それならいいよ

それしかないよ

だっていつも

すれちがいどころじゃないから


雨風にさくらが真白を降らせているね

それが誰かの玄関をたたく

そのくらいじゃ誰もでて ....
あなたを腕に抱いて、
わたしの背丈ほどの桜の若木の前に立った。
背丈ほどでも、小さな花が四、五輪咲いていた。
あなたにとっては、生まれて初めて見る桜。
なんでも触って確かめたい年頃だから、
 ....
毎年この時期になると
どこも役員決めで大変だ
ほんとうにやる気がない時は
重苦しい空気に耐えながら
目を上げないで
ただ同じ言葉を繰り返す
「ほかの方にお願いします」と
でも、いつもそう ....
今年も咲いた
家の裏にある公園の桜。

去年と違うのは
手の中で微笑む父の遺影。

ぶわっと強く吹いた風に
花びらが舞い踊れば
「綺麗な景色だ。」と
喜んでいるかのようだ。
   コロコロと 車道ころがる花びらに

         ためいきひとつ 駆け足の春
君が世界のすべてではないけれど、それでも君が好きです。
きっと世界にとってはとびきり特別ではないこの恋を、とびきり特別に思わせてくれる君が好きです。
1円が足りないレジの点検でもう5回目の切腹である たこ焼きにキャベツを入れる優しさで祖父の言葉を訳し伝える いそいで
いそいで
すずめが走る

いそいで
いそいで
すずめが走る

てまり公園には
誰もいない

誰もいないあいだ
独り占め

いそいで
いそいで
すずめが走る
 ....
小高い丘に
鉄塔が立っている

周辺の家々に
電気を送る為なのだろうが
今はもう使われていない

住む人も絶えた
この地域には
もういらなくなった

このあたりに
ポツリポツリ ....
あなたは真っ白な豆腐みたい
自分のふるえでこわれそう
なのにだれにでも染まってしまう

味がないわけではないのに
だまって同化しちゃうんだね
どんなに小さくなってもなくなりはしないのに
 ....
踏みしめる雪の靴音は
清らかに固められた冷気のこすれるような強情さで
色の薄い太陽と
水を透かしたような蒼の空

登校する子供達の歩道の
一本道が少しずつ踏みしめられて
坂下まで続く
 ....
良い流れ作る前向きな行動力想いのままにありのままに

町歩き梅の香りに誘われる地味な冬から抜け出していく

休日は家族揃って鍋囲む平日はそれぞれ忙しい

街並みが人に優しく見えてくる緑も多 ....
壁を眺めている

モザイクで模様が描かれている

何の絵なのかわからない

葉脈か

馬のようにも見える

神聖なシンボルではないようだ

もっと古い何かのような気がする
 ....
私の母親とおどけて腕を組んでいたルカちゃんを思い出す
唇をすぼめて笑っていたルカちゃん
妖艶とは程遠い娼婦で幼い内面に悩まされていた
私は一向にいい加減で、ルカちゃんを酔わせて暴れさせては勢いで ....
詩、と思っている文章を所謂『自称詩人』として、これまた所謂『ネット詩人』として発表している。時折、評価を頂く。私自身も感想や批評めいたことも書き込んだりする。草詩人、アマチュア詩人の戯れ。可愛いものだ .... 雷鳴のように ひびく
原っぱからの子供たちの叫喚
それは 独居している
卒寿のお独りさんにとって
なによりものごちそうになる 
が 
それと同時に気がつくのだ
壁時計の秒針が重たげに 
 ....
目黒川へ桜を見に出かけた
もうすでに あの桜並木にも飽きてしまった気がするけれど
しかし 私の足は ペダルを踏みこむ時
力が入れられているような感覚がいつもよりもしたのだった


そんな気 ....
なんとも気分がすぐれない

することなすことすべてが中途半端で
誰かれ構わず八つ当たりをしたいくらいで
良いことなんてもう起きないのではないかと
そんな風にさえ思う

息をつく
肩の力 ....
闇の中で白い背中を
反り返らせていた君は
この夜が明ける前に
大人の女になってしまい
すっかり明るくなる頃には
どこか遠い林の中で
樹液を啜っているだろう

