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張り裂ける胸の痛みに至らないそんな悲しみ君の葬列

君は鬱それがきっかけ僕も鬱 うつうつとで黙々と食べ

俺の値を幾らくらいか値踏みせず抱かれてくれた君愛しい

雨降れば僕は貴女の傘になる ....
先ずは一番に人の心から中身を泥棒したい
その為には甘い言葉で優しく近づき、嘘をつき始めなくてはならない
豊富に偽りを重ねかさねて相手の心から盗み取るためにそれなりの努力を怠るな
良心の呵責は最初 ....
揺れるものが好き
たとえば 暗闇を照らす蝋燭の炎
野々もの風に吹かれる名もなき花
揺れるものが好き
たとえば たとえなくても
男を思う女の心
別れる際の抱擁

揺れるものが好き
揺れ ....
私は今日までに 数えきれない 初めて を繰り返してきた
この世界に生まれ落ちて日に初めてあげた泣き声 その時初めて浴びた光 初めて体を洗ってくれた水 初めて飲んだ母乳
それらは私の記憶の靄に飲まれ ....
さざ波が起きてる河面風がある妻いる身でも恋は芽生えて

気になって仕方ない人いるんだよ若い女に心さざ波

型通り生きているのが正解で踏み外したら不正解かよ

だからもう先は見えてる短いし何 ....
本当の事は何も分からないさ
そして
どうでもいいけど
もう詩人なんていらないよ
詩人は飽和状態
猫もかしこも書いたからって
それが何になるんだ

魂の叫びなんて何も聞こえないじゃないか ....
結婚をしたくて 結婚をした
孤独はいらない 家族が欲しかった
思えば それがたったひとつの理由だったかもしれない

人の根元にある 寂しさはけして拭えないと
解っていた

結婚をしたくて ....
魂の脱け殻が落ちているらしい

日常のあちらこちらに

凡人は誰も気づかずにいるから
誰も気づけずにいるから
日常はいたって平穏だ

人は生きている間にも
魂の脱け殻になってしまうら ....
眠るみたいに死ねたら理想
死んだみたいに眠れたら理想
もしかしたら


必死に墓穴を掘りながら
墓穴を掘るために
生きているのかもしれないんだぜ

だとしたら滑稽
可笑しくて泣けて ....
一点の曇りない空から 一点の落下物
一羽の鳥が著しく体調を崩して飛ぶ力をなくした
深い河の水面は細波 そこに落ちて水没した

河に架かる鉄橋 電車が渡っていく
満員の車内で扉の近くに立ってい ....
通り過ぎた過去の時間が垂れる雨粒になって
私の脳内の真綿に落ちて滲みるよ

君が私にしてくれた事
二人の子供を産んでくれた
私が君にしてあげられた事
二人の娘をその子宮に運んであげた

 ....
とっくに死んでいる筈なのに昨夜は遅くお袋が会いに来てくれた
何年ぶりだろ すっかり忘れてしまった
お袋はどこの誰かわからない位にすっかり若返っていた
だけど親と子だから肌で感じとった
つい懐か ....
その体開いて見せて欲望は卑猥のるつぼアクセルを踏む
手の先の指が与える調べなり悲しいほどに君潤いて
待っていた女の体に気づけずに語る愛など役に立たない
恋情の底無し沼のぬかるみに足をとられて喪う ....
死んだ母親の事なんて忘れてしまった
忘れるって便利だな
忘れられるって快適だよ
憎悪も拒まれた愛も
忘れてしまうから赦せるんだ
赦せるから忘れられるんだ

今日、母の日に
亡くなった母 ....
時に眼からこぼれでる涙と
時に傷口から流れ出る血とが
私の排水溝で合流するなんてあるんだろうか

私は謝りなく人間だから
時に心が歪んで誰かを憎悪するだろう
私は謝りなく人間だから
時に ....
道ばたに咲いていたのかも知れなかった
ずっとずっとずっと前から
細くて狭い道は車一台が通るのがやっとだった
下手をしたら車輪が道から外れて土手下の畑に落ちてしまいそうな道
一ヶ所誰かが植えた可 ....
空をズタズタに切り裂いてしまいたい
真っ青な空を
空をズタズタに切り裂いてしまえば
細かくちきれて
落ちてくるのか

絶望に歪んだ心には
それはふさわしい景色
ナイフより尖ってしまった ....
あぶない川の上にあぶない橋を架けてはいけない
勿論だよ
わかっているさ
わかっているのに
あぶない川を跨ぐあぶない橋が目の前に現れると
衝動にかられてあぶない橋を渡ろうとした私だ

