朝の鳥はうるさい
昨夜のことを話し合っている
方向性をきめている

どっちの空が安全なのか
そんなことではない

朝の鳥はいそがしい
こどもが親の後ろを泳ぐ

どこにえさがあるのか ....
やっぱり自称詩人は
とても不幸な存在なので
一人残らずいなくなる世界
を目指すべきなのです
この場合、短絡的に
「それなら自称詩人をみんな
ガス室送りにしたらいい」と
考える人がいるかも ....
子宮まで届く歌だと喘いだが短すぎるよおまえ俳句か 結婚のたびに苗字を変えました画数いつも大吉でした 悲しみの中にある悲しみや
喜びの中にある喜びの分かり辛さだけは平等で
手に入る物の価値は不平等という事に傷付く
頭の良さと家庭環境は案外比例して
この手にある怒りを放出する ....
人の話を聴く時は
自分の中に流れる音楽を止めよう
無心に風にひらひらと舞う
真っ白い綿毛のように

私はあなたの断面を見る
あなたの日々と過去を想像する
あなたの目となって
雄大な自然 ....
恐怖を感じるという事は
自らを強く愛している証拠に他ならない
だから、
恐怖は感じていい
だけど、
相手を知らずして恐怖を感じてはならない
本当の恐怖は
知ることで得るものである

 ....
私の知らない所でどんどんと事は進み
いつの間にか私もそれに吞み込まれてしまう

フィクションはノンフィクションになる

私がいくら違う世界を望んでも
権力者の独断と大衆の多数決で進んで ....
議会と
スクープ
答弁の


ジョージ・オーウェルの
動物農場
豚の支配

ヴィクトール・E・フランクルの
夜と霧
囚人を監視する囚人 カポー

誰のため?
何のため?
 ....
ポコポコ、ポコポコ

草なびく大地のどこかから
打ち鳴らす太鼓の響きが
聞こえてくる

訪れる春の気配に小躍りした若木が
己を縛る土のくびきから引き抜いた足で
刻むステップのように、軽 ....
夢は辿り着くための靴だ
どの靴を選ぶか
我慢して歩くか

履き潰したら
新しい靴を探せばいい
同じ靴を直してもいい

疲れた足を癒すため
裸足で寝転ぶのもいいだろう

どこに着く ....
低賃金で長時間残業という
蟻地獄から救われないのは
残業代からも税金が取れるからだった

風当りが強くなると
今度は働き方改革とかで
残業させずに仕事の成果は同じで
利益から税金を取ろう ....
ルールを守れない人
注意すると不愉快な思いをする

ルールを守れない私
黙って見逃せないのは周りに迷惑

ルールを守れない闇
注意しないほうが悪いと言いながら
注意するほうも悪いと言う ....
夜空が訳もなく光っている
雨雲の無い稲妻が
わたしの罪を暗示している

人は許されることを愛だと思うだろう
優しさを寛容と取り違えるだろう
幸せを作用点にすれば
全ての不運は過程であると ....
夫が怠け者だと
妻は
口うるさくなる
妻が怠け者だと
夫は
酒飲みになる

妻が
働き者だと
夫は
ぐうたらになる
夫が働き者だと
妻は
趣味に走る

夫が
怒りっぽい ....
軽やかに
スキップするように
春がやって来る

足跡を残さず
粉雪を蹴散らし
ヒラリと舞い降りて

きらめきを振り撒いて
薄紅色を撒き散らし
柔らかな陽の光を伴って
東京に住むいじらしい区民や市民

どんな玄関でどんなリビング

カーテンやペットや冷蔵庫

こどもたちの部屋

帰り道の外灯

季節の花が咲き誇る

宙に圧倒的な銀河が

 ....
海や川は幸せだ
何処かへと注ぎ込むことができる
水溜まりは悲しい
道に水溜まりがあると
足を止めて話しかけてしまう
そしてそこに
私の姿も映る

君を想う
形を無くしてしまった君を
 ....
その言葉を発した瞬間

空はぐるんとひっくり返り
猫もぐるんと伸び丸まって
僕の世界は手のひら返し
みごとなまでに暗転した

まるで訳が分からない
口を滑らせてしまったという焦燥も ....
私たちは離散的だけど、連続的だと思える瞬間が、あって、そういう瞬間を恋と呼びたい。
数学の世界を整数から有理数に、有理数から実数に拡張した人たちは、きっとその時、向こう側の誰かに恋をしていた。
○「ボケ老人」
ボケ老人は
ヤクザよりも
怖い!
何をするかわからないから

