軽やかに
紡ぐ
内から
沸き上がる
思考の糸を
生まれたての
子供のように
普遍の宇宙を
舞いながら
世界の響きに
身を委ねて

沈み込む虚脱は
苦痛の肉体と共
忍耐を背負 ....
わたくしのいのちはたかだかすみれぐさ 行き止まり春の小川の瀬音かな

鶯の鳴き音くっきり藪の中
距離を取りたいときに捨てコメントのセリフを載せるのは
勉強の足りないおつむから出てくる感情だけど
詩の世界の領域では逆になると感じたとしても、
それにしても個人としては人間性を疑う。

それ ....
貧しくても陽は昇る
と慰められたが
富を握る1%にも陽は昇る
ご来光は闘いだ

「もう武器は造りたくない」
と彼は日記に書いた
書いただけで
今日も陽が暮れた

舗装された道路で
 ....
あの夏が来るね
とつぶやきながら
それはもう
来ないことを知ってる
同じ空じゃないこと
同じ雷雲じゃないこと
同じ夕立じゃないこと
同じ僕たちじゃないこと
あれが初恋ならば
はじけて ....
山下公園まで酔って走る横浜から
恋仲韓国人と観覧車と嬌声があった
霧で出張から帰れない シンママが不機嫌だ
夕食で一緒になった際しゅまいのお返しに
サソリの唐揚げを振る舞ったせいだろう
二十 ....
 六棟の高層マンションが近距離で建つ
 そこに住民の憩いの場として
 児童公園とグラウンドが設けてある

 広場の桜並木には二人掛けのベンチ
 一脚に休憩中の清掃員が一人座っている午後
  ....
桜の花が満開だと聞くとこう思う
あとはもう枯れるだけ
悲観的な訳ではない
これが事実だと思う
永遠に咲き続けることなど
ないのだもの
力の限りに開かれた花弁は
咲き誇る姿を見せつけるよう ....
丘のツナマヨ 真夏の顔
おかのつなまよまなつのかお


大臣と布団敷いた
だいじんとふとんしいた


あたし負けましたぁ!
あたしまけましたあ


茎を齧る ヨルシカを聴く
 ....
2023年ワールド自称詩人クラシックは
超小物自称詩人小谷小平の活躍もあり
日本が優勝しました
小谷小平は自称詩、自称短歌、
自称俳句、自称散文の
4刀流で、しかもその何れもが4流という
 ....
何処にも行き着くことはなく
そっと明かりを灯すように
静かに確かに歩んでいる
過程にのみ意味浮かび
繋ぐ意味に花咲き開く
そんなひたむきな営みを
ただただ静かに晒している

(目眩くよ ....
ごきぶりにうんざりされてなつめ球 当事国には
非常に迷惑な話だが
自称詩人の家族にとっては
最後に残された道なので
試しにウクライナに
送り込んでみようと思う
そのまま死んでくれたら
家族は大喜びだし
ひょっとしたら
 ....
カツを喰ふ独りの席や春の雨

未だ固き桜のつぼみ雨しとど
安らいでいる
昨夜の疼痛発作、
嘘のように
安らいでいる

街は今、彩り豊かな遠景
浮き上がり消える美の残照
時は静止し息を潜め
奥まる意識に桜の花、
散らす はらはらと

はら ....
毛糸の陽だまりにも春は来ていた
健気に母が計算した数式は
今朝、消しゴムで消しておいた
経験だけではどうしようもない
結論や結果があって
けれども僕らは
健康な明日を願うのだった
 ....
パイナップル










有名な文学作品との語らいの途中で「人って体裁を気
にしすぎると本質を忘れがちだと思って生きてきたけ
ど本質のエレメントの文字や概念も今やAI ....
あしたから春です
という宣言がされ
そこかしこで煙があがった

すべてを語ろうとする僕たちは
不足を抱えることになり
かろうじて嘘ではない かもしれない
くらいの言葉で
このほそい ....
脳天に五寸釘を打ち込んで
血が噴水のように鮮やかに
飛び散って美しい
自称詩人が唯一人のために
なった瞬間だ

