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鍵をかけて、

夕暮れの、まだらな空を閉じ込めた
マジックアワーと君の境界線がぼやけて
滲んでいくよ、私の目の前で

蜻蛉が 飛んでゆく
飛行機雲の上をなぞって 飛んでゆく
左手の缶チ ....
身 体 が 元 気 に な っ て
 き た と き に は 気 を 
つ け な け れ ば い け ま
 せ ん 。 う ま い こ と
を 書 け た と き に も 気
 を つ け ....
芝生はいい
寝転がって
僕たちは笑う
とくになにがあったわけでもないのに
ただ笑って
じゃれ合って
空を眺める
雲が何にでも見えた
アイスクリーム
蛇の目
ありえない獣
五本 ....
「私もかつては人間でした」
ロボットはラピスラズリを
キャンディ紙に包み
両端をクルクルと回す
「さあどうぞ」

彼女はそれを受け取って
代わりに写真を渡す

「火星の渓谷ですか ....
私とあなたの距離の間に
とても知らない何かが

私の中のあなたと、あなたの中の私が
そっちに行こうとしてる




distance

between me and yo ....
 音のない部屋の窓からしっとり濡れた庭が見える。
 泣き濡れた空に向かって紫陽花が優しく微笑む。
 ゆっくりと窓を開けると夏の匂いがした。
 季節が移り変わろうとしている。

 やがて誰 ....
道だから
途中凸があったし凹もあった
緩やかな登り坂
同じく緩やかな下り坂
勿論
急な登りと下りの坂もあったさ

いつまでも
どこまでも
平坦な道なったらいつの間にか
嫌気が差した ....
今日と言う日が
昨日の続編で明日の予告編だとし
ても

脚本は先が読めないし
台本は先が読めてしまう

その表紙は綺麗じゃなくなってるし
捲ってきた頁は
汗と涙
鼻水さえも垂れてい ....
母さん??

私が呼ぶと
文節のない文字を
あなたはつぶやく

失ってしまったね

私は

悲しいことだけど
自然なことかもしれないね
あなたの

あと何年かで
そこ ....
二つ卵に割れて流れるに身を任せる
              十日前の新月だった

流れは巌に砕けあたりの身をちりばめる
                 風の囁きをきいた

蓮の葉につか ....
青、
樹間に揺れ
白い巨鳥、
羽ばたいて
僕は行く
天に呑まれ

光の矢、光の矢!

蒼穹は割れ
漆黒の宇宙が唸っている
これからは歌をうたおう

小さな声で歌をうたおう
大きな声で歌をうたおう

悲しい歌をうたおう
喜びの歌をうたおう

愛しい歌をうたおう
楽しい歌をうたおう

怒って歌をうたおう ....
あじさい柄の、
日傘が咲いています。

梅雨の間の、
晴れの日の、

左目が痛みます。
婉曲な月が浮かんでいる
高橋留美子とつげよしはるが好きで
藤原新也と東京漂流する夢をみる

彼女の方程式は誰も試さないほうがよい
ゆれうごく等記号の
ちっちゃな解決なんてほっとけばよいのだ ....
午前四時と五時の間で世界は更新されている

深夜帯を泳ぐ
腹の膨れた子供たちの
ざわめきが 液晶越しに
蜃気楼のように 揺れている

更新ボタンをクリックしても
残像はどんどん ....
私はお茶をよく{ルビ咽=むせ}る 
体質だからと、言い訳しても
どうやら違うということに
最近気付いた 

お茶を一口啜ったら 
まずは静かに味わうものを
流しこんでは、咽ていた 

 ....
バスに揺られて考えた
いつかきっとこの哀しみを乗り越えるため
大変な勇気を必要とするときが来る
その時になって慌てないように
私は今日も生きよう
生活を自分の物とし
生き生きと生きよう
 ....
日々、やることは
じぶんのからだをととのえ
じぶんの暮らしをととのえる
それだけ

