花はみずからを

 最もか弱い葉であると思って散り

 多くの葉は我が身こそ
 
 逞しい花であると思いつつ繁る

 樹はそれを黙って哀しみながら

 春が花を愛で 秋が葉を罰す ....
明日がない明日に繋がる今がないただダラダラと時はながれて

わからない何がなんだかわからないわからなくても生きねばならぬ
欲望のオスとさみしい少女が
インターネットでポンとつながって
金をもらった少女は保護されて
金を払ったオスは逮捕される
こんなことが日常茶飯事のように
起きている
ほんとに日本は豊かな国な ....
○「夫婦げんか 先にあやまった方が大人」

○「夫婦げんか 先にあやまって またけんか」

○「夫婦げんか 終わったと思ったら次は親子げんか」

○「夫婦げんか やるならボケないうち」
 ....
内に冷たさを保っておけ
あらゆる熱を相殺し
暴走する思考回路を抑え付ける
そういった冷たさを保つのだ
同じ作業を繰り返すだけの機械に
下らぬ虚栄心をインストールし
つまらぬ敵意を見出させる ....
遠くで雷が鳴っていた
空にはいちめん暗雲が垂れ込めて
もうじき降ってくるに違いなかった

私は乳呑み子
母の背中におんぶされてすやすやと眠っていた 
のに
遠雷に目を覚まされ火を浴びたよ ....
鳶がとび回る冷たい空は灰色です。

大きな声で言ってはいない。
イヤな人がいて
言葉はホログラム、清潔で、
ちいさな血のようなものが
ヤスリで間引かれる瞬間の悲鳴、
墓場までも ....
非常にたくさんのものが
(ほとんどあらゆるものが)残っていた
スプーンもフォークも、ぴかぴかなバイクも
時計も、携帯電話も

空気が
かろうじて光をのみこみながら
浮遊している
ね ....
【チンダルのはしご】








●●●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●われ
●●●●●かい無
●●●●つまりは
●●●てがかり無
●●いままで苦 ....



岬の先端に
一羽の越冬燕が佇んでいる
仲間の到着を待って
長い苦闘に
羽根はぼさぼさ
やつれて見る影もない
運命に持ち運ばれたとはいえ
惨めな姿だ
越冬燕は仲間を待ち ....
本日の糸魚川は風が強くてね
雨模様なのだけれども 粒が大きい

ともすれば
アラレにも見えそうな雰囲気だけど
まだ透明

山側の庭園を出る瞬間に
ふと息の白さに気付くみたいに

 ....
街の廃墟に
ネオンだけが点いていた
残された無数の足跡に
波があふれ 消えていった


人々は荒れ地を進んでいた
空を覆う霧には
ここで終わる
と書かれていた

 ....
なぜこんなかなしみだけがのこるならアソビの恋などするんじゃなかった

珍しい気持ちを私に向けたときふたりのママゴト教えてあげるわ

罪と言う女のこの花可愛らしい私もあんなピンクで枯れたい
 ....
仮の名前でインターネットの空に飛び交う鳥の群れ
それぞれは何の関わりもなく その実体を知らない
飛びながら排泄される糞は 落ちてネットにこびりつく

そのなかで 詩をくちばしにくわえていた鳥た ....
蛇は見ただけで怖い
なぜだろう
アナコンダのような大蛇ならわかるが
指ほどの太さの蛇が
なぜ怖いのだろう
よく考えると不可解なことだ
僕の脳のずっと奥の方に
僕の知らない何かが
インプ ....
ビニールの傘
雨の滴が伝う

船の帆のように
ピンと張って
緩むことなく
風には向かう

弱くない
ひるまない

ボタボタと
雨に打ち付けられて
音を立てるけれども

破 ....
雨水
泥水
ダダダダダ
削って
まいて
絡まって

雨水
泥水
ダダダダダ
叩いて
はがして
ダダダダダ

あれが
これが
流される
削られ
剥がされ
流される
 ....
最近、分からないことが多くなった。
とても抽象的で、
曖昧なことに限って、
深く、
夜の私を、
もっともっと、
ベッドに沈めようとする。

毎週火曜は血液検査の日。 ....
ある朝神様が訪れ
世界を金色に変えて

日射しは蜂蜜の味になり
風はいつかの花の香り

人々は優しくなって
眠りは深くなった

時々は雨が降り
寂しさが夜を押し潰す日もあったが
 ....
  
