おじいちゃんが農協にトンカツソースを
買いに来ていた
「おねえちゃん、ウエスタンソースくれよ」
「おじいちゃん、ウエスタンは
西部劇だけど┅┅ウイスターじゃないの?」
「いや、ウエスタンと書 ....
南の空気を孕んだ雨が止んで
少しずつ
本当に、少しずつだけれども
春は近づいて来る

三寒四温

その時期はもう
過ぎてしまったが
今も四つ進んで、三つ戻りながら
春は、確実に近づ ....
とてもちいさな出来事が積み重なってものごとが見事にできあがり
それがとても不思議だったりもする今日この頃です

僕の押入れの中に隠された凶器みたいなスケートボードはいつも
わくわくする坂を滑り ....
頑張ってリミットまで
落としても
ヘトヘトで
どう考えたって
負けそうだから
ここはウエイト超過で
タイトル剥奪されても
負けない方を選ぶのよ
だって自分の価値を
落とさなくて済むも ....
南天の緑と赤を描いた日のあなたが居れば良かったけれど 泣けば、この声は届いただろうか

叫べば、この声は届いただろうか

泣き叫べば、この声は届いただろうか


否、
きっと誰かに踏み躙られていたに違いない
曇りの日に海へ行った
空も海も灰色なのに
仲介者の努力も虚しく
いまだに和解は成立しない
その国境線は水平で
欠けた世界の端から端までを
頑なに切り分けようとしている
曖昧だが根深いライ ....
ひとかたまりのきょうが
三和土でふるえている
ドアは開いてるというのに

もしかして、きのうも
ふきだまりみたいなこの部屋の
どこかに
きえかけながらいるのかな
きのうも、あし ....
ぼくの住む近く低くに

はんぶんの月が西の空


はんぶんの月

見えていないもうはんぶんの月

宇宙くうかんにあるまあるい月

実体はひかる


ぼくの住む近く低くに
 ....
猫が逝きその翌年に父さんも冬のさびしいドミノのように 雨などにうたれて

焼鳥屋さんに入る

山崎をロックでやりながら

あの日どれだけ傷ついたのかを

考えている

視点がうごかない、うごけない


答えなどでないのに

 ....
この道を進めばやがて海に出る南国色に染まったリゾート

動物園で元気な様子見ていたい動物が見せる素直な表情

正月に餅食べすぎて太り気味どんな食べ方しても美味しい

キャンプイン野球チーム ....
街中のオンナが俺を愛してるそれでも明日戦争へ行く トランプとプーチンがいて俺がいて三波春夫がいてこんにちは 腫れぼったい世界の空は
柑橘系の匂いと色で
眠り続けるアタシの中を
眩しい地下鉄が通過していく

ねぇねぇ、まだ起きないの?
ひからびた胎児が話しかける
だめよ、まだ、
まだ早すぎる! ....
わたしのなかから
遠い声がする

ふるさとよりも
遠いところから

その声にさそわれて
わたしはどこかへ
帰りたくなる

子供の姿に戻って
犬の姿に戻って
蝶の姿に戻って
そ ....
片目を射抜かれたので
精肉部門に逃げ込んで
働かせてもらうことにした
精肉部門では隠れてカイコを
飼って居た様で
絹糸を秘かに作って居ると言う噂だった
私はシルクロードに居る様な気分で
 ....
喧騒に駄菓子屋相場のおやつなし


生きている実感に負け帰宅なう


リア充の着ぐるみ脱いで季語も脱ぐ


よそ者は死ぬまでいても見舞われず


喧騒は代々住む人たちのもの
 ....
ホメロスを読まばや春の「意味わからん」次女と末っ子はしゃぐ春の陽


カレンダー裏紙争奪戦前夜予定調和に微笑む妻か


近付くなオーラを放つ長女その幼きころの写真の笑顔


お料 ....
正しくとはいわず、強くいきなければ
強くとはいわず、自分らしくいきなければ
腹を据えてあなたと語れない
秋桜のにあう あなたなのに

秋のそらより 夏のそら

あんなに 機嫌がよかったのに

とつぜん あめがふったり かみなりなったり

くるくるまわる ぐるぐるかわる


でも そ ....
シャワーを使い

ボトルの半分位まで水を入れたなら
あまり角度を付けず
垂直にあと、四、五回ほど振る

リンスがなくなった
きのう

買ってきた

詰め替え用、
だから

 ....
暁い夕日さんのおすすめリスト(507)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トンカツソース- ホカチャ ...自由詩218-3-7
春雨の後に- 長崎螢太自由詩5*18-3-7
まいにち- 梅昆布茶自由詩1218-3-7
水虫ジュク夫「ネリにネッた作戦」- 花形新次自由詩218-3-5
T- 渚鳥短歌2*18-3-3
無駄な悪足掻きと言われて- 千幸自由詩518-3-2
Lean_On- もとこ自由詩1618-3-1
かたまり- はるな自由詩1418-3-1
実体はひかる- ペペロ自由詩218-2-25
「冬でした」- もっぷ短歌418-2-24
あの日の傷- ペペロ自由詩518-2-23
キャンプイン- 夏川ゆう短歌218-2-20
街中のオンナが俺を愛してるそれでも明日戦争へ行く- 北大路京 ...短歌118-2-18
トランプとプーチンがいて俺がいて三波春夫がいてこんにちは- 北大路京 ...短歌218-2-18
Tangerine_Dream- もとこ自由詩9*18-2-11
遠い声- やまうち ...自由詩9*18-1-13
1998年- 間村長自由詩12*18-1-2
喧騒に何をか夢見んよそ者は- もっぷ川柳417-12-10
或いは家族- 本木はじ ...短歌117-12-2
たましい- 十二支蝶自由詩211-3-29
なつ- 水青自由詩406-7-5
リンス- シャーロ ...自由詩206-4-27

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