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一突き矢の突き刺さる、
光裂この瞬間に。

  *

無数無限に
アナタたち顔その印象、
ふっと浮かび来る 
タマシイのカタチ 
それぞれにそれぞれの

 普遍大海原の神性一滴  ....
道向かいの街路樹の
盛んに繁茂する新緑の
大風に波打ち揺れ動くに

私の思考の溶け込んで

私は自分を保ったままに
緑に波打ちうねり合一し
  みどりうねり
運動思考そのものだ

 ....
 なぜ此処に来たのか
  (絶えず忘却しながら)
 なぜ此処で生きているのか
  (絶えず想起しながら)

失われた記憶の底
掬い出せば
無限の哀しみ無限の歓び
相俟って響き合い
な ....
断崖絶壁の際に立ち
臨めば、
清流の流れ遥か底に在り
   身を賭して
他者のために新生せよと




今日擦れ違った人、
紫掛かりうっすらと
純白の端正な面持ち
  浮かび来 ....
鋭角に切り込む
凝縮の果実
南の戸口より
朝に取り入れ
北の戸口より
漆黒の夜に輝いた
銀河の残滓流し出す

手のひらに残り在る
夜々の夢底割り
現れる界
その確かな感触、
黒 ....
踊る子らの
この広場、
熱気溢れ笑い弾け
此の世の宮居、
張り裂けんばかりに

なんということ!

滑り落ちる断崖絶壁

この広場取り囲み
 区切り在り、
小さな死大きな断絶
 ....
ひろがりゆく
いようにいだい
いだかれて

いようにいだい
いしにだきしめ

ひろがりゆく
ただそれだけ

だきしめる いし 

いだかれながら
いし に より
取り消され
ては、
取り戻し
ては、
取り消され

異様な現 現の異様
絶えず死を前にし
終止符打つ瞬間にも
絶えず律動し続け

 階段を昇る
 宙空に浮き
 枯れ草散らばる ....
ゆっくりと
凍り付いていく
この荒涼の原野に

透明に澄み漲る意志、

静かさに潜む古月
棚引く大気横切り
掴み取り新月とし

ゆっくりと
意識の面前に
差し出していく

 ....
ハローハロー
春の深まり葉桜の群れ揺れ
温ったかな陽光の燦々と
名無き草花たち色とりどり
あちこちに咲き誇り
降り注ぐ光のなか
人々、それぞれの目的持ち
それぞれの場所へ進んでいきます
 ....
死にかけて
今の意識
切り裂かれ
差し出す手を
握り締めてくれた人




握り締め繋いだ
手と手の熱に
点火され
燃やし尽くす今の意識、
明るみ光に溢れ更に明るみ


 ....
打ち寄せる
波の律動絶え間なく
浜辺 灰白のひろがり

 立ち上がる漆黒の直線、
 後光帯び震え覆う弧空、

やがて到来する
深い夜闇を前にし

手繋ぎ灰白に寝そべる二人に

 ....
 ノイズとハーモニー、せめぎ合い
 美と醜、葛藤する

当然のこと
最早荒れ狂う

 警告ランプ点滅スルこの時代に





凍り付いていく美
醜を露わにし美醜醜美醜

 ....
ぶっ飛ぶフライパンに乗って

 浅葱色した宇宙の音色
  漂いながら ふっと
 振り落とされる 

この荒涼とした大地に





随意なる
あらゆる骨格筋
鍛え抜き 、
 ....
わんさかわんさか
逆さのままにて
現れ来るのよ
何でしょね?

