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海に接している坂町
潮の香りが町を覆っている

坂町の一番高い場所から
金輪島や似島がよく見える
海辺から山の上のほうまで住宅がある

隣は広島市
反対側の隣は呉市
ベッドタウンのよ ....
君が
君が笑っていられる
明日がほしかった

君が大好きな家族におはようって言える
明日がほしかった
君が大好きな友だちと他愛ない話で盛り上がる
帰り道がほしかった
君が大好きな人と恋 ....
 
神なき時代、
しかしもう嫌だって云わない
人は明るい明日へ向かって
向かって、行くものだ

私なんかいらない、
痛む内臓が嘘をつくよ?
忘れたころに昔に戻り、
言葉がまだ生きてい ....
旅立ちの日
真夜中に起きて
支度を始める

早朝に出る
少しでも充実した
1日にしたいため

同行してくれる妻はおしゃれに余念がない

不要不急のレジャー、されど
心の洗濯に ....


光を食べてよ 
と 海に沈んだ
螢烏賊の僕は
云う

螢烏賊が
水を跨ぐ
海底の螢烏賊は
静かに光りはじめる

光が水で 薄暗くなる
それでも
僕の光は
周りの群へ ....
棚から無くなってしまった45X円のサラダ

他の商品が代わりに入っている

千切りキャベツとブロック状にカットされた豚肉

そこに、ナッツが散りばめられて

噛んだときに、コリッと弾け ....
暗がりの瞼にやきついた 焔は揺らめき
もう遅いのでしょう 手の鳴るほうへ
死した真理(毬)は なにやかな 惹かれゆく
弾みない琴の歩が なして 低い河へ迎えらるる
蜘蛛の子が列を生し 錆びた蔓 ....
警告「線路は続くよ何処までも」

2020,10,00,0-報告書
ー武漢にあるウィルス研究所から媒体を持ち出したのはどうやらウイグル族に係わりのある研究室の人物らしい。中国の政策に対する反 ....
空間に
手を差し出し
ゆっくりと
上下左右にかき混ぜる 
けれども
存在する
はずのグラスは
見つからない
空間は
次第に重く澱んでいき
だらんと開いた手のひらに
粘りつくように ....
天井を避けるように
空へと向かっていく
いつもは言えなかった言葉が
しゃぼん玉の中にたくさんあって
もしも割れたら秘密じゃなくなる
人の涙は美しく見えるから
綺麗なものほど壊れやすくて
 ....
とんぼは人間におしえてもらわなくても
空のある上をしっているし
水面のある下をしっている
自然に
雲もしっている
上と下について
人間は なぜか
あれやこれやと言う
わたしは
空の下 ....
食事中に大きな日記

自分でノートに万年筆で日記を書く時代ではないから
ふふふ、ふとったよー、ふとっ、ふとっ、とつとつと
最初は気が付いていても楽な寝返りと受け身ばかりで

家族みんな ....
入院しているとき
面会に来てくれる人がいる
心も体も勢いよく元気になる

廊下のホスピタルアートが
患者も面会者も看護師も癒される

楽しく会話できれば
気分が前を向き
その日一日笑 ....
落ちた種子に涙を注ぎ込み、密やかに膝を折る。
ひびわれの地は 琴の穂か 柔らかな過去を歩ませり

歌声と揮う、ざまざまの、
綿毛の行く先を決めるものは誰とでもなく
崩れたこの牙城に選って入っ ....
宙に浮かぶ石畳を、
鼻歌交じりにスキップで駆ける

両手には、憧れだったパピヨンを抱えて

マーブル色の新しい靴からは真っ白な羽根

そうだ、今僕は、天空のスタジオに向かっているんだ
 ....
田畑さんにお昼を誘われたので、一緒に食べることになったのだけど。
「田畑さん、こっちって、屋上? 屋上は鍵しまってるよ?」
いいから、いいから、と手招きして、僕を呼ぶ。
田畑さんは、ちょっと鍵に ....
あそこで泣いているのはちいさな風の音
あそこで笑っているのもちいさな風の音
草の根分けて風の根わけてくる 風の音

風の子らが草の根わけていく
茂みや屋根を踏み鳴らしていく

坊やの手に ....
窓ぎわの一輪挿しに
雲の合間から洩れた光があたる
人の群れの片隅に
置かれたままの孤独には
今にも途切れそうな蛍光灯の橙色が
仄かにあたっている

本棚の蔵書の間に
あなたに書いた ....
心に内在するもの
得体の知れぬもの
そこはかとなく薫る
詩情の様なものを
感情と気分と感覚を通し
濾過抽出した言葉で
文字に変換して現す
斜めから覗いたり
歪めては伸ばし
また縮める ....
鳥たちの声が響き渡れば静かに夜が明ける

