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痩せこけ骸骨になっていく
無数の子供たちの影 、
一本柱に蒼い首突き刺さり
溢れ落ちるもの 、
しと しと しと
白壁に染み渡り伝わる
音の一つひとつ
反響し自らを刻み込む、 ....
闇の沈黙の内に
聴き取る響き
蠢き疼く
何か達 、
どっと押し寄せ
大地という基盤を失う瞬間、
光の回廊 真っ直ぐ奥へ奥へ伸びゆき
自らの自己意識の極限痺れ真っ白に
私は在る ....
龍神の
灯の許に
伸びる白雲、
弓形に満月取り囲み
自らの永遠の核を
月影から持ち去り
旅立った人、
その喉声の振動 、
最後に聴いた
感触の木霊、
未だ輝き残響し
コン ....
てめぇのかったるい
ゆるんだ魂
と、
ぶよぶよ太った肉身
自らが自らの肉身操れるよう
出直して来い!
もはや集合意識でなく
個体意識の時世なんだよ
ッたく、やってられねぇ ....
慢性的な病苦と共に
意識の闇に沈む 、
深いふかい漆黒へ
日々、夜の更け行くに連れ
そこからゆっくり
静か立ち上がり
気付けば
朝に太陽、
この世界を照らし出し
朝に意識、
自 ....
ずどんどすん
憤怒の鉄鎚、
打ち下ろされ
腹底に鳴り響く
この夜この世に
猛烈な電光と雷雨と共 、
*〈怒りと罰〉の次元
与え与えられ 登攀せよ! と。
....
猥雑な迄オレンジ
染まり輝く満月
熱帯夜の屋根瓦の上 、
浮かび在るをふと捉え
月の磁力、否応無く深々と
あの日、師の逝去の
報せと共
外出した夕闇に 、
....
木立、弧をなし
わたしを取り囲み
父の墓石 見つめ入る
初老の指先、震えながら
この道の終わりに立つ死 、
いつしか、
死への執拗な思いに取り憑かれ
今此処で生きて居るという ....
この深夜 己、肉の苦を耐えつつ
天空、星々神々の壮麗な居住まい
この地球大地から想い致す意志、
私とは何者か?
その問いへの応え心静か努め待ちながら
くらくらしてしまうよ
なんて眩しい朝だろう
もわんとした熱気のうねり
貫き大地に直射スル陽の光、
車のフロントガラスから跳ね返り
きらきら煌めき眼に入射し続け
くらめくくらめく、
....
雲は私の髪の毛、
乳房は母の余韻、
素肌は記憶の私、
揉みしだいても叩かれても
肉の実感、魂の実感へ至らずに
何時しか何処からか流れ来る光の帯 、
すっとすぅうと
....
あの日から
降り止まない雨 、
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間から
零れ落ちる光滴たち
無数に煌めき散逸する 、
終わらない旅路の最中
訪れるもの一つにさえ
....
あの人も居なくなった
この人も居なくなった
そうなんだ 、そうなんだよね
、
あっちで皆んなそれぞれに頑張って!
こっちで僕らもそれぞれに頑張って!
遥かな宇宙の果てにまで
私の想いを運んでいきたい。
聖なる力の発する焰の中で
心が更に熱くなれるように。
目標を目指す意志の営みの中で
私の思考を存分に働かせたい。
思考が永遠に生成す ....
ぽっとひろがる
無限の感触
記憶の奥まり
記憶を抜けて
あの世と繋がり
真っ白になった魂、
もわんとつつむ
あの世の感触
揺れて揺らいで
夏の熱気に曝され
夢見がちに覚醒し ....
思考の宇宙
否 、
宇宙の思考
目標を眼差す巨大な意志の営み
未定形なウネリ、カタチ為さんと
発動されるその瞬間から、
立ち木たちの裸に緑
もさもさ纏い繁り始め
緑の ....
事実は記憶は
捏造・抑圧され得る
けれど 、
魂の深奥に刻み込まれた
想いは決して変えられない
無数の影 踊って居るよ
意識の視界に深奥から
幾つも幾 ....
二人、朝の地下一階の喫茶店
ブランチのポテトサラダ、
幾粒ものグリーンピースを
時間かけ選り分けフォークで
プレートの端に置いて置いて
丁寧に排除する貴女の
シシシッと恥ずかしげ笑う顔 、 ....