答えてよ新宿

馬鹿馬鹿しいくらいに

線路が無数に重なって

枝毛だらけの細胞分裂


ヌケガラの街を

駆け巡り 人は どうやって

行きたい場所に辿り着く

 ....
グレーチングに足をとられて
突然 目の前の女性が転んだ
最強の赤いピンヒールは 雪の中では
通用しない
美しさが万全なら
どんなことも快調な街が
ひっくりかえった

蛭みたいに艶やかな ....
まばゆい光と僕は共にあった
昼の光は邪悪で不純
見つかったあとで考える
なくした理由と
探さなかった理由

世界はいつも不穏で汚い
ここで生まれた僕らの矛盾
消える理由と存在の間で ....
 突然の水曜日の休日

 天気予報は朝から雨

 本当だったら

 雨かーーー という気持ちなのかな

 なのに この心の静粛はなんだろう

 外出しない理由にできる

  ....
1

照れてたわけじゃないと思う。
かつて見たこともない、
美しいこころの人に出会って、

「………」

言葉を詰まらせて、うつむいてしまってた。

初めて出逢った人の ....
誤解に勝てない

ほらまた
どこかで
僕の知らないところで
へったくれもなく
僕が焚きつけられて
ぼうぼうに燃やされている

心がぎりぎり絞り千切られて
ぼろぼろになって水分な ....
この
夜のことを
話そう


相次ぐ偶然は
あるいは必然だった

世界はエラーに
満ちていた

生死はつねに
曖昧だった


イメージの流れに
追いたてられる
 ....
くそみたいな歌に共感して
歌詞を3回繰り返したよ
電車の中だけど他人しかいないし
つまんない顔してもばれないどころか

悪いとこばっか引っかかって
余計に落ち込みベッド ....
並木通り歩けば心若くなるスタイリッシュな店ばかりある

清潔感溢れるカフェがお気に入り老若男女でいつもいっぱい

昨日まで寒かったのに今日はもう急に暑くなり身体驚く

桜咲き春を満喫させる ....
あめが・ふる・すきとおった・あめが
おともなく・ふゆを・とかしてゆく
もしも・このあめが
ほんとうはすきとおっていなかったなら

やまはだは・まだしろい・けれども
はだかぎの・もりの・ほそ ....
敵はある味方は見えぬ日々を生きストレスの海息が苦しい

良い心悪い心をあわせ持ちその葛藤に心壊れて

さびしいか心の隙間に吹く風は震えるほどに冷たくて嫌
暁い夕日さんのおすすめリスト(507)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
__渦_- ハァモニ ...自由詩5*18-4-27
暗夜- こたきひ ...短歌218-4-27
援助交際- ホカチャ ...自由詩118-4-27
夫婦げんか- ホカチャ ...自由詩218-4-27
温度- 氷鏡自由詩318-4-27
遠雷- こたきひ ...自由詩318-4-27
泣き出しそうな、墓標- 秋葉竹自由詩318-4-26
ほとんどあらゆるもの- はるな自由詩318-4-26
即興ゴルゴンダ三部作【嗚呼__夢よ_うつつよ】- るるりら自由詩1018-4-26
越冬燕- 杉菜 晃自由詩7*18-4-26
紅葉ブランケット- 藤鈴呼自由詩2*18-4-26
ひとつ_常光- 木立 悟自由詩418-4-26
愛の人- 秋葉竹短歌218-4-26
さびしさは- こたきひ ...自由詩318-4-26
蛇は怖い- ホカチャ ...自由詩318-4-26
気もそぞろ、雨の中- 坂本瞳子自由詩1*18-4-26
___浸食作用- 北村 守 ...自由詩218-4-26
散らばった彼らへの考察- 藤沢自由詩118-4-25
バター- ヤスヒロ ...自由詩218-4-25
答えてよ新宿- ハァモニ ...自由詩2*18-4-25
私のなかの- るるりら自由詩10*18-4-25
山積みのガラクタが星になったら- 竜門勇気自由詩2*18-4-25
やっぱり雨が好き- 佐白光自由詩3*18-4-25
たましいの色彩(いろ)- 秋葉竹自由詩318-4-24
無題- ◇レキ自由詩3*18-4-24
この夜のことを- シホ.N自由詩418-4-24
女の走り書き- 藤沢自由詩318-4-24
清潔- 夏川ゆう短歌218-4-24
あめ- 北野つづ ...自由詩118-4-24
さまよえる- こたきひ ...短歌118-4-24

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