私は、私の、何かが、間違っている

でも間違っている、ということは果たして、
本当に間違っているのだろうか
正しい、ということが果たして、
本当に正しいのだろうか、
と問うのと同じくらいに ....
無職か引きこもりか
頭イカれた病人の
くっそつまらない
自称詩なんか読んでる暇があったら
youtubeを見よう!

俺最近よく見てるのは
牛の削蹄の動画ね
これがね嵌まると止まんない ....
 食の宇宙が広がり

 味の銀河が躍りだす

 ふりふり

 ユサユサ刺激的な香りがこぼれる

 天地創造の技を繰り出して

 恒星間移動を試みるも

 いつも通りの出来栄 ....
船が大海原を彷徨っている
誰も乗っていない
人がいたような形跡はある
放置されたようなオールと
タオルが一枚
それから左のサンダル
鮮やかな赤い色の大きなそれ
水が少し入ったペットボトル ....
鼓膜の炎症と診断され
メスで切開する簡単な手術を受けた

痛いですよとの説明どうり
痛かった
確かに痛かったが
症状は嘘のように楽になった

あの先生は名医だ
その思いを強くしながら ....
1990年
三歳のコンスタンチン君が
サハリンから北海道に来て
火傷の治療をしたことが
大々的なニュースになっていた当時

実は同じ頃に
精神病院に思春期の女性が
サハリンから
治療 ....
○○はデリヘル界の黒船だ
騙してなんぼ、が常識だった業界で、
逆張りで殴り込んできたのである
僕の最後の(ってなんども言ってるような、でもいいんだ)炎は燃え上がる
あんな子や
こんな子
あ ....
 慌ただしくも慌ただしく
 やることが多すぎると
 なにから手をつけてよいやら
 まったくわからなくなります
 四層フライヤーの前の
 ボクってば

 とりあえず竜田揚げ
 当店名物〈 ....
いのち、いのち
いのち
つぶやけば
延びるもの

私のいのち
貴方のいのち
皆のいのち

だから
つぶやいて眠る
また明日目覚めるように
高くて、広くて、硬くて
人工美にかこまれ
あなたがつかむもの
さめない夢

甘くて、柔くて、叫ばない
つるされた肉片
あなたがかむもの
人工の夜

空へと指をひろげる
人もまたひ ....
教会の裏手に廃棄されたロウソクの燃えさしを持って帰った
鍋で溶かし芯を紡ぎ直してクリスマスキャンドルを作った

麻布に包まれた一斤丸ごとのパン
妹が摘んできた野生のベリー
砂糖を入れたミ ....
照れ隠しで
ヘルプミーと叫んだ

みんなは笑った
僕も淋しく笑った

世界には
後悔さえ残らない

僕は
本気だったから
この机のちらばりの どこかに
あいつが棲んでいる 潜んでいる
ほそい指で 引っかいている
なつかしい暗がりに あぐらかいて
澄んだひとみで 夜を 夜を
夜を待っている 寝がえる私に

ぶ ....
月までの
長い階段を
上ってる
永遠みたいな
道のり

階段端で
休んでいると
月側から下りてきた
子供が隣に座る

何も言わずに
じっと私を見てる

腕時計を外して
 ....
あら失恋?
貴女の泣き声 こころを凍らせ
異邦の人でも 抱きしめたくなる



「大嫌い」
嘘つかれてもわかるのは
涙の色が隠せなかいから



憎み合い
呪いたいほ ....
昨日夜中に息ができなくなった
上半身裸になって部屋中の窓を開けた
冷気だけが症状を和らげてくれる
今が冬で本当に良かった
このパニックから逃げられるなら
死ぬ方がマシだった

私が救 ....
「長生きしたいと
思うことは自由だが
それを叶えるために
他人の気持ち良さに犠牲を強いるのは
死に値するほどの重罪だ」

これは私の敬愛する
ニューヨークのユダヤ系詩人
ジョージ・ゴー ....
私の小鬼
笑う 笑う
ふふふ あはは
悲しいね
ありがとうさま





{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
ようやく畑にたどり着いた
遠くを見て佇む案山子ひとり
腕はだらりと垂れている
そばへ歩いてゆくと
帽子を取ってお辞儀をしてくれた