安定 ....
イオンモールのなかにある書店で休日のいっときを過ごした
私が読みたい本はこれといってなかったけれど
店内に並べられていた本を手当たり次第とってはペラペラと捲って元に戻した
昼下がり。店内は日曜だ ....
交差点で信号を待っていたら急に雨が降ってきた
それはよくある事で珍しくはない

でも、その時に降ってきた雨はいつもと違っていた
信号が青に変わって走りだしら、雨は激しくなり激しさをました

 ....
いつ死ぬかはわからない
もし、それがわかったら
苦しみ悩んで、何人死にいそぐかもわからない

交差点で信号が青に変わるのを待っていた
なかなか変わらない
その苛立ちは
カーラジオから流れ ....
数える羊はいなくなってしまった
眠れない夜は 眠れないままに
するといつの間にか
読み取れない地図が心に忍び込んでいた

さびしさを塗る潰す色は静寂の絵の具箱の中にある
かもしれなかったが ....
ここに詩に依存している私がいた
二十四時間 年中無休
頭のなかには詩が虫のようにわいて止まらない

耳から眼から 口からも
詩の虫は侵入してくるから
もう手に負えない
負えなくなったから ....
明日がない明日に繋がる今がないただダラダラと時はながれて

わからない何がなんだかわからないわからなくても生きねばならぬ
遠くで雷が鳴っていた
空にはいちめん暗雲が垂れ込めて
もうじき降ってくるに違いなかった

私は乳呑み子
母の背中におんぶされてすやすやと眠っていた 
のに
遠雷に目を覚まされ火を浴びたよ ....
仮の名前でインターネットの空に飛び交う鳥の群れ
それぞれは何の関わりもなく その実体を知らない
飛びながら排泄される糞は 落ちてネットにこびりつく

そのなかで 詩をくちばしにくわえていた鳥た ....
敵はある味方は見えぬ日々を生きストレスの海息が苦しい

良い心悪い心をあわせ持ちその葛藤に心壊れて

さびしいか心の隙間に吹く風は震えるほどに冷たくて嫌
海を見たくなって車を走らせた
海水浴場の駐車場に車を止めた
季節は外れていて風は冷たかった

それでも車はまばらに停車して 人が砂浜に降りていた
日はくれて夕の闇が迫っていたのに
恋人たち ....
過ぎていく時の間をすり抜けて君の未来は跳ねる魚よ

何ゆえに我はあるかを悩むなど少年君はうつむくなかれ

約束は果たされぬまま無為に過ぐ今を生きても明日は知らない

明かりけし心に灯す蝋燭 ....
短編の私小説を書きたくなった
その為には
記憶の切れはしを繋ぎ合わせて そこに架かる絶望と欲望の橋の上から
喜怒と哀楽の河を見おろさなくてはならない
一編の小説を仕上げるために

私のペン ....
暁い夕日さんのこたきひろしさんおすすめリスト(34)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
感傷- こたきひ ...短歌318-6-2
泥棒- こたきひ ...自由詩118-5-30
揺れるもの- こたきひ ...自由詩118-5-28
初めてを- こたきひ ...自由詩218-5-28
さざ波- こたきひ ...短歌218-5-27
詩人はいらねえ- こたきひ ...自由詩118-5-23
結婚を- こたきひ ...自由詩118-5-22
花は- こたきひ ...自由詩218-5-21
眠るみたいに- こたきひ ...自由詩318-5-20
行き当たりばったり- こたきひ ...自由詩118-5-19
記憶の河に- こたきひ ...自由詩218-5-17
寂しい森- こたきひ ...自由詩118-5-16
SPEED- こたきひ ...短歌118-5-14
今日、母の日に- こたきひ ...自由詩218-5-13
人間だから- こたきひ ...自由詩118-5-10
花は- こたきひ ...自由詩318-5-9
空を- こたきひ ...自由詩218-5-7
あぶない橋を- こたきひ ...自由詩118-5-6
空に落ちていけたら- こたきひ ...自由詩218-5-6
交差点で- こたきひ ...自由詩518-5-5
突然に- こたきひ ...自由詩218-5-5
眠れない夜に- こたきひ ...自由詩318-5-1
詩人ではないけれど- こたきひ ...自由詩418-4-29
暗夜- こたきひ ...短歌218-4-27
遠雷- こたきひ ...自由詩318-4-27
さびしさは- こたきひ ...自由詩318-4-26
さまよえる- こたきひ ...短歌118-4-24
海鳴り- こたきひ ...自由詩218-4-23
無題- こたきひ ...短歌218-4-22
記憶の切れはし- こたきひ ...自由詩318-4-20

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