道端三姉妹の名前を
思い出せない
こんな時にネットを使うと
ボケ防止に ....
とっくに燃え尽きた私の夢、

桜の花々白く白く青空に映え
その下を忙しく歩き過ぎる人

わたしとあなたは
ばらばらに進みながら、
一つの目的地を共に切り開いている

私たちが生きる、 ....
順番がきて
名前を呼ばれて立ちあがったけれど
なんて言えばいいのか、なにを言えばいいのか
わからなくって、ぼくはだまったまま
(だまったまま)うつむいて立っていた。

しばら ....
○「青春の回想4」

僕の友人の話である
中学生の時に二つ上の先輩から
いきなり呼び出されてめちゃめちゃに殴られた
どうして殴られたかはまったく心当たりがなかった
しかししばらくするとそれ ....
真っ直ぐ容赦なく進む時間に
春、桜の花 絢爛に舞う

花道、進み全身を浸せば
不思議なくらい、
瞬間 瞬間 現れ出て

花吹雪はいずれ
私という存在に垂直に降り
時間という緩慢な容赦 ....
翼が生えてきた 日に日に大きく育って
ゆく けれどそれは 誰にも見えない 私自らにも
見えない なぜならそれは 私の内側へと
生えていたから 見えはしないけれど ただ
たしかにそれは 翼である ....
コンパスは串刺しの太陽を食らう
インクの肢体その所作に風で眼を濯ぎながら
めくれる笑顔の残像が染みになる鈴を吐き戻す娘の青い蝸牛菅で
処方されなかった秘密は気刻みに棘を起てる時計
流れに垂直の ....
春だというのに肌寒く
しとしとと降る雨が桜を散らす
まだ咲き誇る姿を見てはいないのに
水分を含んだ枝は俯いている
薄紅色の花弁が川面を流れてゆく
灰色の空に月の姿はあらず
寒さが益々感じら ....
 机の上で
 アレはこうして
 コレはああして
 この角度は写りがよくて
 ここにはフタをして

 ああ、貴男は
 いつもいつもそうだった
 かっこよく 生きたいのですね
 その ....
1.夢のあわいにて

ホームベーカリーだけが
空虚をこねている午前4時
退屈した彗星が
1.5人分の足首をまたいでいく

死にゆくものたちが膨らませる
気球にのってそれを追いかけた ....
世界が暗いので、相対的に私は明るい

雨だ。一弦を鳴らし、
耳に少し明るすぎる音を確かめて、
朝はもっと暗くあろうと努める

そうしないと、不理解が空を覆い尽くしてしまいそうでしょう

 ....
マークアーモンドさんのおすすめリスト(804)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とうめいに_すみわたる(改訂)- ひだかた ...自由詩12*23-3-24
_- るー俳句723-3-24
てくてくと径ゆけば- けいこ俳句9*23-3-24
それはそれだよ。- 足立らど ...自由詩6*23-3-23
陽気な季節になってきた- 空丸自由詩923-3-23
みっつの渡り- AB(な ...自由詩623-3-23
埠頭が不明- 民二郎自由詩123-3-23
春うらら- リリー自由詩4*23-3-23
そのような季節- 坂本瞳子自由詩2*23-3-23
ヨルシカ知る夜- 水宮うみ自由詩3*23-3-23
WJC- 花形新次自由詩423-3-22
永遠(改訂)- ひだかた ...自由詩623-3-22
辞世ではない。03- るー俳句223-3-21
自称詩人を戦場に送り込んでみる- 花形新次自由詩1+23-3-21
春の雨- けいこ俳句4*23-3-21
安らぎの時- ひだかた ...自由詩7*23-3-21
景色- たもつ自由詩623-3-21
パイナップル- 足立らど ...自由詩423-3-21
すべてを語ろうとするぼくたちは- はるな自由詩523-3-21
忘れて- 花形新次自由詩123-3-20
夢と未知- ひだかた ...自由詩7*23-3-20
四月になると- 田中宏輔自由詩16*23-3-20
独り言3.26- ホカチャ ...自由詩6*23-3-19
桜の花舞うこの時に- ひだかた ...自由詩7*23-3-19
内_翼- 塔野夏子自由詩10*23-3-19
地図と蓄音機- ただのみ ...自由詩3*23-3-19
身の程知らず- 坂本瞳子自由詩2*23-3-18
独白- リリー自由詩6*23-3-18
孤独の形成- 平井容子自由詩423-3-18
相対的に私は明るい。- 印あかり自由詩523-3-18

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