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しっくり白い雲間の満月
静か充ちるこの夜陰に 、

 貴女の手から既に解き放たれ
 自らの意志で貴女へと向かう

私というこの在り方を業にしつつ
(たとえ悪魔に呪われて居ようとも)
こ ....
私の故郷、それは一握りの花、園庭の子供たち
砂塵の飛び交い融解する苦肉に歓びの込み上げ
静かな祝祭と神聖と厳粛に揺蕩う赦しの夜陰

街の灯りの柔らかに広場に伸びゆき、
明けの明星が輝く迄踊り ....
太陽は私の心臓、
千切れ雲は私の髪の毛、
恒星は私の思考器官、

けれどこの夜、満月くっきり浮かび輝き

この私を地球大地にしっかり住み着かせ。
肉体の滅して
意識の保たれ在る

のならば 、

初めてその意識を
〈魂〉と云う

とするのならば、

肉体の生きて在る内に
生死の境域を超え得る意識

にして 、

初 ....
安らぎながら
自らを観て眼差され
感じ入りながら安らぐ私

 安らぎ憩いながら 、

アナタの内の私ですと。
晒され濡れそぼつ
盲目の天空
高くひろやかに
入っておいでと

 巨大な紫の花冠の揺れて

黄色い頭巾被り
赤い唇輝かせた
女の冷たい顔 、
オマエの顔に触れると
普き孤独の壁起 ....
人 、朔望月の巡りのなか
人生という謎を前にし

 内なる祭壇を設け蝋燭を立て
 点火した炎、その仄かな光の揺らぎに

無限へ昇りゆく真白い螺旋の階段を観る
夏の遠き
記憶の残照か

闇の粒子掻き分け
兄に導かれ辿った森の

深奥に闇の明けゆく朝焼けと共
カブト虫やらクワガタやら

幹の蜜をじっと吸い込み黒々艶めくを
発見した瞬間のオド ....
モントルーのボンゾ、
小刻みに大胆に
内なるキリスト
打ち刻み呼び起す
断ち切り横殴り
人の覚めた意識を
更に明るませ
白銀の視界へ
林立する黄金に
発光スル群れ数億、
混沌鉄火の ....
神々の諦観にして
人の思惟在り、
人の諦観にして
神々の思惟蘇り、

 人 、思考生命の
 力動掴むのなら

波の脳髄を創り打ち寄せ
波の脳髄を消し寄せ返り
黄金の意識の視界に
濃紺の夜空拡がり
黄に輝く半月 、

やはらぎかたく
かたくやはらぎ

あゝ私という彷徨い 、
一つ その道標を見出しあり
燃え盛り煮え滾る破壊衝動に心情の温かな愛を育み贈り、

そうして〈私〉の内なる《破壊のかまど》
未来への新たな萌芽となり宿り在りて、

内なる破壊衝動をそのまま外へ取り出すこと、
破壊の為 ....
自由の海に放たれ
泳がされ必死に泳ぎ
分別をわきまえる迄
幾つもの罪を犯し
そうして今に至るこの私、

 普遍の大洋を自ら選び取り

泳ぐ泳ぐ泳ぎ続ける、魂の階段を

肉の消滅に至 ....
この朝に起き
ベランダに
真紅に色付き
咲き誇りゆく
ガーベラ見入り
そうしてしばらく
静かな喜びの感情
胸奥から心臓から
内底から満ち溢れ
とくんとくんと脈打ち
身体に隈なく浸透 ....
私なるもの、
この世界宙宇
映し出す唯一の鏡、

 意識研ぎ澄まし

自らの任務 自由に果たす!
鋼鉄の視界に
荒涼とした原野開け

雨は降り続ける

この終わり無き日々に
あらゆる詩行を辿り
未だ応え無きまま

荒涼の原野に心情の熱注ぎ続け 
脳髄という墳墓に埋められた
死 ....
この夜陰 、この白い小部屋にて

ある物ある物、ありありと在る
 もはや当たり前のこと、 そうして 

    わたしなるもの

渦巻くそれらの内の一分肢に過ぎずと 。
くっきり赤々と
色付き増して
伸びゆき
伸び開きゆく
花 ガーベラよ 、

 ゆらめきさざめく
  チカラの交差、
 貫入スルそれは何?

まぁるく丸く花冠かたちづくり
まっすぐ ....
うっすら光り広がる
意識の視界の開け続け
やがてそれら 、
白銀に光り揺れ輝くひたすらに
誰かの優しい眼差し感じながら



生死の境域を奔走しながら
自らの意識を最後までに
しっ ....
やはらかな
羽毛に包まれ
小枝の葉繁る上に
ちいさな細身の肉担い
ぽっと現れた 、アナタ
仄か純白に輝き在りながら
黒々とした髪や伸び映えた髭

      誰 ?

