交差点で信号を待っていたら急に雨が降ってきた
それはよくある事で珍しくはない

でも、その時に降ってきた雨はいつもと違っていた
信号が青に変わって走りだしら、雨は激しくなり激しさをました

 ....
初めて出逢い目が合った
懐かしさが漂い
君の魔法に引き込まれる

今まで感じたことがない感覚
心に広がっていく
違和感にも似た温かさ

君の目を見るのが恥ずかしくて
思わず目を逸らし ....
いつ死ぬかはわからない
もし、それがわかったら
苦しみ悩んで、何人死にいそぐかもわからない

交差点で信号が青に変わるのを待っていた
なかなか変わらない
その苛立ちは
カーラジオから流れ ....
金曜日のためか 広場の一角で
子どもたちは ボウルを蹴って
         騒いでいる 
    だが もぅ・・・・・
      卒寿の俺さまには
  そのまねは できっこない

救 ....
to belong to
ということばのひびきはあこがれだ
(父のキングス・イングリッシュはほんとうにうつくしい)

遠い、遠い
名も知らぬ
国を想うように
to belong toをく ....
風の強い日は
気持ちが塞ぐ

部屋に閉じこもって
大人しくしていよう
とか思ったりする

雨の日もそんな感じ
ジメッとして
外に出る気がしない

晴れた陽射しの強い日も
雪が降 ....
かわいいまごへ

あばあちゃんはゆめがかないました
ありがとうあなたのおかげです
うまれてはじめててがみをかきました
おばあちゃんのうまれたいえはまずしいのうかで
がっこうにかよえませんで ....
突風で
崩れる身体を抱きしめて
貴女は信じる 泣いてもいいのに




かぜはふく。
ふときがつくと、あなたはいない。

永久凍土にあこがれている、
じぶんをまるで ....
盃から溢れる涙のよう
漲る色香をその身に収め切れず
こぼした花弁 拾って風は 囁くほどの足取りで

月しか知らない子どものよう
蒼白いその身を五月の光に晒しながら
淡く 萌え出る想い そっ ....
  乾いて
  ひび割れていた
  土の上に
  種子の上に

待っていた
待っていた

  水が

待っていた
待ち望んでいた

水が
今年も
やってきた

乾いて ....
くちづけは乾いていて
忘れたころに香る
五月の庭は騒がしく潤み

ひらくたび
こまかく傷ついていく手のひらで
世界を泳いでいる
まだ知らない
なにも知らない
溺れるように街を掻き ....
数える羊はいなくなってしまった
眠れない夜は 眠れないままに
するといつの間にか
読み取れない地図が心に忍び込んでいた

さびしさを塗る潰す色は静寂の絵の具箱の中にある
かもしれなかったが ....
長い道を歩くのは
そのさきに本屋があるからさ
首輪のない猫たちが
僕を追い越していく

光の指す場所を
指差す子どもたちが
公園の水飲み場で円卓を作ってる

濁った水がいくつか
 ....
ここに詩に依存している私がいた
二十四時間 年中無休
頭のなかには詩が虫のようにわいて止まらない

耳から眼から 口からも
詩の虫は侵入してくるから
もう手に負えない
負えなくなったから ....
「あたしジャンク品よ
 故障品で保証なし
 動作不能の恐れあり、返品不可よ」

「現状のままってことか」

「そう、期待されたことはできないの
 でも、引き取りてがないのも事実よ」

 ....
1.
小鳥の声で
目覚める季節

新たな気持ちで
街に飛び出し

行き交う人の
笑顔に触れて

私はナイフを
握りしめた

傷つけることは
刻みつけること
私を
焼きつ ....
惑星が暮れていくころ
水たまりが1つだけ

水の中
水の色


惑星が暮れていくころ
新しい日差しが充電をはじめてる
父はとても厳格な人で
私達姉弟が幼い頃は
「男が泣いてもいいのは
親を天に見送る時だけだ」
と言って泣く弟を叱っていた

今、泣いている弟と母に
挟まれる形で立つ
その父親の頬に
涙 ....
南のルーキーにとっては棚からぼた餅
北の三代目には渡りに船だったろう

中の親分は放し飼いの犬をしつけた
吠え過ぎてはダメ 吠えな過ぎてもダメ

米の社長は鎮火さえすればいい火の粉さえ来な ....
道端で花が咲くのは
人間に見てもらうためじゃないし

競馬場で馬が走るのは
人間を興奮させるためじゃないし

ましてや
僕が君のことを好きだと言うのは
君のためじゃないし

君が僕 ....
自らを美しく飾り立てて
美しさを測る試験に合格した君には
これから静かに醜くなっていく義務が課されている
晴れた青空が虚構であるように
君の抱いている夢や希望も虚構に過ぎない
現実は大地のよ ....
嫌々ではなくて
愛をもって協力する

