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「吉良の仁吉」のことも知らんのに、
なんでひとりきりになったら、
うたいよんねんやろうなぁ…
たましい、
もっとるんやな、
こんな自分でもな。
人の世はいつ ....
あじさい柄の、
日傘が咲いています。
梅雨の間の、
晴れの日の、
左目が痛みます。
犬にもあるか 仏性が
ウイルスにもあるか 仏性が
AIにもあるか 仏性が
わたしの潮位はあたたかいですか
あの肌のぬくもりよりも
潮汐ふたつ
重ねたりして
潮騒も遠く
弔意をしるべ
さすれば息が上がっても
さすれば息が絶えても
....
売っていたらしい
老舗のうふ
かしわ餅
もうおっさんなのに
死ぬまでくうきか
かしわ餅
においにかられ
かしわの葉に
とまる
懐疑的な
蠅
一息
たれさがりが奇麗だね
魚竜の鰭の一夜干しかと思ったよ
春のおわりを
そしてそれは夏のはじまりを
予感させる
夜の漆黒の稲光
瞬間を狂喜する視覚野
レタスって
あの
苦味がすきなんです
雨降りあとの
鉄さびのような
あの
匂いもうれしいです
かさを
ぐる ぐる
回してみました
ぐる ぐる
ねこが
丸い手 ....
こんな春
まとまった
雨が降った
そう 無人
静かに墓石を掘り起こしに
目やにが
重ね合わさって
混ざりあって
黄色い洗面器に
雨だれ すくって
....
寒い窓みとったら
みとったばかりの
顔が浮かんでくる
ずる ずる
おうどん おいしいかぁ
ええ音だして
ずる ずる
いわせやんなあかんで
泣く子も
泣き止み
すう すう
寝入 ....
辟易してしまう
理性的な頭でいられる
自分の中で粉散する
超越的態度を
現象に
そうだ
不条理な現象を
他人事として
語る自分のそれは
天才的正論を舌して
悦に没我して ....
五月のゆうぐれ
堤防をゆく人を塗る
黄色のエンピツをカンヅメから
選びとって
カッターナイフで
削りました
削って
削って
削り終えたら
妙に嗤っている
自 ....
ちょうどよい
たとえばそれは、3日後のカレーだったり…
7篇ほどの短篇だったり・表紙だけ眺めては
ちょうどよい
やっぱり時間だ・・・・・・夕闇に埋もれる前の幻影
....
もとこさんのナンモナイデスさんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
知らん間に
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ナンモナ ...
自由詩
2*
20-6-21
残った夢
-
ナンモナ ...
自由詩
12*
20-6-9
問三密
-
ナンモナ ...
自由詩
5*
20-5-12
冥腑
-
ナンモナ ...
自由詩
6*
20-5-8
かしわ餅
-
ナンモナ ...
自由詩
5*
20-5-5
終雷
-
ナンモナ ...
自由詩
8*
20-4-22
かさぐるま
-
ナンモナ ...
自由詩
11*
20-3-20
昼寝の後
-
ナンモナ ...
自由詩
3*
20-3-10
うどん修行
-
ナンモナ ...
自由詩
13*
20-2-23
超越論的マスク
-
ナンモナ ...
自由詩
4*
20-2-10
達成感
-
ナンモナ ...
自由詩
4*
19-5-3
ちょうどよい
-
ナンモナ ...
自由詩
4*
19-1-20
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