○「嫌われる」
シャカやキリストでさえも
嫌う人はいたのだ
僕が
嫌われないはずがない

○「威張 ....
季節は春
もう少しすれば
ダンボール無しでも
外で寝られるかも知れない
そう言った意味では
私の生活にも
春の兆しが見えている

桜の花の潔さが
自分の対極にあるとしても
この冬を ....
 そこにいるのは誰?
 森の入り口で僕は小さな叫びをあげた。
 昨夜からの雨の上がった朝だった。
 風そよぐ緑の中で気配は続いていた。

 君は僕の味方?それとも・・・。
  味方かど ....
はぐれはぐれて
この街までやって来た
この街は焼けただれた街
俺もまた焼けただれて
街とともに啼く

はぐれはぐれて
この仕事についた
この仕事は汚染された仕事
俺はもともと汚染 ....
都会とは違い
田舎の夜景は控え目

ぽつぽつと光が散らばって
賑やかさはなくて
静かに営みを映し出す

田舎の夜景には
田舎の夜景の良さがある
真夜中になればなるほど
明かりが減っ ....
   いつもいつも

   いまもいまも

   ずっとずっと

   

   会いたい、会いたい、会いたい・・・



   卒業式の季節が来ると、
   思 ....
灰色に枯れかけた景色を
あるいてったさきを

(記憶のおくのほうで化石になってくれていた はやあしのおと)

どうしたって ぜったい壊れちゃうんだけど
あったかい秘密基地がほしくってさ
 ....
息が詰まるほどに
追い立てられて

こなしても
こなしても
次から次へと
矢継ぎ早に
いきつくしまもなく
立て続けに
押し寄せられる要求に

天を仰ぎ見るのは
逃げ道を探してい ....
そのみえすぎる目で満開の桜の花の下をみて
ひとがみてはいけないものさえみたくせに

あなたったら全然気づかないんだから鈍感でもう
待ちくたびれてあたしとっくに腐っちゃったのよでも
きらきらと ....
気がつけば部屋の中に
砂が入り込んでいる
どんなに固く扉を閉めても
少しずつ床に積もっていく
朝に目覚めれば枕の上にも
細かい砂が散らばっている

(いったい何だっていうのよ!)

 ....
暁い夕日さんのおすすめリスト(507)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝に忙しい鳥は- 朧月自由詩618-3-26
蚊と自称詩人- 花形新次自由詩118-3-26
子宮まで届く歌だと喘いだが短すぎるよおまえ俳句か- 北大路京 ...短歌118-3-26
結婚のたびに苗字を変えました画数いつも大吉でした- 北大路京 ...短歌118-3-26
解体する自由の果て- 中山 マ ...自由詩218-3-26
営み- 狩心自由詩5*18-3-26
話がしたい- 狩心自由詩118-3-26
私たちは生まれつきのレジスタンス- 狩心自由詩218-3-26
議会とスクープ- 眠り羊自由詩318-3-26
春の太鼓- まーつん自由詩6*18-3-25
夢は履き潰すもの- イオン自由詩1*18-3-25
働き蟻地獄- イオン自由詩2*18-3-25
注意の注意- イオン自由詩1*18-3-25
罪と夜- ヤスヒロ ...自由詩1018-3-25
夫婦私論- ホカチャ ...自由詩2*18-3-25
春が来る- 坂本瞳子自由詩2*18-3-24
銀河- ペペロ自由詩218-3-24
誰にも奪えないもの- 狩心自由詩318-3-24
平行線- アザラシ自由詩3*18-3-24
- 水宮うみ自由詩2*18-3-24
独り言39集_- ホカチャ ...自由詩118-3-24
水虫ジュク夫「桜」- 花形新次自由詩118-3-24
そこにいるのは。- ヒヤシン ...自由詩8*18-3-24
はぐれはぐれて- 葉leaf自由詩318-3-24
田舎の夜景- 夏川ゆう自由詩518-3-24
3月が来ると- さがらみ ...自由詩118-3-24
さようなら秘密基地- 田中修子自由詩11+*18-3-24
息をつく- 坂本瞳子自由詩3*18-3-24
桜の樹の下では- 佐々宝砂自由詩6*18-3-23
- もとこ自由詩10+18-3-23

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