すべてのおすすめ
ああ 満月、真っ正面に輝いて
カーテン開け窓辺に佇めば
白く白く白銀に生き在り、
そして遥か昔から
言祝ぐように
向かいの家に灯った橙の明かり

観てる私は誰?

思考停止し詩想する ....
宙空を見つめていると
無音の内ざわめき刻まれ
意識の奥行き、浮遊する声
沸き立つ力動が私を捕らえる

均衡は保たれ静かさ充ちるこの時、
私はこの力動に導かれ私の内に沈み込む

意識の奥 ....
蜘蛛 小さな柔らかな足取り
はったハッタと白紙を這って、
殺そうかと一瞬想ったが
なぜか指先 取り留めた

その姿立ち振舞い 繊細に伸びやか大胆に
透明な瞬間 捉えた眼差し視覚 私に語り
 ....
夏空青く太陽を欲望し
ギラギラ輝き熱す
燃える光の円球、
爆発し続け
眩む意識、
堕ちる
堕ち続け
深みへ深みに
燃える情動の流出し

開く、魂という無限に

異様な意識の階層 ....
熱風に吹かれ
太り始めた半月、
夜闇に浮かんでます

白く白く白銀 空

なんだろう?この感覚
助けて! と、
落ち着き払い

誰かに 誰でもないダレカに

叫んでいるのです、 ....
その
無名の深み

見つめ聴き入る、

歴史的平面的に辿らず
個体的立体的に観入り

巨大な細やかなもの 突然頭もたげる
歌詞カードは要らない ただ響かせて

脳髄から濃密に魂に ....
不動の時、
伸び広がる瞬間

掴み取り 委ね揺蕩い

濃密に青の空、
響き奏で

なぜ僕ら生きているのか
忘れてしまう 

いつも

声、あなたの
起伏のない温かな
包み ....
半月、宙空に白々ぽつんと輝いている
この宵の空 窓から顔突き出し眺め
現の不思議な関係、ふと想い至る

月も太陽も この地球に世界に私に関わり
何か発し命の力動与えている と、

向かい ....
一瞬の煌めき伸び開き
遠い浜辺を舞っていた
青白く輝き揺れ動き
打ち寄せる波に曝されて
遠い浜辺を舞っていた

  *

永遠の循環を切断し
内なる自由に躍りながら
滅びる先を見つ ....
雷鳴轟き
飛び跳ねる、
熱風に揉まれ
おっと 新生、

〈この世とあの世〉

架け渡される意志橋に
神様ほっと吐息つく
粗くささくれだった
無数の粒子躍る感触、
ざらつきむさぼり荒れ狂う
快の感情どうしようもなく
俺はいつからか狼に育てられた

しずかな夜の闇中に
明かりはふと灯るもの、
あらゆる策略弄 ....
あの日から
降り止まない雨が
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間に
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌めき散逸する
終わらない旅路の最中
訪れるもの一つさえ
未だ想い描けな ....
微妙に丸く円形保ち
輝く白銀、月か陽か

