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「われらには存在は与えらてない。われらは流れに過ぎない。

われらは喜んであらゆる形に流れ込む。 

昼に、夜に、洞穴に、寺院に。

われらは貫き進む。存在への渇望がわれらを駆る。」(ヘッ ....
世界の残響のなかにいる
わたしをおちょくるな
微細な世界のリアルが必要だ

私たちはあまりに未完成だから
消え入る前に
羽を安らえる場所が必要
憩える場所の安息が必要

私たちは救わ ....
夜が明けるのか
日が暮れるのか
判然としないところに
留まっている

気楽に、穏やかに
心の深みに臨む
意識が覚醒する
静謐な孤独に包まれる
眼前の世界が
鮮明な輝きに充ちて
広 ....
私は夢を見ているのだろうか
そういう私も夢なのたろうか
世界は私も含めた表象*1という夢なのだろうか

それらの問いかけは思考によってなされる
わたしの内底から直観的に沸き上がる思考によって ....
やっと静けさが訪れた
外は稲妻、内は冷房
ジョン・レノンの声が響く
夢と現の境にいるような
剥き出しの独りの魂のように
脳髄を震わす

此処が
天国だろうが地獄だろうが
構わない
 ....
青の世界に入る
裏返りながら
肉の痛みに耐えながら

青の世界では
虹が湧き立つ
美と哀しみの揺動
貫く霊性

僕は独り
白い部屋に佇む
舞い散る雪を思って
別離の感覚を取り戻 ....
吸い込まれる
遠い汽笛
戯れる子供達の影
娘は出かけたきり帰ってこない

壊れたら
水底深く沈むしかない
たましいの強さを信じて
人生の終わりに
輝くものはあるか
内面深く沈潜して ....
冷え切って
毒づいて
虹のかかる遥かな空を
大きく両腕を広げ渡っていく
君が悪いわけじゃない
僕が間違ったわけじゃない
ただ人々が佇立する
ただ独り独りひざまづく
神妙に、繰り返し繰り ....
遠く奥まる意識が
貴女に近接する

計り知れない高みから
雨は降り続け

柔らかく思考を包み込む愛
天空で舞い散る花火

音楽は鳴り続け
束の間の永遠に身を任せる

送った手紙 ....
熱波渦巻くこの街に
晴れ渡る青が落ちて来る

目覚めた意識は盛り上がり
生きて在ることの凄さに打ち震える

疼痛発作の間に間に迫る世界
知覚と思考を圧倒し
銀の輪舞を繰り返す
美しい響きの渦に呑まれていく
静かに波打つ大海原
残響は遥か魂を震わせ
遠い親密な記憶に接続する

掘り起こせ、今夜
掘り起こせ、記憶の痕跡を
神々が吐き出したこの世界を
最後に成就し ....
舞い散る雪が
街灯の明るみに
純白に晒され
夜行バス
俺の膝の上で眠る
愛娘
この幸福は
長くは続かないと
予感した

冷え切って
独りで臨む
世界は
その裸形を
剥き出し ....
この盛夏、
蝉の声を初めて聴いたよ

朝だ、朝
一日はもうとっくに始まっている
目的と目標を携え歩く人々
僕は世界が在ることに
ただただ驚き神秘を探る

この盛夏、
蝉の声を初めて ....
夢のなかにいるように
夢のなかで歌うように
輝く、輝いている
星、星たち
意識は奥深く落ちて

わたしは誰?
わたしはどこからやって来た?