聴き取れない信号に、眠りは妨げられている

馬鹿馬鹿しいと笑えば笑うほど、泣けてくるにつれ

人の声も次第と嫌いになってくる、御時世の宵

 ....
四角いガラス面をするすると撫でますと
指先は青く黄色く染まり
眼球は吸い込まれ
奇妙に近く感じます。
錯覚でしょうか。
いつもすぐそこにいる気がするのです。
だってあなたの朝ごはんも晩ごは ....
新型コロナに侵された日常を
静かに、掘り下げよう 
自粛する日々から
できることを、探りだそう

人類は、私は
〝初心〟を久しく忘れていた

ひとつ屋根の下 
三人と猫一匹で暮らす、 ....
今宵、
白い部屋に
在るもの在るもの
自らの輪郭を鮮明にして
回流する澄み切った夜の空気に
すっかり馴染んで留まっている
横たわっている私もまた寛ぎ
在るものたちと繋がり合う、
揺るぎ ....
たれさがりが奇麗だね
魚竜の鰭の一夜干しかと思ったよ
春のおわりを
そしてそれは夏のはじまりを
予感させる
夜の漆黒の稲光
瞬間を狂喜する視覚野
いっせいに死んでいく
わたしたちのかけらというかけらが
ただひとつの空という造語をめざして
ふりつもっていく


こんなにも無関心な
あなたたちの静脈が
すずしげな顔でわらべうたを ....
天上の下
長い棒の先で
赤い皿をくるくる回す

バランスを取りながら
回る力のある限り
右から左へ
開いた扇にも
人さし指にものせて
終わりに気が済むまでトスをする
のが
会話の ....
部屋に帰ると
カエルがのりのりでダンスしていた
俺のヘッドフォンまでしやがって
ユーチューブでマドンナとか聞いてやがる
カエルのくせに

カエルの趣味が自動でお勧めされるのか
肩を落とす ....
形のないもの
捉えどころのないもの
けれどとても大切なもの

淡々と確実に
過ぎ去るもの
私の腕をすり抜けて
青空に溶けてしまう
大事な人も一緒に
連れて行ってしまう
どんどん遠く ....
[銀波]

あおじろいいのちが
誰かの胸にともる頃
あなたの耳のなかに
夕暮が入りこみ耳の
中で星たちはしみわ
たる水の音を聞き入
りながら瞬き始める




[tears] ....
イタドリ
への呼び掛け
イタドリ
からの応答

脳内に再現を試みる
すると現れる
囚われる
熟語
観念

繁茂
群生
侵攻
旺盛な生命力
厄介者

文字を消去して ....
もとこさんの自由詩おすすめリスト(1049)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
坂町- 夏川ゆう自由詩420-5-2
世明け- トビラ自由詩1*20-5-1
たそがれの神なき時代でも- 秋葉竹自由詩720-5-1
旅行に行こうよ/即興ゴルコンダ(仮)提出作品- 足立らど ...自由詩220-4-29
光を食べてよ_と_囁く螢烏賊(ほたるいか)- 船曳秀隆自由詩220-4-29
45X円の消失- asagohan自由詩320-4-29
ヒバチ- あらい自由詩220-4-29
「歴史」常に終わりから再生へ向かうための架空文書であるために- アラガイ ...自由詩8*20-4-29
空と盲目- ひだかた ...自由詩920-4-25
シェルター- ミナト ...自由詩220-4-25
つながり- こしごえ自由詩3*20-4-25
食事中に大きな日記/即興ゴルコンダ(仮)提出作品(お題はぎわ ...- 足立らど ...自由詩120-4-25
面会- 夏川ゆう自由詩120-4-25
途の硲- あらい自由詩220-4-24
無限に広がる外の世界- 邦秋自由詩2*20-4-24
屋上の告白- トビラ自由詩1*20-4-24
眼を閉じてきけ- 帆場蔵人自由詩320-4-24
静けさの残り音- かんな自由詩320-4-23
Y氏の手引き- あおいみ ...自由詩3*20-4-23
誰が説法をした- アラガイ ...自由詩5*20-4-23
露を受ける- 凍湖自由詩520-4-23
窓の明かり- 服部 剛自由詩320-4-22
今という時- ひだかた ...自由詩520-4-22
終雷- ナンモナ ...自由詩8*20-4-22
降る雪の病- すいせい自由詩4*20-4-22
くるくると- もちはる自由詩3*20-4-22
そんな馬鹿な- 秋也自由詩2*20-4-22
時を抱く- 猫の耳自由詩120-4-21
ぼろぼろのつばさ_4'- 青色銀河 ...自由詩4+*20-4-21
イタドリ- Lucy自由詩8*20-4-21

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