君と初めて出会ったのは
 ....
そこまでは普通だ。学生服を着こんで朝食だ。目玉焼きにはケチャップだ。そして希望が薄くなっていく。
ここのホームは弧を描いている。だからちょいと顔を向けただけで、目が合ってしまった。車両ならふた車両ほ ....
生協の宅配カタログと老女の一人暮らし
一週間生活するには一袋に四個入りで十分です
余るようなら
トイレットペーパーで鼻をかみ
水に浸けて汚れを落とす
それくらいは日常的

新聞だってクシ ....
 .... キンタマ袋の筋で
その人の運勢を占います
男性限定です

左右のキンタマの中央に入っている筋が生命線
それぞれのキンタマを横に貫くように
入っている筋が運命線です
あなたは生命線が陰茎ま ....
餌くれる人間が俺撫でながら泣いてる顔がコタツより好き カラオケのリモコンで殴られたけどGODIVAのチョコで無かったことに SEXのあとに虚しくなる人は詩人になると良いと言う嫁 言葉とか文字では
上手く伝えられない
だから添えるオノマトペ
聞いておくれ最後まで

「一目見た瞬間ビビッと来た
視線キョロキョロ
汗はダラダラ
ドキドキ聞こえないかハラハラ
めくる ....
不自然な笑い方は
身を守る為の術
へりくだった言い草も
全ては自分の為
自分を下げて
他人を上げる事で
手に入れた安寧
そんな物に意味は無い?
容易く言うな
世渡りジョーズの戯れ言に ....
桜が咲くと
君を思い出す
ふられた君を思い出す
ふった君を思い出す
今ごろどこで桜を見ているだろうか

桜が咲くと
苦しかった過去を思い出す
楽しかった過去を思い出す
若かった青春を ....
暁い夕日さんのおすすめリスト(507)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すれちがい- ペペロ自由詩318-4-5
- 北野つづ ...自由詩918-4-5
役員の断りかた- ホカチャ ...自由詩118-4-5
回想- 梓ゆい自由詩2*18-4-5
3月末の満開さくら- さがらみ ...短歌1*18-4-5
君が好き- 水宮うみ自由詩1*18-4-4
1円が足りないレジの点検でもう5回目の切腹である- 北大路京 ...短歌118-4-4
たこ焼きにキャベツを入れる優しさで祖父の言葉を訳し伝える- 北大路京 ...短歌218-4-4
てまり公園- 腰国改修自由詩2*18-4-4
鉄塔- まーつん自由詩5*18-4-4
お豆腐の君- 朧月自由詩218-4-3
冬の朝の詩- 高林 光自由詩418-4-3
街並み- 夏川ゆう短歌218-4-3
「ざあだ」(編集後)- よーかん自由詩218-4-2
稚くて若い日々- 腰国改修自由詩3*18-4-2
なんか、いいね、ということ- 腰国改修散文(批評 ...1*18-4-2
失_題_(九)- 信天翁自由詩518-4-2
そして今年も目黒川- 番田 自由詩318-4-2
生きているのがやっとなんだ- 坂本瞳子自由詩7+*18-4-1
くちなわ- もとこ自由詩1718-4-1
死ぬ感じ- ペペロ自由詩218-4-1
トイレットペーパー- 為平 澪自由詩5*18-4-1
フォースと共にあれ- TAT自由詩418-4-1
キンタマ王子「キンタマ相占い」- 花形新次自由詩118-3-31
餌くれる人間が俺撫でながら泣いてる顔がコタツより好き- 北大路京 ...短歌218-3-31
カラオケのリモコンで殴られたけどGODIVAのチョコで無かっ ...- 北大路京 ...短歌118-3-31
SEXのあとに虚しくなる人は詩人になると良いと言う嫁- 北大路京 ...短歌118-3-31
オノマトペを添えて- たいら自由詩318-3-31
先天性自虐男- たいら自由詩218-3-31
追憶桜- ホカチャ ...自由詩418-3-31

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17