公園には青春が宿っている
この木々も草花も朝陽も大気も
みな青春の息吹で騒然としている
本を読みながら歩いていく人
ストレッチ体操を始める人
青空には白い月がくっきりと見える
失っ ....
夢うつつ 青空にとけ 雲にとけ 風にとけゆく ここちよき秋


十五夜の ススキのシアター コンサート 月の光に 鈴虫のソロ


朝と夕 かすかに冬は 忍び寄り 白い吐息に 色づくもみじ
 ....
クラゲが優美だ

イルカが跳ね上がっている

イグアナがのっしのっし歩いていく

森の木々のあいだから空が見える

人間が笑っている

大きな波がループをつくる

飢餓のキャン ....
肉身の疼く
今宵の静けさに

心は乱れ不安に駆られ
詩と死と戯れる余裕すらなく

焼酎を二杯、三杯と

焼け付く視野に
蜘蛛の巣張り

払いのけても払いのけても
辺り一面の糸は ....
恐怖に支配される私のために
1人の天使が立ち上がる
疾風のごとく駆け抜けて
恐怖の種を摘み取っていく
私は天使に守られて
この世界にしがみついている
カマキリが居たから
飛び込んだわけでは無かった
プールには鉄棒が沈められ
プーチン大統領も沈められていた
ひどい中国語だ
ゴミにも値(あたい)しない
正直に太って行く私を
誰も止められな ....
登山は
快食快眠快便が
大事だ
食欲がない
睡眠不足
便秘だ
となったら
遭難の恐れだって出てくる
登るも降りるも
自己責任
人の意見は
あくまで参考だ
登山すると
大事なこ ....
村上春樹は朝仕事して昼間運動して夜は読書するんだとか

面白くないやつだ

こんなやつと比べられたくないから夜更かししてやるんだ


加齢臭はカズオの勝ちっぽいよな

女のほうが男の ....
独りに寛ぐこの真夜中
静けさに浸り込み
意識 泳ぎ出す

外界と内界の堺が崩れ
記憶の億の奥へ 遡行し始める
一方で
編み戸からの涼風 すぅすぅと肌を撫で
森羅万象 その形象を流動させ ....
記憶は戻らない
魚となってさっていった

秋の大阪湾のすべてをかんじようと
遠く淡路島までの星々のみちをさがす
泳げないから夜空をとぶよてい

港の教会ではいのりが
毎夜あすへ捧げるも ....
雨上がりの清い空に流れる雲の
感情の軋轢に砂糖をまぶして

二人小さく笑い合えれば
距離感にぱちぱち淡い火花が散って

求めて欲しい
求めていたい

どこまで意思疎通に出会っても
 ....
音の洪水、響きの洪水
麻痺する脳髄、解き放たれる魂
行き場はなく、独り踊る、命の躍る

剥き出しのシャウト
荒々しく
(助けて欲しい助けて!
 深く深く共鳴シ アイ)

僕は憎しみの ....
今日は
天気がいい
有り難い!
有り難い!
今日は
カミサンの機嫌もいい
有り難い!
有り難い!
我が家の幸せは
天とカミサンから来る
秋は
秋の楽しみあり
秋は
秋の苦しみあり

春は
春の楽しみあり
春は
春の苦しみあり

夏は
夏の楽しみあり
夏は
夏の苦しみあり

冬は
冬の楽しみあり
冬は
 ....
 多摩南野に吹く風が透明度を増してゆく。
 秋が季節の扉を開ける。
 時の歩みに歩幅を揃えると、
 あっという間に歳をとる。

 嬉しい時、私は笑う。
 悲しい時、私は泣く。
 楽し ....
リンリンリン!
と鐘の音がうるさい
目覚まし時計に
起こされて

ねむたい目を
こすりながら

窓をあけると

さわやかなかぜが 
ふきこんできて

そのドアをひらいて 
 ....
出島バイパスを抜け
芒塚を過ぎたあたりで
今夜が満月であること
思い出し見上げてみた

トンネルを抜けて
帰ったら何か一節
詠えるような気になって
アクセルを踏み諫早を越え

大村 ....
 

