すべてのおすすめ
欲しいものは欲しい
なんとしても欲しい
どんなことをしても欲しい
誰かを傷つけるようなことがあっても欲しい
かもしれない

欲しがらないようにはならない
欲しくってないものねだりまでする ....
ほころびた糸を
手繰り寄せて
手繰り寄せて
辿り着いたあなたは
優しさの欠片さえ与えてくれず
涙の滴さえ見せてくれず
私は渇きを覚え
希望を忘れ
堕ちてゆくことを夢見るようになる

 ....
右足が攣る

疲れているのか
精神が病んでいるのか

痙攣したその無様な
自らの意志に抗い
ただの棒きれの方がまだマシと思わせる
痛みさえももたらされる
この攣ってしまった右足

 ....
左足の小指が見当たらない

なくても困らないと思ったのだけれど
意外とバランスが取れない
歩き難い

喪失感が大きくて
寂しくて
もう耐えられそうにない

痛みはないくせに
痛い ....
蓄積された責務から束の間逃避行
罪悪感などあの棚の上の上へと追いやって
見えない振りをして
明日があると言い聞かせ
一切合財を忘れようと最大限の努力をする
生真面目に真摯でいるのは疲れるもの ....
項垂れる
久しぶりに
脱力して
やる気はすべて消え失せた
蛻の殻と化したこの身体を
支えてくれるのは大地のみ
雨に打たれ
風に吹き付けられ
人様に踏みつけられようとも
微動だにせず
 ....
風の強い日は
気持ちが塞ぐ

部屋に閉じこもって
大人しくしていよう
とか思ったりする

雨の日もそんな感じ
ジメッとして
外に出る気がしない

晴れた陽射しの強い日も
雪が降 ....
ビニールの傘
雨の滴が伝う

船の帆のように
ピンと張って
緩むことなく
風には向かう

弱くない
ひるまない

ボタボタと
雨に打ち付けられて
音を立てるけれども

破 ....
しょうがない
今日はもうやる気が起きないんだから
なんともならない

なんとかしようとは思うんだけれどもさぁ
そっから先に進まないんだよ

ペンを握ってはみても
すぐにペンを置いてしま ....
眠りたい
眠れない

気持ちが落ち着かない
このままではいられない

ジリジリと燻る想いが
積み重なって煙を吐く

眠りたい
眠れない

何がしたい
なにかしたい

走り ....
何度も後ろを振り返り
何度も後退りをして
それでも前を見て
進もうと思う

転ばないように気をつけて
それでも転んでしまうときもある

飛び越えようとした水たまりを
飛び越えることが ....
なんとも気分がすぐれない

することなすことすべてが中途半端で
誰かれ構わず八つ当たりをしたいくらいで
良いことなんてもう起きないのではないかと
そんな風にさえ思う

息をつく
肩の力 ....
どうしたって一番にはなれない
だからといって腐ってはいられない
どんな手を使っても一番になってみせる
この情熱の炎は常に燃え続ける
諦めの悪さをけなされようと
罵りの言葉を浴びせられようと
 ....
穴に堕ちて
もう二度と
上がって来れなくていい
今回の自己嫌悪は
それくらい深い
私が抉った傷は
もっと深い
拭うことのできない悲しみは
自らの罪
恥を上塗って
怒りを伴って
悔 ....
軽やかに
スキップするように
春がやって来る

足跡を残さず
粉雪を蹴散らし
ヒラリと舞い降りて

きらめきを振り撒いて
薄紅色を撒き散らし
柔らかな陽の光を伴って
息が詰まるほどに
追い立てられて

こなしても
こなしても
次から次へと
矢継ぎ早に
いきつくしまもなく
立て続けに
押し寄せられる要求に

天を仰ぎ見るのは
逃げ道を探してい ....
ふうと吐く息は
溜息ではなく
それでも重く
涙まで溢れた

こんなことで
自らの疲れを知る
いたたまれない気持ちと
やるせなさが重なる

それは立とうとして
よろけてしまうほどに ....
見上げた空は
ただくすんでいて
希望の光とやらの
筋さえも見えず
暖かな陽射しの兆しも
白い月の欠片も
一点の曇りも明るみも
なにもなく
ただそこに広がっていた

そんな空をただた ....
悲しいとはなにか

寂しくて辛くて切なくて
涙に濡れて
この気持を誰にも受け止めてもらえないどころか
理解さえ示してもらえず
軽蔑の眼差しを向けられ
罵りの言葉までぶつけられたら
悲し ....
ほころぶとは
綻ぶと書いて
堪えきれずに涙が流れる
ことを言うらしい

だのに
ほころびるとは
同じく綻びると書いて
蕾などの固く閉じていたものが少し開くだとか
固い表情が和らいで笑 ....
果てしない切なさが広がる
救われることのないこの気持は
やるせなさに変わる

消えてなくなりたい
そんな風にさえ思う

ときに見失う
自分が欲しいもの

ときに忘れる
人の優しさ ....
暁い夕日さんの坂本瞳子さんおすすめリスト(21)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
欲しい- 坂本瞳子自由詩4*18-5-31
糸屑め- 坂本瞳子自由詩4*18-5-27
攣った右足- 坂本瞳子自由詩3*18-5-25
左足の小指が- 坂本瞳子自由詩2*18-5-20
夢見る時間- 坂本瞳子自由詩4*18-5-12
力ない眠り- 坂本瞳子自由詩3*18-5-7
お天気ムスメ- 坂本瞳子自由詩4*18-5-3
気もそぞろ、雨の中- 坂本瞳子自由詩1*18-4-26
今日のやる気は- 坂本瞳子自由詩3*18-4-19
眠りたい、眠れない、- 坂本瞳子自由詩2*18-4-10
すくわれない- 坂本瞳子自由詩3*18-4-8
生きているのがやっとなんだ- 坂本瞳子自由詩7+*18-4-1
一番- 坂本瞳子自由詩118-3-30
悲しみのどん底- 坂本瞳子自由詩3*18-3-27
春が来る- 坂本瞳子自由詩2*18-3-24
息をつく- 坂本瞳子自由詩3*18-3-24
休息- 坂本瞳子自由詩3*18-3-21
空を見上げて- 坂本瞳子自由詩3*18-3-18
悲しいかな- 坂本瞳子自由詩2*18-3-15
ほころぶほころび- 坂本瞳子自由詩2*18-3-14
絶望の淵に- 坂本瞳子自由詩4*18-3-11

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する