じぶんにできることを、やる

ワタシヒトリに
できることと
できないことがある

この世のアク ....
お付き合いしたい人グループにも

おかしなプライドが邪魔して参加できず

今はいいことかもしれないが

家から一歩も出ることもよくできず

こうしてうん十年過ぎ去り

こうなればあ ....
まいにち鉛筆を削る
一本でいいんだ無心に削る

まいにち本を読む
一頁でもよくてジャンルも問わない

カレンダーがひとつづつ塗りつぶされてゆく
でも鉛筆を削らないと本を読まないと墜ちてゆ ....
夜明けの太ももは
物事を知りすぎて
動く気配もない
左よ、流れろ

真夜中のフラッシュバックに
首筋が次々と
反応したからなのか

カーテンの隙間に殺菌される
右脚が
あきらめ半 ....
飛行機に乗ったのはハネムーンの一回だけ
幸せの絶頂期
まさに天にも昇る気持ちだった

でもね
その時はまだ入籍してなかった

お金なかった
けど
式をあげてささやかに披露宴はした
 ....
 

今夜は魚の塩焼
ちょうど良く焼き上がって
美味そうだ
食べようと箸を近づけたそのとき
そんなはずあるまい
魚と目が合った
どうかしたのと向かいの母が尋ねるので
なんでもないよと ....
昨日まではただ
過ぎ去っていくだけだった
今はぼんやりとした灯を
消せずにいる

曇り始めた視界の中
散在する音楽に
注意を
払いすぎないよう


消せない灯がゆっくり熔け
 ....
今日高曇りの空の下、
肉を引き摺り歩いていた
春という大切を
明るみながら覚えていく
妙に浮わついた魂を
押し留めながら、押し留めながら

離れていかないように
剥がれていかないように ....
言葉には
口から出る言葉と
思いや考えを文字に託す言葉
以外に

口には出せず
口には出さず
日記にも残せない
残したくない

言葉を持っている

人は生きているあいだに
死 ....
心は
少し麻痺したぐらいが
ちょうどいい
心無いことを言える
心無い人たちがうらやましい
誰かのために
あなたのためにって
頑張っていると
溢れ出る涙を見て
こんなものいらない
と ....
そうこうするうちに
なんだかつめたい夕暮れがきて、

影たちがふれ合う
街は灯る
日々は揺れ
そこかしこで蓋がひらかれる

完全な夜がどこにもない
まぶたの裏にも
スカートの中 ....
あなた変わったわね

いつからかしら

どこかに変わった原因があるのよ

それは今も続けてて

足元にあって

変えようと思えばすぐに変えれるかもしれないの

あなた変よ

 ....
子供を産んでしまってから
私の悲しみも羊水と流れていってしまったようで
鏡の中の自分に呪いをかけられている日々から
いつの間にか救われてしまっていた

陽光の、
緑の丘に置き忘れた腐った右 ....
もとこさんの自由詩おすすめリスト(1049)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
栄養- ゆるこ自由詩420-6-14
ソーシャル・ディスタンス- りゅうさ ...自由詩120-6-13
ありったけ- 自由詩13*20-6-13
Was_us- mizunomadoka自由詩320-6-13
距離- mizunomadoka自由詩220-6-12
音のない部屋- メープル ...自由詩5*20-6-12
途中凸もあって凹もあった- こたきひ ...自由詩120-6-12
ストーリー- こたきひ ...自由詩620-6-11
青、もしくはブルー- umineko自由詩13*20-6-10
在る此から(これから)- アラガイ ...自由詩3*20-6-10
光の矢- ひだかた ...自由詩320-6-10
これから- 足立らど ...自由詩220-6-10
残った夢- ナンモナ ...自由詩11*20-6-9
彼女の方程式- 梅昆布茶自由詩920-6-9
明け方のフォルテ- ゆるこ自由詩520-6-9
茶の心- 服部 剛自由詩320-6-8
無題- 渡辺亘自由詩320-6-8
世界は大激変だが- 美空自由詩220-6-8
ヒキコの述懐- りゅうさ ...自由詩3*20-6-6
間伐- 梅昆布茶自由詩1020-6-2
代謝- 木葉 揺自由詩820-5-25
飛行機- こたきひ ...自由詩420-5-23
命日- 自由詩13*20-5-23
目が覚めたら、口を噤む- noman自由詩120-5-22
春の意志- ひだかた ...自由詩720-5-22
はじめに言葉があった- こたきひ ...自由詩320-5-21
こころ- ガト自由詩3*20-5-20
なんだかつめたい夕暮れがきて- はるな自由詩720-5-18
変わった原因- moote自由詩4+*20-5-16
産ち落とす- ゆるこ自由詩220-5-16

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