無表情な現実がかき混ぜられ
失われた魂 ....
あらゆる灯りが消え
あらゆる夢が絶え
ただ青い天空が広がる

ただ青く突き抜けて
ただ青く静まって

脈打つ心臓は止むことなく
記憶に麻痺した僕はため息
包み込む宇宙は絶えず遠去かり ....
声が踊っている
疼きの渦のなか

束の間の命の果て
死は避けがたく訪れ
わたしの肉を奪っていく
苦痛に充ちたこの肉を
喜びを刻印したこの肉を
思い出がすべて蘇り
やがて消滅する

 ....
私たちは永遠の吐息、
その美しい比喩

私たちは下降する、
空の底を割り

永遠は生動し、
遥か大地に接続する
ビートルズを初めて聴いた中二の休み時間
直観と感覚が一体化した

直観は向こうの奥底からやって来て
感覚はこちらの世界からやって来て
繋がり共働した

僕はこんなにも自由だ
僕はこんな ....
霞んだ滲んだ奥底から
仄かに姿を現すもの

深い、深い
海の底にいるように

無音のうねり
無音の夜

限りない広がり
限りない響き

忘却と思い出の狭間に立たされて

奥 ....
ことばをひらくとき
ことばよりさきをいくものがある
たえず

観念を突き破り
欲望の先を駆けていく

あり
つづけ
のがれ
つづけ
おいつけない、おいつけない

黄昏の光を浴 ....
孤独なシャウトが
天を突き破り
哀しみとなって降って来る

奥底の故郷を希求する
無防備剥き出しの飛躍
心の壁を打ち壊して

廃墟を抱えて彷徨う私たち
廃棄され得ぬ二元論
主観と客 ....
真夏の空、玄関口
立ち尽くす我
草木の揺れ、
うねる大気、
光の庭

あゝ世界は無関心に
私という存在には
全く無関心に
広がり在った、圧倒的に
その時私は気付いたのだ
異郷のよ ....
静かな鼓動の海
満ち欠けを繰り返す月影
わたしは独り泳ぐ
途方に暮れ
静謐に身を委ねながら

遥か死の彼方から降って来る霊性は
たましいを震わせ
遠いおもいでへ導く

そこには自由 ....
遠い声が響き渡る
独りの声が響き渡る
突き刺す大地を
突き刺す故郷を
アナタを求めて
アナタを希求して
響きの渦に呑まれていく
奥底から沸き立つ郷愁
この地球の上で、この宇宙の中で
 ....
意識の底に落ちていくような
渦巻く響きの海にいる
たましいは肉を離れ
渦巻く響きに同化する
打ち鳴らされる変則的なビートに乗って
遠い記憶に沈んでいくわたしという存在

成就されない愛を ....
縁側で
ぷっと
西瓜の種飛ばし
放物線の先を
追っている
幼い子供が
独り居て

遠い夏の日
夏の午後
その日を生きる
幼子が

風に吹かれて
風に吹かれて

名無しで ....
黄昏の光を受け
よろめく羽虫は
遠い木霊のなか
孤独と静謐に留まる

変わりゆくすべてに
変わらず沸き立つもの
遠く木霊する声
異様に絡み合い
広がる宇宙の輪郭を
響きのなかに伝え ....
意識が奥まり
浮遊する

丘を駆け昇る
白馬の群れ
波打ち際で遊ぶ
子供たちがみる夢
黄金に輝く太陽が傾き
抑えつけていたものを
開放する

無限の宇宙が唸りながら
猛スピード ....
柔らかに
優しく
時に荒々しく鋭く
立ち上がる
旋律が
わたしの魂を震わせる
それは
深い夢のなかから訪れる
ひとつの奇跡

(それを夢みた人は
母親に捨てられ
狂人に撃ち殺さ ....
明るむ街角、
雨は止み
行き交う人々、口々に
ハレルヤを歌っている

祝福された意識野に
雨滴が一つ、二つ、三つ
銀色に輝く太陽が
どてら姿の親父を照らす

今日、沸き立つこの朝に ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
在る_ということ~ヘッセへの返詩- ひだかた ...自由詩3*22-8-8
残響- ひだかた ...自由詩1*22-8-7
人生のある一日- ひだかた ...自由詩222-8-6
直観的思考と世界- ひだかた ...散文(批評 ...4*22-8-6
うたは続いていく~疼痛発作の後に- ひだかた ...自由詩322-8-4
青の世界- ひだかた ...自由詩3*22-8-3
その瞬間まで- ひだかた ...自由詩622-8-2
ヌード(改訂)- ひだかた ...自由詩3*22-8-1
世界のなかへ- ひだかた ...自由詩222-7-31
朝の世界- ひだかた ...自由詩322-7-31
音楽の渦- ひだかた ...自由詩3*22-7-30
夜行バスと世界- ひだかた ...自由詩322-7-29
蝉の声を初めて聴いたよ- ひだかた ...自由詩422-7-28
夢のなかにいるように- ひだかた ...自由詩522-7-27
情熱- ひだかた ...自由詩3*22-7-26
独りの声- ひだかた ...自由詩2*22-7-25
比喩- ひだかた ...自由詩522-7-25
ビートルズと自由・直観と感覚- ひだかた ...自由詩422-7-24
コンタクト- ひだかた ...自由詩622-7-23
- ひだかた ...自由詩222-7-22
シャウト- ひだかた ...自由詩5*22-7-21
夏の朝- ひだかた ...自由詩422-7-21
おもいで- ひだかた ...自由詩422-7-20
予兆の響き- ひだかた ...自由詩322-7-19
音楽の記憶- ひだかた ...自由詩4*22-7-18
童夢(改訂)- ひだかた ...自由詩422-7-18
リアル- ひだかた ...自由詩3*22-7-17
到来- ひだかた ...自由詩3*22-7-16
Walls_and_Bridges*- ひだかた ...自由詩322-7-15
ハレルヤ- ひだかた ...自由詩2*22-7-15

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