熱のもんわり夜に流れ溢れ、

私は窓辺に響きの感触 聴き取り
眠る未来の意志に霊性 納める
ぽっかりひろがる
無限の手触り
虹の根元を逃げていき
あの世と繋がり
あの世に入って

平坦になった魂、
もわんとゆれつつむ
夏の熱気に曝され
夢見がちに目覚め
自らの輪郭整え
 ....
無音の
白い小部屋に
太陽の昇り、

どす黒く萎びた
紫陽花と
みんみん蝉の
執拗な鳴き声と

燃える夏の熱気に
憂鬱な梅雨蒸発し

無音の
白い小部屋
白いまま

昇 ....
ぽかんと浮いてるじゃん
ぽかんと輝いてるじゃん

不思議な太陽、
一つの恒星、

絶対の否定のその後にも
墓碑銘刻んだその跡にも

うっすらと時を生き抜き
信じられない過去の堆積
 ....
潮騒の浜辺に無数の小蟹の赤々と横走り

懐かしい原初の磯の香に包まれ、

聖なるもの 降って来る
異様なもの 降って来る

独りの人 思い出の予感に打ち震え

記憶の奥から取り出され ....
白月、輝く果て
何が在るのか
混沌に呑み込まれ

現 仮の住まい、
間借り人
私は此処に佇み
静か激しながら
激しながら静か
一時に滞在する、

この世界の一位相

壊しなが ....
ふわっと風、
吹いて来て
わたしを洗う
わたしは笑う

この慎ましい空の息吹き、

ふわっとふいて
わたしをあらう
わたしをわらう

そして消えて この時にこの朝に



 ....
孤独という実体、
実体としての孤独、

いつのまにか確固と在り

  *

真夜中 両脇に眠る
父親と母親に挟まれ
僕は突然目覚めた

豆電球に照らされ
薄暗闇のなか
浮かび ....
この世界という
永遠の力動

両眼を開く今、

私は私の他者と成り
世界へと注ぎ込まれ
私の中で世界が躍る
蠢動する思考、イメージに充たされ
なにものか 入って来る、

わたしの内に

蠢動含霊、宙に飛び立つクラゲの自在
王様に導かれていた民たちの狂乱、

感覚印象から遠く離れ

異様に ....
熱気充満する夕、
庭先赤々と
幾筋もの斜光集まり

沈みゆく太陽の
夜闇に領されながら
輝き躍り染める死者達の眼、
徘徊し始める黄色い犬を追い
せめぎ合い薄れ始める境の残像、
闇と光 ....
沈黙に
横たわる

熱帯びる肉体、

沈黙が
横たわる

内なる遠い地平を凝視し
空と大地の光彩とうねり

この小部屋の白壁が震え揺れ動き、

沈黙 重層し
静かさの内に
 ....
同心円の瞳孔
三角の弛緩した筋肉
血液と神経と
共感と反感、
眼 形造り

中庸を維持しながら
感性の異常な高揚を、

広大無辺の水色
柔らかな硬さに

合体させ溶かして

 ....
うだる田舎の熱帯夜、

自販機にたかるカブト虫
無数の黒々と蠢く輝きを

しなだれてうなだれて、

さるすべりは薄紅に
うっとりと夢見ながら
目覚め花開き眼差して、
無音流動する樹 ....
次々と崩れ壊れゆく波
追跡する遠い灯り
ささくれ立つ闇抱え
どうしようもない
この憧れ哀しみ抱え
次々と崩れ壊れゆく波
遠い灯りに見守られ

己を超える圧倒的な存在
通学路の坂道登り ....
蒼穹の砂浜、
弓の弦、
澄み渡る旋律奏で
七月の波沸き起こり
打ち寄せる旺盛な生命力、
反復され蓄えられ
上も下も右も左もなく
すべて真っ青に透過され

地水火風の精霊たち、
一つ ....
水をワインに変え
白い人、
時という河 滑りゆく

時は切り裂かれ
一瞬の永遠
その光景は開かれ

銀輪の夏、
梅雨を吹き飛ばし
緑亀を買いにお兄ちゃんと
灰白のアスファルト自転 ....
蒼穹の
深い青に
走る無数の
力線、
私を貫く
光の感触

外は熱風吹きつけ
人は誰一人通らず
街道走る疎らな車
草木は光に酸素吐き
天からの力動引き受け

蒼穹の
深い青 ....
田中宏輔さんのひだかたけしさんおすすめリスト(1942)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜想70- ひだかた ...自由詩423-7-30
THRAK- ひだかた ...自由詩323-7-30
夜蜘蛛- ひだかた ...自由詩523-7-29
出来- ひだかた ...自由詩323-7-29
Help!- ひだかた ...自由詩3*23-7-28
夜想70〇ドミナンテ- ひだかた ...自由詩323-7-28
断章・あなたと共に- ひだかた ...自由詩4*23-7-28
夜想69- ひだかた ...自由詩423-7-27
Unmade7~遠い浜辺にて(新訂)- ひだかた ...自由詩323-7-27
意志橋- ひだかた ...自由詩423-7-26
- ひだかた ...自由詩423-7-26
Across_The_Universe(新訂)- ひだかた ...自由詩9*23-7-25
夜想68- ひだかた ...自由詩623-7-24
無限の感触(改訂)- ひだかた ...自由詩8*23-7-24
夏の舞台- ひだかた ...自由詩323-7-23
なぜ生きてるのですか?_って- ひだかた ...自由詩3+*23-7-22
聖なるもの異様なもの- ひだかた ...自由詩323-7-22
混沌のプロセス- ひだかた ...自由詩423-7-21
この朝に- ひだかた ...自由詩523-7-21
自我というもの- ひだかた ...自由詩3*23-7-20
穏やかな飛翔6- ひだかた ...自由詩223-7-20
穏やかな飛翔5- ひだかた ...自由詩223-7-19
夕に焚べる2- ひだかた ...自由詩223-7-19
穏やかな飛翔4〇思考という力- ひだかた ...自由詩323-7-18
138億光年の孤独- ひだかた ...自由詩223-7-17
闇の奥に- ひだかた ...自由詩2*23-7-17
FIVE_YEARS(改訂)- ひだかた ...自由詩323-7-16
蒼穹の約束- ひだかた ...自由詩423-7-16
小屋を建てる- ひだかた ...自由詩523-7-15
穏やかな飛翔3- ひだかた ...自由詩423-7-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する