間断なく降り続く
夜陰の梅雨 、
ふとカーテン開け気付き観れば
進み続ける時の刻印帯びながら 光る水溜り
輪を広げ時を銀に穿ち裂く、なんと涼やかに
クリーム色した
吊り橋状の細長い途、
奥まりずっとずっと続いて
あゝ全てから裏切られ裏切り
生きて来たこの身、掬い取られ
束の間、心にしとと慈雨降り頻り
深い深い渓谷を見下ろしながら遥 ....
裏切り裏切られ
欺瞞撒き散らし
眠れやしない
やややタマンね 、悲し哀しみかな
誤解されても愛ある知性限り無き広がりへ
灼熱夏の
到来に、
自らの闇
夜闇に深く沈め
すべて棄てて曝す際 、
ヒカリ橙色に
やはらかく輝く
意識の視界、
カウントダウンの渦中に
奈落の底を眼差し
崖っぷち歩みなが ....
人、魂の 肉に魅せられ死に
魂の内なる神性の力に復活し
死んで復活し 独り
青き響き純白の静かさに
いずれ宇宙内懐へ還りゆく
陽の光を朝に浴び
その輝きに手を触れる時
アナタの纏う衣の
すきとほる純白
わたしを包み込む
そうしてわたしは
わたしの自己存在を
眼を見開き見入り
耳を澄まし聴き入り
....
教会や教皇や天皇やドナルド・トランプ
多くの人が求めてしまう
外なる神聖普遍独裁 、
内なる普遍神性の光の大洋 、
誰しもの魂の根底に広がり在るのにね
青銅の天空に
白雲の流れ 、
刻まれゆく時に
はしゃぐ子供、
夏の庭先に成人し
昂揚する自尊、
萎縮する帰依、
銀輪の放つ光彩眩しく
罅割れゆく青銅の天空
裏 ....
未知なるヒビキの
内中から受け取るもの
確かなものと鳴り為ると
たとえ堤防が決壊してもね 、
真白き街並みずんずんと
ずっとずっと広がり在って
打ち上げ花火散々見尽くしたら
もう ....
広やかに奥ゆき在る
聖堂に雨降り注ぎ
無数の漆黒の虫たち
動き廻りやがる
疑惑は未だ晴れてない、
俺は我欲捨て切れない、
深い森陰の下草の
緑の間借り人として
深淵を臨む
絶 ....
とおりみちデス通路です、
色んなもの湧出する
永劫なる普遍光の海から
あらあらぽわっぽんぽん
現れ来るもの表すのはこの私
神々しきもの
私を見入り
私の胸の内 ....
感覚の奥に横たう
もう一つの次元 、
死のリアル
しっかり意識保ち
見つめ入る瞬間、
ぽかぁんと浮かび
取り囲む無数の眼
何時かの記憶の如く
深淵を一息に超え来て
....
田中宏輔さんのひだかたけしさんおすすめリスト
(1967)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Starless
-
ひだかた ...
自由詩
6
24-7-26
内的体験
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-25
内奥の泉
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-24
怒りノ鉄槌_、敢えて
-
ひだかた ...
自由詩
2*
24-7-23
ヒカリ
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-23
詩想・この夜の〈雷響〉に導かれ
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-7-22
五行歌、月なるもの
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-22
墓参
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-21
五行歌、地と天空の境域にて
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-21
この夏の朝に
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-20
すきとほる(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-7-19
降り止まない雨のうた
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-18
五行歌、それぞれにそれぞれの歌・亡き高橋巌師の魂に捧ぐ
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-17
*死者の言葉
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-17
覚醒夢と無限
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-16
ウネリ、カタチ為す季に
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-7-15
五行歌、想い達
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-7-14
休日の相貌
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-13
五行歌、この夜陰_雨の涼やかに
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-12
魂の過程
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-7-12
五行歌、カナカナかな
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-11
光の中を流れる叡智が生きている
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-11
五行歌、それがBEST
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-10
陽の光を朝に浴び_、
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-9
五行歌、外なる普遍VS内なる大洋
-
ひだかた ...
自由詩
2*
24-7-8
夏の庭
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-7
続・緑の間借り人
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-5
緑の間借り人(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-4
五行歌、カミさんのうた(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-3
Wall_Of_Eyes
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-2
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