【全国‐同姓同名辞典】によれば、
 栄えある1位は、
 田中実さんである。
 鈴木実さんは、惜しくも3位。
 せっかく名前が実であっても、
 苗字が田中と鈴木で大違い。
 どうせ ....
あれは
だれかを
思わせる夕焼け

非常口から
眺めていたっけ
ベランダからも
眺めていたっけ
心の窓が
開いていたっけ
絵の具がこぼれて
しまっていたっけ

わたしらを造っ ....
肌寒い夜
ケータイであなたの声を聴く

長い沈黙のあと

「疲れた」
と、言った

何かが欠けている


思ったら

月か
街に出れば楽し気な人々の群れ
私は はぐれて1人で歩く
お洒落なカフェでお茶をして
ショッピングバッグを置き忘れる
約束の時間はとっくに過ぎても
恋人からはメールすらこない
誰も私を愛 ....
あしゆびのあいだに隠れているてがみ
はち蜜でできたれんがのラブホテル
天国のかわりにレンジを置いてゆく
100万で買えるわたしのつばさぼね
ついらくのたびに溺れてゆく犬歯
連れてくよ ....
人のいない事務所では
書類から何から死骸のようだ
我々もみな死骸として
書類という死骸と
戯れているに過ぎない
事務所ではすべてが死んでいる
やがて勤め人が出勤し
事務所は賑わいを取 ....
      天空は 残暑の顔して 
          低くたれこめ
           そのためか
むし歯の町並みは ため息を閉ざす
              だが
      隣家の ....
中秋の名月を見たかい?
中傷の政局なら見た
傷心の民衆も見た
哄笑の首脳部も見た
妄執の亡霊も見た

見たは十五のお月様
昨日の月は……丸かったなぁ
渡り鳥 どこでもゆける パスポート 青空の国 翼の住人


ゆれうごく コスモス渡る 蝶の群れ 色とりどりに 青空と雲


秋深く 十月の空 群れとぶは 一番のりの いつものコガモ

 ....
紅葉まえの木々からも虫の音が

鈴の音が

降ってくる

星の音が

大マゼラン星雲から降ってくる


もうひとりの自分よ

観測しておいてくれよ

俺に期待してくれよ
 ....
 空は何色?

君にたずねる私は幼い頃をおもい出していた

 今は青色だね。
 暗くなると黒色だよ。

率直な感性がすこし眩しくて
私のこころがほぐれていく気がした

 ....
整えてはいけない
光の火があり
あらゆる場所に揺れながら
熱の無い波を寄せつづける


水のような鳥の声
鳥が去り 水が来て
鳥が居ないことに気づかずに
いつまで ....
山を愛する人は
美しい山の景色を
心の中に持っている
海を愛する人は
広い海の景色を
心の中に持っている
空を愛する人は
青い空の景色を
心の中に持っている
故郷を愛する人は
懐か ....
星丘涙さんのおすすめリスト(1281)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝陽公園- 葉leaf自由詩217-10-9
夢うつつ_- st短歌217-10-9
地球<量子- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-8
吐き出す- ひだかた ...自由詩4*17-10-8
平和の天使- 無限上昇 ...自由詩417-10-8
からだった- 間村長自由詩417-10-8
登山- zenyama太 ...自由詩217-10-8
村上春樹と夜更かしと- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-8
深夜意識断片- ひだかた ...自由詩717-10-8
それを夢洲(ゆめしま)とよぶ大阪湾- 秋葉竹自由詩217-10-7
無題- ◇レキ自由詩4*17-10-7
サウンド&ヴィジョン- ひだかた ...自由詩517-10-7
好日- zenyama太 ...自由詩117-10-7
四季の苦楽- zenyama太 ...自由詩117-10-7
平凡な詩- ヒヤシン ...自由詩6*17-10-7
ありふれた_ひととき- st自由詩317-10-7
満月の残像- 松本 卓 ...自由詩217-10-7
道順- ハァモニ ...自由詩1*17-10-6
you焼け- やまうち ...自由詩4*17-10-6
10月4日- ガト自由詩4*17-10-6
心はいつも雨- 無限上昇 ...自由詩217-10-5
おれたちの抜糸- 初谷むい川柳417-10-5
オフィスの死骸- 葉leaf自由詩517-10-5
ennui- 信天翁自由詩117-10-5
月は夜空に- りゅうさ ...自由詩317-10-5
青空の国- st短歌317-10-5
大マゼラン星雲- 吉岡ペペ ...自由詩1317-10-5
空は何色- かんな自由詩3*17-10-4
さら_さ_らさ- 木立 悟自由詩417-10-4
心の景色- zenyama太 ...自由詩2*17-10-4

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