大勢いれば
大きな力が生まれる
対応も早くなる

何が起きても大丈夫
協力し合えばいい
良い変化を生み出せる

誰の心の中にもある
協力し ....
 寂し気な横顔に紅玉の涙。
 野良犬の遠吠え。
 都会で感じる孤独。
 湖面に広がる波紋。
 雪解け水の流れる小川。
 都会と田舎の狭間。
 煙草で補う時間の浪費。
 尖った神経の矛 ....
昼過ぎに目が覚めて自暴自棄になってしまった日曜日の午後とか
誰にも祝ってもらえなかった誕生日とか
きみはそういう記憶に名前をつけて
また水槽に沈める



きみの水槽がまだ空っぽだったこ ....
それはどんより曇ったある日のことでした
庭の方から大きな物音がしましたので
訝しんで見に行きますと 
希望が倒れておりました
身にまとった服は汚れており ところどころ破けておりまして
顔は痣 ....
ヒマワリとしてやっています
根っこを広げて咲いています

ヒマワリとしてやっています
葉っぱだってこんなに広げて
太陽を向いているのではなく
太陽と宇宙の間を見ています

闇と光がせめ ....
ヘヴィメタルを聴きながら豚足を食らう

見晴らしのいい場所の
お墓に入ると君は言うが
死んだ後、墓の中になんか住みたいか?

爆轟でさ
お前の母ちゃん出べそでさ
爆轟でさ
お前の母ち ....
「何処へ行くの?」

「病院だよ」

わざわざ服を着替えて
ドライヤーで髪を整え
かしこまって行く先は
毎月の定期健診

ばかばかしくて
貴方を見る目が細くなる

昨日を捨てて ....
久しく恋をしてないな
誰も愛せなくなったのか
空の器は底に亀裂が走っている
いくら水を注いでも満たされることはない

プレゼントされた銀色のシガレットケース。気恥ずかしくって、一度も使わなか ....
「あなたは猫を信じますか?」
牧師っぽい格好の
猫に突然質問された
右手には聖書のような本
肉球で滑るらしく
何度も地球に落としそう
(そうだなあ
 信じる・信じないの
 対象ではなか ....
暁い夕日さんのおすすめリスト(507)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
交差点で- こたきひ ...自由詩518-5-5
一目惚れ- 夏川ゆう自由詩318-5-5
突然に- こたきひ ...自由詩218-5-5
喪失- 信天翁自由詩618-5-4
名も知らぬ国- 田中修子自由詩16*18-5-4
お天気ムスメ- 坂本瞳子自由詩4*18-5-3
おばあちゃんより- しょだま ...自由詩318-5-3
泣いてもいいのに- 秋葉竹自由詩218-5-2
桜と白樺- ただのみ ...自由詩10*18-5-2
蘇る用水路- 北村 守 ...自由詩218-5-2
くちづけ- はるな自由詩718-5-1
眠れない夜に- こたきひ ...自由詩318-5-1
ブックストア・キャリー- 竜門勇気自由詩3*18-4-30
詩人ではないけれど- こたきひ ...自由詩418-4-29
あたしジャンク品- イオン自由詩1*18-4-29
通り過ぎる春- 花形新次自由詩118-4-29
_- 雨へのダ ...自由詩218-4-28
厳しい人へ- しょだま ...自由詩7*18-4-28
風刺漫画- ただのみ ...自由詩2*18-4-28
誰のためでしょうか- TAP自由詩118-4-28
新入社員- 葉leaf自由詩218-4-28
協力- 夏川ゆう自由詩218-4-28
再起- ヒヤシン ...自由詩4*18-4-28
ぷかぷか金魚- tidepool自由詩518-4-28
希望と過ごした日々のこと- TAP自由詩118-4-28
ヒマワリとしてやっています- ブルース ...自由詩2*18-4-27
涅槃像のハミング- 狩心自由詩318-4-27
日常- 卯月とわ ...自由詩518-4-27
とある男の独白詩- TAP自由詩118-4-27
猫信者- やまうち ...自由詩318-4-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17