転覆した船縁を歩いていくと潮が身に沁みた

逆さまのままに
わんさかわんさか
生きて居る
生きるために
働くのでは ....
性交し喰って飲んで寝る
起きて喰って働き疲れ切り
性交し喰って飲んで寝る

繰り返す繰り返す
内に飛び降り
真っ赤に染まり
自らの内底から
沸き立つ律動を
リズム感じ取った

瞬 ....
裸木の群れ、
胸奥深く立ち並び

 従容と行き渡る水の流れ
 引き伸ばされた静かさの内に

すっと立ち上がるものが在る
苦しみは
雨に濡れた窓辺に
ひとまず置いて 

 折り重なり咲き開く花々
 僕らは より深く親密に

アナタにモデルは居なかった
アナタのモデルはアナタ自身
なのになぜ僕ら、外に誰か ....
宇宙は常に自ら動く思考美
投げ掛けて来るから

僕はそんな宇宙に
落書きしてやるんだ、

関わり見入る意志にて悠遊と
 溶け入る
  青ハ
 只、空無






熱風吹き抜け、

北の門から南の門へ

内から溢れ来る、
遥か遠い太古の残響

 何時しか普遍のヒビキとなり

溶け入 ....
君の顔、視ていると
野に咲く花、想起する

 奔放に必死に咲き開く
 イノチというチカラ

過ぎゆくものにして現れる

   永久なるもの

君の顔、視ていると
想起される 野に ....
光のうねりに
魂の息吹きを感じ

人の魂と同類の魂息吹く
朝に入射する光のうねりに

  私という魂の命 

新たな断崖絶壁の際に
今日も目醒め、
肉体という器官に宿り
一礼して ....
白髪の
髭もじゃ博士、
白い回廊渡りゆく

〉光の翼に乗り押し寄せる魂の波〈

受け容れ生きて
渡りゆくト
白い回廊輝き始め

白髪の髭もじゃ博士、

  ニヤリ純白ト輝き
 ....
 朝に新緑の雑木林の
 波打ち繁茂する葉々眩しく


眼差す眼、差し出され凝視し


 昼に黄ばみ萎びるツツジの花
 過ぎ去りゆく輝きの赤・白

 夕に雨の降り注ぎ強まり、

 ....
濡れた溝を辿り
滲む白頬の
太古から伝い流るる

夜明けの思惟、

夜更けの悪夢また孤独
という怪物を溶解し
人をして正気に独りに
肉を離れ魂に生き
濡れた溝を辿り
滲む白頬に
 ....
焼き尽くす炎の渦中に

 棺は持ち上がり
 立ち上がる死体

残余に拾われる白骨、
物質に打ち勝った〈私〉の証。
ぽかーんと広がる
朝の碧天、
軽やかな微風を送り

地に揺れる色とりどり
花々大小、
柔和な微笑みあちこちに

雑木林にいよいよ濃密なる
新緑のグラデーション、
照り輝き天を目指し ....
波しずか
時の深まり
降る青に
遠き声の
いつしか木霊し

到来するもの
ふと織り込まれ
明度無限に高まる

この意識に
  、
澄んだ泉の
 底深く
 蠢く光塊の
ヒビ ....
真っ暗闇の
呪われた孤立の
病みを抜けたら
ラッパ高々鳴り響き
ぎらぎら巨大に輝く
星々に見つめられ在る
オノレに改めて気付き

 オノレ、その瞬間 独り
  一本の原生木にして
 ....
私の思惟、
ある思惟内容の
別の思惟内容に結び付き
その思惟内容の
また別な思惟内容に結び付き
それら必然的な連関を持ち
次から次へと接続され

やがて私の思惟、

巨大な思惟運動 ....
田中宏輔さんのひだかたけしさんおすすめリスト(1675)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
光裂この瞬間に- ひだかた ...自由詩224-5-17
思考208号- ひだかた ...自由詩424-5-16
至高の問い- ひだかた ...自由詩224-5-15
五行歌、ひとつ魂の- ひだかた ...自由詩424-5-14
黒いクビキ*- ひだかた ...自由詩224-5-13
黄金の郷- ひだかた ...自由詩424-5-13
不在着信- ひだかた ...自由詩3*24-5-12
石の階段(改訂)- ひだかた ...自由詩424-5-12
詩想、Invisible- ひだかた ...自由詩224-5-11
春、み空の歌- ひだかた ...自由詩424-5-10
五行歌、明るむ意識に- ひだかた ...自由詩424-5-9
浜辺(新訂)- ひだかた ...自由詩324-5-9
五行歌、この危機と転換の時代に- ひだかた ...自由詩4*24-5-8
五行歌、跳躍!- ひだかた ...自由詩424-5-8
人生星人- ひだかた ...自由詩224-5-7
詩想、Sex.Eat.Drink.Dream- ひだかた ...自由詩224-5-6
五行歌、次元の意識に- ひだかた ...自由詩324-5-5
MODEL- ひだかた ...自由詩2*24-5-5
五行歌、落書き◯見入られ見入り(改訂)- ひだかた ...自由詩424-5-4
叡智と器◯この熱日に- ひだかた ...自由詩224-5-4
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詩想、ヒカリのアオに- ひだかた ...自由詩324-5-2
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- ひだかた ...自由詩424-5-1
夜明けの思惟- ひだかた ...自由詩224-4-30
五行歌、白骨と私- ひだかた ...自由詩424-4-29
また新たな一歩を- ひだかた ...自由詩524-4-29
ヒビキ- ひだかた ...自由詩324-4-28
生きる使命- ひだかた ...自由詩4*24-4-27
思惟生命体- ひだかた ...自由詩624-4-25

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