私もお辞儀をする
顔を上げると案山子は
帽子を持って ....
クリスマスが近づくと

スイーツの王国が
輝きを増してくる

王国を支配するのは
クリスマスケーキという国王

この時期になると
必ず世界中でつくられて

その名声をあげ
盤石 ....
マリトッツォになりたいと
マリトッツォは思ってます

既になっているようだけど
到底にして満足いきません

大胆不敵に広がった口から
ローマの風を吹かそうとの
勢いを邪魔するクリームが ....
しなやかな猫が屋根から跳び下りるように死にたい花一匁



休んでも未来はそんなに変わらないゆっくりでもいい止まらず歩こう



ネットとか若いころには無かったなぁちゃんと目を ....
心の闇に
騙された部屋
愛というなら
殺してよ

愛しい首を
かき抱きたい
月も隠れる
熱い夜

罪は罪とて
承知の上で
くれない夕日に
騙されて

好きは好きと ....
背中を向けて
欺いてくれ
カラス鳴く早朝(あさ)
消えてくれ

さんどやしどの
嘘くらいなら
不思議な顔して
見ないフリ

君の悲しい
笑顔を見せて
くれた夜から
罪を知 ....
無邪気にはしゃいでいる娘のそばで
妻がそっと涙をこぼしている
そんな絵画が脳に焼き付いた
仕事から帰ってきたら
妻が憔悴した面持ちで
今日は体調が悪いのと
そう語った瞬間
私の中に描かれ ....
あの日の津波で
何万のペンが
流されたことだろう

たった一本
生き残ったペンは
誰かの胸のポケットに
しがみついていた

ペンはまもなく
もとの暮らしに

書くものは以前と同 ....
こないだの休みは楽しかった
動線を何日も考えて、実行するのだ

僕の好きな、定年退職して年金暮らし前の人のブログで、
サウナが楽しそうなので、
僕はその人を密かに尊敬しているのだが、
いつ ....

僕たちの半分は 燃え残り
がらくたを 集めはじめた
不完全なまま 笑ったり
食べたり 愛した

頂点の すこしだけ手前で
自我をもった がらくたが
誰かのかわりに 泣きはじめた ....
{引用=   我が友、田中修子に}



時折西風が吹く
そして天使が笑ふ
するとさざ波が寄せ返し
沖を白い帆が行き過ぎる

砂に埋れた昨日の手紙を
まだ浅い春の陽ざしが淡く照らす ....
ときどき本の下から食べ物が出てくるのが怖いのだが
それでも生きて行けることがもっとこわいのかもしれない

知らぬ間に親がいて勝手に子と呼ばれて地球人になりました

先週までのシフト表 ....
46Uさんのおすすめリスト(511)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
街の夜- はだいろ自由詩222-2-18
何で自称詩なんか読んでんだ?お前ら馬鹿じゃねえの?- 花形新次自由詩322-1-26
フライパン- 佐白光自由詩2*22-1-21
眺めてはいるのだけれど- 坂本瞳子自由詩2*22-1-21
耳鼻科の名医- 壮佑自由詩4*22-1-16
通訳士のキムさんのこと- 板谷みき ...自由詩3*22-1-1
年の瀬2021- はだいろ自由詩121-12-31
火傷の腕で- 平瀬たか ...自由詩5*21-12-29
つぶやく- 木葉 揺自由詩421-12-25
夜々- soft_machine自由詩5*21-12-24
メリークリスマス- mizunomadoka自由詩421-12-24
照れ隠し- TwoRivers自由詩8*21-12-22
餓鬼- soft_machine自由詩121-12-21
panorama- mizunomadoka自由詩1621-12-20
暁のファド- 秋葉竹自由詩221-12-19
drug_addiction- mizunomadoka自由詩221-12-17
スコッチ&ソーダ- 花形新次自由詩321-12-12
※これは五行歌です。- こしごえ自由詩2*21-12-7
スケアクロウ- 木葉 揺自由詩14*21-12-3
スイーツの王国- st自由詩521-12-3
マリトッツォ・バランス- ブルース ...自由詩4*21-12-2
熱っつい日々- 秋葉竹短歌321-11-23
悪愛- 秋葉竹自由詩521-11-20
嘘ばかり- 秋葉竹自由詩321-11-18
母子像- 葉leaf自由詩121-11-17
This_is_a_pen- やまうち ...自由詩9*21-11-16
遠くの扉は開けられないから、近くの扉を開けるんだ- はだいろ自由詩121-11-13
解凍- はるな自由詩1321-11-11
告別- 石村自由詩28*21-11-10
エチュード2- 梅昆布茶自由詩1221-11-10

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