼する歌声に地が応え
宙へ返し降り続ける雨
水の溜まり 雨打つアス ....
夏の遠き
記憶の残照か 、
闇の粒子掻き分け
兄に導かれ辿った森の
深奥に闇の明けゆく朝焼けと共
カブト虫やらクワガタやら
幹の蜜をじっと吸い込み黒々艶めくを
発見した瞬間のオドロキ ....
自分という存在の剥奪、
自分という存在への恐怖、
自分という存在の絶望、
自分という存在が最初から
見捨てられ遺棄されて居る
この呪われいるという強烈な実感 、
この場に根源的問 ....
冷え冷え立ち上がる声の壁 、
彼女が俺を凍り付かせ
爬虫類の紅い眼差し、
フラスコの薄い内側から
ギロッ ギロッ と移動し
冷え冷え波打つ声響き渡り 、
孤独と結婚し私の内懐 ....
過ぎ去りゆくもの
全ての虚しさから
新た在るもの創造され
萌え出る生命たち
ぐんぐんぐんぐん生成する
「思考の遺産を身につけて
私はこの感覚世界に歩み入った。
神の力が私をここに導い ....
カッピカピ
おひつに水入れず
ひゅぅうひゅゆう
夜に口笛吹き
ウオォッウオォッ
別れた妻の野獣の声、
陣痛室に響き渡る異様
脳裏から剥がれ落ち
ぴちゃりぴちゃり
反復されるこの宵の口 ....
太く立ち上がる孤独の壁、
声は際立ち呪いの絶対零度に
すきとほり静かさ司り浮き立ちて
ただ在りただひたすらに私は在りと
努めながら死につつ死につつ努めながら 、
哀しい風が吹いている
彼女の歩き過ぎる横顔に
あの坂道向こうの奈落へ
歩み進み墜ちていった
彼女の歩き過ぎる横顔に
哀しい風が吹いている
雨降り頻るあの夕に
マンション玄関ホール
....
白銀の輝き無数、
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
等間隔に円周辿り
打ち叩き生き行き
この夜、前に佇む静かさに
意識の視界の深き己の
力動の核心、頂き、中心点 ....
郊外から久々に都心に出れば、
拡がり迫り来る無機空間の
白壁に聳え立つビルディング群、
それら狭間に伸びるアスファルトに
浄められる如く洗練された装い身に纏い
行き来する一律精巧細工な女の子 ....
崩れ落ちて来る鉄骨の群れ、
朱の血飛沫散らし
無機の呼吸し始め
振り絞られる意識の視界、
否定の十字の楔打ち込まれ
打ち震える貴様の両手両脚
野草ヒメジョオンの群れ
とっくの昔に埋葬 ....
歳過ぎて
ゆるりゆるり
肉体の衰えゆき
のたりのたり
魂の努め若返りゆき
進む時間の地平の果てにて
透明に澄み渡りゆく独りの神霊となり
この大地へ返礼の信号送る 送り続ける 、
....
空間を生きるものは、
光の中で存在を体験する。
時の流れを歩むものは、
創造行為の中におのれの力を感じる。
心情の深みの中にいるものは、
宇宙をみずからの中に見出そうとする。
空間の広 ....
田中宏輔さんのひだかたけしさんおすすめリスト
(1942)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
また一歩、この朝に
-
ひだかた ...
自由詩
6*
24-9-14
五行歌、人生の美酒
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-9-12
状況瞑想、夜闇の手前にて
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-9-12
五行歌、ッ
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-9-11
荒地の花
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-9-11
深みの霊性2
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-9-10
詩想、正しい道
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-9-9
森のアナタ
-
ひだかた ...
自由詩
7*
24-9-8
五行歌、私と云うなら
-
ひだかた ...
自由詩
8
24-9-7
深みの霊性
-
ひだかた ...
自由詩
7*
24-9-6
詩想、今宵この瞬間に
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-9-5
お誕生日の刻印
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-9-5
意識の光景・ThrakAttack
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-9-4
五行歌、古の夢見(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-9-3
秋、生誕前夜に
-
ひだかた ...
自由詩
7*
24-9-2
五行歌、声は歌
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-9-1
今日という一日の始動に
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-8-31
歌の眼差し
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-8-30
この沸騰の夏日に(新訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-8-29
詩想、「汝自身を認識せよ」?__(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-8-28
SOUL・_LOVE
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-8-28
詩想、「自己存在」という問い・今の私という境地4
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-8-27
メタモルフォーゼ
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-8-26
五行歌、際の頂きへ
-
ひだかた ...
自由詩
2*
24-8-25
キリスト
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-8-25
意識の己、ノイズリダクション
-
ひだかた ...
自由詩
2+*
24-8-24
都心徴候散策
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-8-23
Starless
-
ひだかた ...
自由詩
9*
24-8-22
詩想、きっときっと人いずれ(改訂の改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-8-21
詩想、「自己存在」という問い・今の私という境地3.
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-8-20
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
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18
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30
31
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35
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38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
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51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
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