問う迄も無く ....
いやはや
はやちねの
ねのつよき
ひびき
わなわなと
わなわな
光の射し込み

 緑の群れ、葉の羽ばたき
 無数無限、囁やき照り映え

宙天 ハヤチ音ヒビキヒカリ放ちて漲り命奏で ....
すれ違う
少女のえくぼ、
両頬にくっと穿たれ
燃える太陽の窪み
吸い込まれる黒点、
純白の輝き放つ肌に

 眠りの底の世界、彫塑され
  純白に輝く音塊投げつけ
 浮き彫りにされる漆 ....
街の通り花壇周りの草むしりするおばさん達、
ぽつぽつと明かり橙に灯る小さな美容室、
青いバット握り締め素振り繰り返す少年、
サイレース貰いに早朝のバスに乗り込む私、

この街の営みの傍らに殺 ....
うっすら
光跡となり
響く声の貴女 、

あゝ 遠い記憶の
滑り台から滑り降り来て

 またきっとあえるから

そう言葉ふるわせ
私を見上げ いった人 。
さるすべりの紅、
うっすらと飛び跳ねる
夏の朝に
みんみん蝉の声、
ふと心に響き
途の人、立ちどまり
心の奥底へとみんみん蝉の声

響かせる現の時 、

永久のヒビキとなり刻み込ま ....
フスマがカベがモクメが
しばし しんと
沈黙の内に佇み在り

 ふっと次の瞬間 、

一斉に起立し襲い来る
狂う狂う!無機に無に、
自らが呑み込まれ

自分が意識が奪われ解消されて ....
《光と闇(思考)》

漆黒の闇に自ら発光し
発光の輝き自ら和らげ

 眠りに就く際に 、

染み入る静かさ
沈黙の安らぎ
  
  *

「光が闇の権力と闘う
その場所でお前 ....
樹林を縫い
薄っすら輝く
白い道 、
すっと伸びゆく
何処までも
うねりくねり
いよいよ白く
気付けば
そっと純白に 、
そして
すっと透明に

ずんずんずんずん

進み来 ....
ずぶっずぶっ
自らの脚の
ゆっくりねっとり
黒土に沈みゆく
 を、
慌てて何とか引き上げて
進む一歩、
また ずぶっずぶっ
ねっとりゆっくり
黒土に沈みゆく

視界もんわり暗闇に ....
空間を生きるものは、
光の中で存在を体験する。
時の流れを歩むものは、
創造行為の中におのれの力を感じる。
心情の深みの中にいるものは、
宇宙をみずからの中に見出そうとする。

空間の広 ....
田中宏輔さんのひだかたけしさんおすすめリスト(1942)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩想、与えられし自由なるものに- ひだかた ...自由詩324-8-19
祝福のうた- ひだかた ...自由詩224-8-19
五行歌、この私・けれどこの夜- ひだかた ...自由詩524-8-18
詩想、〈魂〉と云う(一つ、今後の指標として)- ひだかた ...自由詩424-8-18
五行歌、見捨てられ- ひだかた ...自由詩324-8-17
GirlLovesMe(改訂)- ひだかた ...自由詩224-8-17
五行歌、内なる祭壇- ひだかた ...自由詩324-8-16
この沸騰の夏日に(改訂)- ひだかた ...自由詩424-8-15
時の打刻、*モントルーのボンゾ- ひだかた ...自由詩324-8-14
詩想、思惟思考ノ生命にて(改訂)- ひだかた ...自由詩224-8-13
詩想、き_ぎ_きー逝去した杉木君へ(改訂)- ひだかた ...自由詩424-8-13
詩想、〈悪〉について- ひだかた ...自由詩224-8-13
詩想、私にとっての〈自由〉と〈原罪〉と- ひだかた ...自由詩524-8-12
心情の予感- ひだかた ...自由詩324-8-12
詩想・「私なるもの」、五行歌借り- ひだかた ...自由詩324-8-11
Red- ひだかた ...自由詩324-8-11
詩想・「わたしなるもの」- ひだかた ...自由詩224-8-10
夏日、花_ガーベラに_- ひだかた ...自由詩324-8-10
五行歌、大地と意識と_大地震を前に- ひだかた ...自由詩4*24-8-9
聖なる夢見- ひだかた ...自由詩224-8-9
疾風楽音(改訂)- ひだかた ...自由詩324-8-8
人、人、人、- ひだかた ...自由詩224-8-7
熱の同心居- ひだかた ...自由詩9*24-8-6
こんにちは、_さようなら- ひだかた ...自由詩424-8-5
媒介する人(改訂)- ひだかた ...自由詩424-8-4
プレゼンス- ひだかた ...自由詩324-8-3
詩想・〈魔〉と〈魔〉*の真ん中で(思考・感情・意志)、五行歌 ...- ひだかた ...自由詩324-8-2
愛のお伽韻律(改訂)- ひだかた ...自由詩424-8-1
黒土の夢- ひだかた ...自由詩424-7-31
詩想、「自己存在」という問い·今の私という境地2.- ひだかた ...自由詩3*24-7-31

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